SNS上での安易な判断に警鐘…かつては被害者のスターリングも人種差別疑惑のベルナルド・シウバを擁護
2019.09.29 11:30 Sun
マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが、人種差別問題に巻き込まれているチームメイトを擁護した。イギリス『BBC』が報じた。
そのツイートとは、ベルナルド・シウバが22日に、メンディについて、スペインの菓子メーカーである『ラカーサ』のコンギトス(Conguitos)のキャラクターに例えたもの。コンギトスは、チョコレート菓子であり、袋に描かれているキャラクターは全身がチョコレート色で唇が赤く、クリッとした大きな目をしている。
この投稿が差別禁止を訴える慈善団体『キック・イット・アウト』によって、イングランドサッカー協会(FA)に訴えられ、FAはシティにこのツイートへの見解を尋ねていた。
この件に関しては、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督もベルナルド・シウバを擁護していたが、自身も人種差別の被害に遭ったことがあるスターリングも、ベルナルド・シウバを擁護した。
「誰もが知っているように、それは2人の友人、ベルナルドとメンディの間に起きたことだ。一部の人々が、そのことで気分を悪くしたようだけど、僕はベルナルドが友人に冗談を言ったと感じている」
「彼は自分の肌の色については言及していないし、彼の唇についても言及していない。どちらの写真も、どちらも小さな頭を持っている。知られたことだ。僕にとって最も重要なことは、彼が色について言及しなかったことだ」
また、スターリングはSNSで巻き起こる問題についても言及。周囲があまりにも過敏になりすぎており、しっかりと判断がなされていないことに警鐘を鳴らした。
「彼は僕にとって悪いわけではなかった。でも、同時に人々がそれが間違っていると思うこともできる。ソーシャルメディアではもっと賢くふるまう必要がある」
「現代では、言うこと、することは何でもすぐに判断され、それは本当に悲しいことだと思う」
「ネガティブな言葉を使って肌の色について話していないことが、最も重要なことだ。彼はジョークを言い、それは最高のものではなかった。でも、一歩進んで、それが意図的ではないことを理解しなければならない」
PR
シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、チームメイトであるフランス代表DFバンジャマン・メンディとモナコ時代からの友人関係にある。しかし、先日投稿した1つのツイートが、人種差別の疑いがあるとして、問題になっていた。この投稿が差別禁止を訴える慈善団体『キック・イット・アウト』によって、イングランドサッカー協会(FA)に訴えられ、FAはシティにこのツイートへの見解を尋ねていた。
この件に関しては、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督もベルナルド・シウバを擁護していたが、自身も人種差別の被害に遭ったことがあるスターリングも、ベルナルド・シウバを擁護した。
「人種差別は一切感じられないよ」
「誰もが知っているように、それは2人の友人、ベルナルドとメンディの間に起きたことだ。一部の人々が、そのことで気分を悪くしたようだけど、僕はベルナルドが友人に冗談を言ったと感じている」
「彼は自分の肌の色については言及していないし、彼の唇についても言及していない。どちらの写真も、どちらも小さな頭を持っている。知られたことだ。僕にとって最も重要なことは、彼が色について言及しなかったことだ」
また、スターリングはSNSで巻き起こる問題についても言及。周囲があまりにも過敏になりすぎており、しっかりと判断がなされていないことに警鐘を鳴らした。
「彼は僕にとって悪いわけではなかった。でも、同時に人々がそれが間違っていると思うこともできる。ソーシャルメディアではもっと賢くふるまう必要がある」
「現代では、言うこと、することは何でもすぐに判断され、それは本当に悲しいことだと思う」
「ネガティブな言葉を使って肌の色について話していないことが、最も重要なことだ。彼はジョークを言い、それは最高のものではなかった。でも、一歩進んで、それが意図的ではないことを理解しなければならない」
PR
|
関連ニュース