【CLグループ開幕節プレビュー②】PSGvsレアル・マドリー、アトレティコvsユーベ開催!

2019.09.18 18:00 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ開幕節の8試合が18日に開催される。ここではA~Dの開幕節のマッチプレビューを紹介していく。
PR
★CLグループステージ開幕節
▽9/18(水)
《25:55》
◆グループA
クラブ・ブルージュ vs ガラタサライ
◆グループB
オリンピアコス vs トッテナム

《28:00》
◆グループA
パリ・サンジェルマン vs レアル・マドリー

◆グループB
バイエルン vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
◆グループC
シャフタール vs マンチェスター・シティ
ディナモ・ザグレブ vs アタランタ

◆グループD
アトレティコ・マドリー vs ユベントス
レバークーゼン vs ロコモティフ・モスクワ

◆グループA:突破候補のPSGとマドリーが激突、K・ナバスの古巣対決に注目
Getty Images

初戦でグループ突破候補のパリ・サンジェルマンとレアル・マドリーが激突する。PSGは直近のリーグ戦でFWネイマールが復帰し、見事なバイシクル弾の決勝ゴールを決めた。しかし、そのネイマールは出場停止で、FWムバッペが負傷で欠場となる中、FWカバーニが何とか負傷から戻れそうな状況。とはいえ、攻撃陣の枚数は足りず、直近のストラスブール戦で途中出場デビューを飾ったFWイカルディに期待を懸けたい状況だ。また、レアル・マドリーの3連覇に貢献したGKケイロル・ナバスの古巣対決にも要注目したい。

対するレアル・マドリーも負傷者を多数抱えている。MFモドリッチ、MFアセンシオらに加え、直近のレバンテ戦ではDFマルセロが新たに負傷。一方で負傷によりデビューが遅れていたFWアザール、MFハメス・ロドリゲスがレバンテ戦でそれぞれ復帰し、いずれも好パフォーマンスを見せ、チームのリーガ2勝目に貢献した。ディフェンスリーダーのDFセルヒオ・ラモスが出場停止となる中、代役を担う新戦力のDFミリトンのパフォーマンスにも注目だ。

DF長友の所属するトルコ王者ガラタサライは、ベルギーリーグ2位のクラブ・ブルージュとアウェイで対戦する。直近のリーグ戦ではFWファルカオがデビュー戦で決勝ゴールを決める活躍を見せ、トルコリーグでは2勝1分け1敗スタートとしたガラタサライ。日本代表でも健在ぶりを示している長友は、左サイドバックのレギュラーとしてクラブ・ブルージュ戦でも先発見込みだが、勝利して2強への挑戦権を手に入れられるか。ファルカオと共に注目したい。

◆グループB:スパーズとバイエルンは格下との初戦
Getty Images

グループBでは突破候補の昨季CL準優勝トッテナムと、バイエルンがそれぞれ格下と対戦する。トッテナムはギリシャリーグ2位のオリンピアコスとアウェイで対戦。直近のリーグ戦ではクリスタル・パレス相手に前半で4ゴールを奪い、余裕をもってオリンピアコス戦に臨める状況だ。パレス戦で躍動したFWソン・フンミンの引き続きの活躍に期待だ。

バイエルンはDFデゲネク擁するセルビア王者ツルヴェナ・ズヴェズダとホームで対戦する。直近のライプツィヒ戦ではエースのFWレヴァンドフスキが開幕4戦連発弾を決めたものの、軽率なPK献上で1-1の引き分けに終わった。ブンデスリーガでは2勝2分けスタートとやや躓いた中、グループ最弱とみられるツルヴェナ戦を制し、次節トッテナム戦に臨みたい。

◆グループC:センターバック・クライシスのシティはシャフタールと、アタランタがCL初試合
Getty Images

グループCでは突破候補の本命であるマンチェスター・シティが、昨季もグループステージで対戦し、連勝したシャフタールと敵地で対戦する。シティは直近のノリッジ戦でまさかの敗戦。今季初黒星を喫した。守備の要であるDFラポルテの長期離脱が改めて痛いことを痛感させられる結果となり、DFストーンズも新たに負傷した中、グアルディオラ監督がどのようなメンバーで守備陣を構成するかに注目だ。

