強豪は順当に勝利もローマ勢に明暗…日本人選手は6人出場《EL》
2019.09.20 06:31 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節が19日に欧州各地で行われた。
グループFの本命対決となった敵地でのフランクフルト戦に臨んだアーセナルは3-0のスコアで快勝。オーバメヤンやジャカ、ダビド・ルイス、コラシナツを除いて大幅にターンオーバーを行った中、序盤は相手にペースを握られたものの、前半終盤の38分にMFジョー・ウィロックのゴールで先制に成功。その後は拮抗した展開も相手に退場者が出ると、85分に18歳の新星FWブカヨ・サカのトップチーム初ゴールで追加点。その直後にはオーバメヤンが3点目を奪い、終わってみれば快勝で今大会をスタートした。
アーセナル以上に主力を温存したユナイテッドは、グループLの初戦でアスタナと対戦。試合を通して主導権を握りながらもエースのラッシュフォードらが再三の決定機を決め切れず、徐々に嫌な流れが漂う。だが、73分には17歳FWメイソン・グリーンウッドにトップチーム初ゴールが生まれ、新星の活躍によって1-0の勝利を収めた。
イングランドの2強と共に優勝候補に挙がるセビージャはグループAでカラバフとのアウェイゲームを戦い、3-0で快勝した。試合はゴールレスで折り返した後半にハビエル・エルナンデスが見事な直接FKを決めて移籍後初ゴールを挙げると、後半終盤にはムニル、オリベル・トーレスにもゴールが生まれて敵地で快勝スタートとなった。
今グループステージに8人が参戦している日本人選手ではポルトFW中島翔哉、ヘントFW久保裕也の2選手を除き6選手が出場機会を得た。
FW浅野拓磨とDF菅原由勢の日本人対決となったパルチザンvsAZは2-2のドローに終わった。先発出場となった浅野は相手を退場に追い込む仕事を果たした一方、幾つかの決定機を決め切れず。対して味方の退場によって途中出場となった菅原は、ELデビュー戦で落ち着いたプレーを見せて敵地での勝ち点1獲得に貢献している。
その他では強豪アーセナルと対戦したフランクフルトのMF長谷部誠とMF鎌田大地がいずれもフル出場。また、直近のリーグ戦でPSVデビューを飾ったFW堂安律は途中出場でELデビューを果たした。CSKAモスクワ2年目のFW西村拓真は先発出場も、チームが逆転された直後の後半立ち上がりに無念の途中交代となっている。
その他の試合ではEL初参戦のヴォルフスベルガー(オーストリア)が敵地でブンデスリーガの強豪ボルシアMGを4-0のスコアで破るジャイアントキリングを達成。また、今週に43歳の若さで急逝した元オランダ代表DFのフェルナンド・リックセン氏の追悼試合として注目が集まったレンジャーズvsフェイエノールトは、かつて同氏がキャプテンを務めたレンジャーズが1-0で勝利し、故人に勝利を捧げている。
ELグループステージ第1節の結果は以下の通り。
◆ELグループステージ第1節結果
【グループA】
アポエル 3-4 デュドランジュ
カラバフ 0-3 セビージャ
【グループB】
ディナモ・キエフ 1-0 マルメ
コペンハーゲン 1-0 ルガーノ
【グループC】
バーゼル 5-0 FCクラスノダール
ヘタフェ 1-0 トラブゾンシュポル
【グループD】
PSV 3-2 スポルティング・リスボン
リンツ 1-0 ローゼンボリ
【グループE】
レンヌ 1-1 セルティック
クルージュ 2-1 ラツィオ
【グループF】
フランクフルト 0-3 アーセナル
スタンダール・リエージュ 2-0 ヴィトーリア
【グループG】
ポルト 2-1 ヤング・ボーイズ
レンジャーズ 1-0 フェイエノールト
【グループH】
ルドゴレツ 5-1 CSKAモスクワ
エスパニョール 1-1 フェレンツヴァーロシュ
【グループI】
ヴォルフスブルク 3-1 オレクサンドリーヤ
ヘント 3-2 サンテチェンヌ
【グループJ】
ローマ 4-0 イスタンブールBBSK
ボルシアMG 0-4 ヴォルフスベルガー
【グループK】
ウォルバーハンプトン 0-1 ブラガ
スロバン・ブラチスラヴァ 4-2 ベシクタシュ
【グループL】
マンチェスター・ユナイテッド 1-0 アスタナ
パルチザン 2-2 AZ
