レーティング:チェルシー 1-2 リバプール《プレミアリーグ》

2019.09.23 02:32 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第6節、チェルシーvsリバプールが22日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-1でリバプールが勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽チェルシー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケパ 5.5
失点は致し方なし。むしろケパがいなければさらに失点を重ねていた可能性も
DF
28 アスピリクエタ 5.5
同点ゴールで反撃の狼煙が上げられたかに思われたが、幻の1点に涙を呑んだ

4 A・クリステンセン 5.0
味方との交錯でヒザ裏を負傷し前半のうちに交代

(→ズマ 5.5)
緊急投入となったが上手く対応
29 トモリ 5.5
サラーにも劣らないスピードで今後の成長に期待が持てるパフォーマンス

33 エメルソン -
15分で負傷交代

(→マルコス・アロンソ 5.5)
積極的な攻撃参加で厚みを持たせた。その分、サラーに裏を取られトモリに助けられる場面も

MF
5 ジョルジーニョ 5.5
後半は相手のプレスが収まったことでボールを持てたが、なかなか効果的なパスは出せなかった

7 カンテ 6.0
劣勢のチームの中で最も気を吐いた選手。負傷明けにもかかわらず誰よりも走力を見せ、意地の1点を決めた

17 コバチッチ 4.5
試合から消えている時間が短くなかった

FW
22 ウィリアン 5.0
果敢に仕掛けるプレーが印象的だったが、味方との連携が合わず

9 エイブラハム 4.5
前節ハットのエイブラハムもこの日は百戦錬磨の守備陣に封じ込まれた。決定機逸脱も結果に響いた

(→バチュアイ 5.0)
終盤にヘディングからの決定機も力及ばず

19 マウント 5.5
攻守に走り回ってチームに貢献。しかし、相手の強力な守備陣に歯が立たなかった


監督
ランパード 5.0
前半だけで2枚の交代カードを切る苦しい展開となったが、それを差し引いてもクロップ監督との経験の差やチーム力の差は浮き彫りになった

▽リバプール採点
(C)CWS Brains, LTD.

GK
13 アドリアン 6.0
前半にエイブラハムの決定機を阻止。90分通して安定していた

DF
66 アーノルド 7.5
クロスの名手がシュート精度の高さも見せつけた。序盤の先制ゴールで勢いをもたらした

32 マティプ 7.0
空中戦に強さを見せた。左サイドからの攻撃にも上手く対応

4 ファン・ダイク 6.5
この日も安定した守備を披露。今のチェルシーでは崩すのは難しい

26 ロバートソン 7.5
フィルミノのゴールをピンポイントクロスでアシスト。マウントやウィリアンに対する守備も問題なく

MF
3 ファビーニョ 6.5
的確なポジショニングでバイタルエリアを封鎖

14 ヘンダーソン 6.5
高いインテンシティで守備に貢献。チェルシーの中盤に自由を与えなかった

(→ララナ -)

5 ワイナルドゥム 6.0
攻守に顔を出しチームに貢献。FK獲得が2点目に繋がった

FW
11 サラー 5.5
スペースはあった中で若干ドリブルの切れがいつもより良くなかったか。シュートも1本に抑えられた

(→J・ゴメス -)

9 フィルミノ 6.5
嫌なところに顔を出し相手の守備を翻弄。決勝点を記録した

10 マネ 6.0
前半はマネのサイドが攻撃の中心に。前方からの素早いボール奪取で貢献

(→ミルナー 5.5)
途中交代から気合の入ったプレーでチームを鼓舞した

監督
クロップ 6.5
セットプレー2発で勝利に導いた。相手指揮官に経験値の高さで遥かに上であることを示す勝利

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ロバートソン(リバプール)
両サイドバックがマン・オブ・ザ・マッチの活躍を披露した中で、決勝点をアシストしたロバートソンを選出。攻撃面だけでなく、守備面でもウィリアンやカンテ、アスピリクエタ相手に隙を見せなかった

チェルシー 1-2 リバプール
【チェルシー】
カンテ(後26)
【リバプール】
アーノルド(前14)
フィルミノ(前30)

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