そしてアタランタがCL初試合に臨む。知将ガスペリーニ監督の下、昨季セリエAで3位と躍進したアタランタは、U-21欧州選手権優勝に貢献したスペイン人MFダニ・オルモ擁するディナモ・ザグレブとアウェイで対戦する。シャフタールとの突破争いになることが見込まれる中、最弱とみられるディナモ・ザグレブ戦は必勝を期したい。

◆グループD:突破候補のアトレティコとユーベが激突
Getty Images

グループDでは昨季ベスト16で対戦した突破候補のアトレティコ・マドリーとユベントスが初戦で激突する。アトレティコは直近のレアル・ソシエダ戦こそ敗れたものの、リーガで3勝1敗と好スタートを切った。FWグリーズマンやDFゴディン、MFロドリといった主軸が移籍したものの、新星FWフェリックスが大当たりの予感で攻撃陣が活性化している。初戦でユベントスを叩き、グループを優位に進めたい。

一方、サッリ監督が肺炎から復帰したものの、直近のフィオレンティーナ戦ではFWドグラス・コスタやMFピャニッチら負傷者を出した中、低調な内容で何とかゴールレスドローに持ち込んだイタリア王者ユベントス。敵地であることから引き分けでも十分だが、主将DFキエッリーニの代役を務めるDFデ・リフトがフェリックスを抑え込めるのかに注目だ。

2強が潰し合う中、レバークーゼンはMFジョアン・マリオを獲得したロシア王者ロコモティフ・モスクワとホームで対戦する。レバークーゼンは直近のドルトムント戦で0-4と惨敗し、ブンデス初黒星を喫した。ドルトムントの強力攻撃陣の前に守備に課題を残した中、CL初戦で立て直しを図れるか。

PR
関連ニュース

技ありのとんでもゴールを決めたムバッペ、ゴールデンシュー争いで2位浮上も受賞はかなり困難?

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペがロリアン戦で2ゴールの活躍。これで、今シーズンのゴールデンシュー争いで2位に浮上した。 各国リーグもシーズン終盤戦に差し掛かっており、ブンデスリーガではすでにレバークーゼンが無敗で初優勝。セリエAもインテルの20度目のスクデット獲得を決めている。 リーグタイトル以外にも注目されるのがヨーロッパ・ゴールデンシュー。シーズンのリーグ戦で最もゴールを決めた選手に届けられる賞だ。 リーグごとの格差を埋めるため、UEFAリーグランキングで1位から5位のリーグは得点の2倍、6位から21位のリーグは1.5倍の係数がかけられ、ポイントで争うこととなる。 各国の得点王が争うタイトルだが、その中の1人であるムバッペは、24日に行われたリーグ・アン第29節延期分のロリアン戦で2ゴールの活躍。リーグ・アンでのゴールを「26」に伸ばし、52ポイントで2位に浮上した。 これまでの2位はシュツットガルトのギニア代表FWセール・ギラシー。ここまで25ゴールを記録し、残留争いを続けていたシュツットガルトの3位躍進に貢献している。 ギラシーを1ゴール抜いたムバッペだが、1位は遠くにいる。バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインで、今シーズンから挑戦したブンデスリーガで33ゴールを記録。66ポイントを持っており、7ゴール差だ。ブンデスリーガは残り4試合、リーグ・アンも残り4試合。ケインがこの先ゴールを決めなかったとしても、ムバッペは4試合で7ゴール以上が必要な状況。不可能とは言わないが、かなり難しいミッションとなりそうだ。 なお、ラ・リーガのトップはジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの18ゴール(36ポイント)で13位タイ。プレミアリーグのトップはマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーの20ゴール(40ポイント)で6位タイ。セリエAのトップはインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスで23ゴール(46ポイント)で4位タイとなっている。 ◆ヨーロッパ・ゴールデンシュー ランキング 1位:ハリー・ケイン(バイエルン) 66ポイント(33ゴール) 2位:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 52ポイント(26ゴール) 3位:セール・ギラシー(シュトゥットガルト) 50ポイント(25ゴール) 4位タイ:ラウタロ・マルティネス(インテル) 46ポイント(23ゴール) 4位タイ:ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ) 46ポイント(23ゴール) 6位タイ:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 40ポイント(20ゴール) 6位タイ:コール・パーマー(チェルシー) 40ポイント(20ゴール) 8位:ルークデ・ヨング(PSV) 39ポイント(26ゴール) 8位:ヴァンゲリス・パヴリディス(AZ) 39ポイント(26ゴール) 10位:オリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 38ポイント(19ゴール) <span class="paragraph-title">【動画】とんでもゴールを含むムバッペが2ゴールを記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJUTHp4bFJsRiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.onefootball.com/inline/ultrasoccer.js"></script> 2024.04.25 17:15 Thu