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今大会の優勝候補に挙がる昨季準優勝のアーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、大会最多優勝を誇るセビージャ、ローマとラツィオのセリエA勢は比較的順当に白星スタートを飾った。アーセナル以上に主力を温存したユナイテッドは、グループLの初戦でアスタナと対戦。試合を通して主導権を握りながらもエースのラッシュフォードらが再三の決定機を決め切れず、徐々に嫌な流れが漂う。だが、73分には17歳FWメイソン・グリーンウッドにトップチーム初ゴールが生まれ、新星の活躍によって1-0の勝利を収めた。
イングランドの2強と共に優勝候補に挙がるセビージャはグループAでカラバフとのアウェイゲームを戦い、3-0で快勝した。試合はゴールレスで折り返した後半にハビエル・エルナンデスが見事な直接FKを決めて移籍後初ゴールを挙げると、後半終盤にはムニル、オリベル・トーレスにもゴールが生まれて敵地で快勝スタートとなった。
EL初制覇を目指すローマとラツィオのセリエA勢では明暗が分かれることに。ホームでイスタンブール・バシャクシェヒルを迎え撃ったローマが、ジェコ、ザニオーロ、クライファートらのゴールで4-0の快勝を収めた一方、敵地でクルージュと対戦したラツィオは1-2の逆転負けで公式戦連敗となっている。
今グループステージに8人が参戦している日本人選手ではポルトFW中島翔哉、ヘントFW久保裕也の2選手を除き6選手が出場機会を得た。
FW浅野拓磨とDF菅原由勢の日本人対決となったパルチザンvsAZは2-2のドローに終わった。先発出場となった浅野は相手を退場に追い込む仕事を果たした一方、幾つかの決定機を決め切れず。対して味方の退場によって途中出場となった菅原は、ELデビュー戦で落ち着いたプレーを見せて敵地での勝ち点1獲得に貢献している。
その他では強豪アーセナルと対戦したフランクフルトのMF長谷部誠とMF鎌田大地がいずれもフル出場。また、直近のリーグ戦でPSVデビューを飾ったFW堂安律は途中出場でELデビューを果たした。CSKAモスクワ2年目のFW西村拓真は先発出場も、チームが逆転された直後の後半立ち上がりに無念の途中交代となっている。
その他の試合ではEL初参戦のヴォルフスベルガー(オーストリア)が敵地でブンデスリーガの強豪ボルシアMGを4-0のスコアで破るジャイアントキリングを達成。また、今週に43歳の若さで急逝した元オランダ代表DFのフェルナンド・リックセン氏の追悼試合として注目が集まったレンジャーズvsフェイエノールトは、かつて同氏がキャプテンを務めたレンジャーズが1-0で勝利し、故人に勝利を捧げている。
ELグループステージ第1節の結果は以下の通り。
◆ELグループステージ第1節結果
【グループA】
アポエル 3-4 デュドランジュ
カラバフ 0-3 セビージャ
【グループB】
ディナモ・キエフ 1-0 マルメ
コペンハーゲン 1-0 ルガーノ
【グループC】
バーゼル 5-0 FCクラスノダール
ヘタフェ 1-0 トラブゾンシュポル
【グループD】
PSV 3-2 スポルティング・リスボン
リンツ 1-0 ローゼンボリ
【グループE】
レンヌ 1-1 セルティック
クルージュ 2-1 ラツィオ
【グループF】
フランクフルト 0-3 アーセナル
スタンダール・リエージュ 2-0 ヴィトーリア
【グループG】
ポルト 2-1 ヤング・ボーイズ
レンジャーズ 1-0 フェイエノールト
【グループH】
ルドゴレツ 5-1 CSKAモスクワ
エスパニョール 1-1 フェレンツヴァーロシュ
【グループI】
ヴォルフスブルク 3-1 オレクサンドリーヤ
ヘント 3-2 サンテチェンヌ
【グループJ】
ローマ 4-0 イスタンブールBBSK
ボルシアMG 0-4 ヴォルフスベルガー
【グループK】
ウォルバーハンプトン 0-1 ブラガ
スロバン・ブラチスラヴァ 4-2 ベシクタシュ
【グループL】
マンチェスター・ユナイテッド 1-0 アスタナ
パルチザン 2-2 AZ
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