優勝持ち越しも「ホーム戦は良いこと」 PSG指揮官が大幅な先発変更での4発快勝に満足

パリ・サンジェルマン(PSG)が公式戦3連勝だ。 チャンピオンズリーグ(CL)でのベスト4進出もあり、勢いづくPSGは24日のリーグ・アン第29節延期分でロリアンとアウェイで対戦。前節から9選手を変更し、ヨーラム・ザーグやセニー・マユルといった10代の選手も抜擢しながら、ウスマーヌ・デンベレとキリアン・ムバッペの2発ずつで快勝した。 PSGは4試合を残して今節にも優勝が決まりうる状況だったが、この試合の後に11ポイント差の2位モナコもリールに勝利したため、次節以降に持ち越し。ルイス・エンリケ監督はクラブ公式チャンネルで複数選手にチャンスを与えながらの勝利に満足感を示した。 「それ(選手にチャンスを与えること)がこの試合の目的だった。我々は競争力を持ちたかったし、(先発メンバーに)かなりの変更を施した」 「多くの選手に時間を与えられたよ。先発した若手しかり、全員が良いレベルにあったと思う。我々がチームであり、いくつかの選択肢を示せたという部分では非常に満足だ」 「今はモナコが試合に勝つかどうかを待つ状況ではあるが、勝つなら、土曜日にホームでタイトルをかけて戦えるわけだし、それも良いことだ」 「時間を与えるのが狙いだったのは明らかだったが、CLや、リーグ、そしてクープ・ドゥ・フランスも目的でないといけない。全選手に備えてもらう必要があるし、私もできるだけ時間を与えようとしている」 「チームはどんな大会でもプレーする準備ができているのを示したと思う」 なお、PSGは27日にホームで行われる第31節でル・アーヴルと対戦する。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ロリアンvsPSG</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Lm1bLZ6SXsU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.25 15:35 Thu

ムバッペ&デンベレが2ゴール!ロリアンに4発快勝のPSGが首位を独走【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は24日、リーグ・アン第29節延期分でロリアンと対戦し4-1で勝利した。 リーグ戦24試合無敗で首位を快走するPSG(勝ち点66)は、直近のリヨン戦のスタメンからGKドンナルンマとゴンサロ・ラモス以外の9人を変更。最終ラインは右からザーグ、シュクリニアル、リュカ・エルナンデス、メンデス。中盤はアンカーにファビアン・ルイス、インサイドハーフにイ・ガンインとマユル。3トップは右からデンベレ、ゴンサロ・ラモス、ムバッペと並べた。 リーグ戦3連敗中で17位に沈むロリアン(勝ち点26)に対し、PSGは19分に先制する。中盤で相手のミスパスをカットしたマユルが右サイドに展開するとボックス右手前までドリブルで持ち上がったデンベレがカットインからシュートをゴール左隅に流し込んだ。 さらにPSGは22分にも、ボックス手前でボールを受けたムバッペがパス&ムーブでゴール前に侵入すると、メンデスがボックス左から折り返したボールを左足の踵で合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれた。 立て続けに2点を奪ったPSGは、31分にセットプレーからピンチ。ルーザの右CKをバカヨコがドンピシャヘッドで合わせたが、叩きつけたシュートは鋭い反応を見せたGKドンナルンマが好セーブでゴールを死守した。 2点リードで後半を迎えたPSGは、59分に追加点を奪う。イ・ガンインのロングパスを左サイド深くで収めたムバッペが巧みなステップでアジェイをかわしボックス左から侵入すると、折り返しをデンベレがワンタッチシュートで流し込んだ。 その後、積極的に選手を入れ替えたPSGは73分にバンバのゴールでロリアンに1点を返されたが、試合終了間際の90分にムバッペがゴールネットを揺らし、そのまま4-1で勝利。 2試合連続の4得点で完勝したPSGが、リーグ戦の無敗試合数を「25」に伸ばして勝ち点3を手にした。 2024.04.25 04:00 Thu

エメリ監督がアストン・ビラと2027年まで契約延長!

アストン・ビラは23日、ウナイ・エメリ監督(52)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたエメリ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「私たちはビラのファン、クラブのオーナー、経営陣、そして私たちの誇りであるこの素晴らしい選手たちとともに歩む日々を楽しんでいる」 「私と経営陣は、オーナーのビジョンに共感している。ナセフ(・サウィリス)とウェス(・エデンス)はとても協力的で尊敬しているし、このフットボールクラブを発展させるための良い環境と適切な体制が整っている」 「私たちは、これまでに築き上げてきた勤勉な精神、賢明な決断、オーナーとの協調性を維持しなければならない。我々はより良くなるために努力する。そしてお互いに要求し合う。向上心は常にこのプロジェクトのモットーであり、またそうでなければならない」 これまでセビージャやパリ・サンジェルマン、アーセナルなどで監督を歴任したエメリ監督は、2022年10月に解任されたスティーブン・ジェラード前監督の後任としてビラの指揮官に就任。当時16位と低迷していたチームを7位まで押し上げ、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権の獲得に導いた。 昨夏の移籍市場でDFパウ・トーレスやMFユーリ・ティーレマンス、FWムサ・ディアビらを獲得。リーグ戦とヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の二足の草鞋となった今季は、ここまでプレミアリーグでチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位に位置し、ECLでは準決勝進出を決めている。 2024.04.23 23:40 Tue

ゴンサロ・ラモスの2発など前半ゴールラッシュのPSGがリヨンを撃破!【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は21日、リーグ・アン第30節でリヨンと対戦し4-1で勝利した。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバルセロナ戦を4-1で勝利しベスト4進出を決めたPSGは、その試合からスタメンを5人変更。ムバッペやデンベレ、ファビアン・ルイスらに代えてゴンサロ・ラモス、コロ・ムアニ、アセンシオらをスタメンで起用した。 リーグ戦5試合負けなし中の8位リヨン(勝ち点41)に対し、PSGは最初のチャンスで先制する。3分、ボックス左横まで切り込んだバルコラのパスに反応したアセンシオがボックス左深くから折り返しを供給すると、これがMFマティッチのオウンゴールを誘発した。 幸先良く先制したPSGは、6分にもアセンシオの左CKをニアでバルコラがフリックすると、ゴール前のベラウドが左足ボレーで流し込む。さらに32分には、コロ・ムアニのパスで右サイド高い位置で受けたハキミのクロスをゴンサロ・ラモスがヘディングでゴールに叩き込んだ。 その後、37分にヌアマのミドルシュートで1点を返されたPSGだったが、42分にカウンターから追加点を奪う。ドリブルで中央を持ち上がりザイール=エメリのパスをボックス左で受けたアセンシオがDFとGKの間に絶妙なダイレクトクロスを通すと、すべり込んだゴンサロ・ラモスが右足でゴールネットを揺らした。 迎えた後半、PSGは55分にピンチ。スルーパスでボックス左から侵入したメイトランド=ナイルズの落としからシェルキがシュート。さらに63分にも、マティッチのパスでゴール前に抜け出したカクレに決定機を許したが、共にシュートはGKドンナルンマが好セーブ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。結局、最後までスコアは動かず。前半のゴールラッシュでリヨンを下したPSGがリーグ戦無敗を「24」試合に伸ばした。 2024.04.22 06:00 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly