【J1ピックアッププレビュー】ACL争い参戦か、逆転優勝への狼煙か《C大阪vs川崎F》
2019.09.01 11:15 Sun
9月1日に明治安田生命J1リーグ第25節のセレッソ大阪vs川崎フロンターレがヤンマースタジアム長居で行われる。両者の勝ち点差は「4」。今節の結果で直接順位が入れ替わることはないが、6位・C大阪(勝ち点37)はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に向けて、4位・川崎F(勝ち点41)は優勝争いに向けて、勝ち点「3」が必須の一戦だ。
◆今季初の3連勝でACL争い参戦へ~セレッソ大阪~
一時、連敗で勢いを落としたC大阪だが、再び上位に接近。ACL出場圏内も視野に捉えた。前節のジュビロ磐田戦(〇2-1)では、新指揮官を迎えた予測不能な相手に対して、主導権を握り、2点を先取。だが、ロティーナ監督が「前半と後半で異なる試合」と語った通り、その後は押し込まれる展開に。それでも4試合ぶりクリーンシートで連勝を飾るなど、反発力こそ課題を残すものの、粘り強さを身に着けつつある印象だ。
ACL出場圏内である3位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は「5」。今節の結果次第では、上位との差が一気に縮まる可能性もある。それだけになんとしても勝利が欲しい中、31日、MF清武弘嗣の長期離脱の悲報が。これまで主将としてだけでなく、攻撃陣をけん引してきた存在なだけに不安も高まる。それでもこの穴をカバーし、王者を倒すことができれば目標達成への勢いも強まるだろう。今シーズン初の3連勝でACL争いに加わることができるか。
◆6試合ぶり勝利で逆転優勝への狼煙を~川崎フロンターレ~
リーグ戦直近5試合で3分け2敗の川崎F。連覇を成し遂げた過去2シーズン同様、夏場での勝ち点量産が期待されたが、攻守が噛み合わず、8月は未勝利に。ここ2試合ではドローに持ち込むも、先制後、一時逆転を許す王者らしからぬ姿を露呈。前節の清水エスパルス戦(△2-2)での失点もセットプレーと軽率なミスから。追加点を奪えていないことももちろんだが、鬼木達監督が語る通り「失点の仕方」は気になるところ。改善していかなければ、目標は遠ざかるばかりだ。
低調な時期を過ごし、リーグ3連覇に黄信号が点灯した。現時点で、首位・FC東京(今節消化済み)との勝ち点差は「11」。これ以上勝ち点を落とせば、他の上位陣も調子を上げているだけに、いよいよ優勝が厳しくなる。何としても勝利したい一戦。最近ではMF大島僚太に加え、DF登里享平、MF齋藤学と再び負傷者が目立ち始めてもいるが、チーム一丸となって6試合ぶり勝利を挙げ、逆転優勝への狼煙を上げたい。
【予想&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[4-4-2]
DF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、瀬古歩夢、丸橋祐介
MF:水沼宏太、レアンドロ・デサバト、藤田直之、柿谷曜一朗
FW:ブルーノ・メンデス、奥埜博亮
監督:ロティーナ
負傷者:清武弘嗣
清武の代役には、FW柿谷曜一朗を予想。今シーズン、出場機会を減らした8番がチームを救えるか注目だ。柿谷がそのまま左サイドハーフに入り、前節こそゴールはなかったものの、直近3試合3ゴール中のMF奥埜博亮は再び2トップの一角を務めることになりそうだ。
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
DF:マギーニョ、ジェジエウ、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:守田英正、下田北斗
MF:小林悠、中村憲剛、阿部浩之
FW:レアンドロ・ダミアン
監督:鬼木達
負傷者:齋藤学
上述通り、齋藤が負傷。前節途中出場で同点ゴールを決めたFW小林悠が右サイドハーフに入ることになりそうだ。引き続き1トップに入る見込みのFWレアンドロ・ダミアンとC大阪の堅守を打ち砕けるか。MF山村和也が古巣戦となるが出番はあるのか。こちらにも注目だ。
【注目選手】
MF水沼宏太(セレッソ大阪)
FW小林悠(川崎フロンターレ)
◆公式戦はC大阪が4勝1分け中
C大阪はACL出場へ、川崎Fはリーグ3連覇へ。目標は違えど、今節はどちらにとっても勝利を渇望する重要な一戦となる。前回対戦こそ1-1の引き分けに終わった同カードだが、それ以前は、C大阪が昨シーズンのリーグ戦でのダブルを含め、公式戦4連勝と直近5試合で相性の良さを見せている。少々、川崎Fにとっては嫌なデータがあるが、どちらが貴重な白星を手にし、目標達成に突き進むのか。C大阪vs川崎Fの一戦は、1日の18時にキックオフを迎える。
◆今季初の3連勝でACL争い参戦へ~セレッソ大阪~
一時、連敗で勢いを落としたC大阪だが、再び上位に接近。ACL出場圏内も視野に捉えた。前節のジュビロ磐田戦(〇2-1)では、新指揮官を迎えた予測不能な相手に対して、主導権を握り、2点を先取。だが、ロティーナ監督が「前半と後半で異なる試合」と語った通り、その後は押し込まれる展開に。それでも4試合ぶりクリーンシートで連勝を飾るなど、反発力こそ課題を残すものの、粘り強さを身に着けつつある印象だ。
ACL出場圏内である3位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は「5」。今節の結果次第では、上位との差が一気に縮まる可能性もある。それだけになんとしても勝利が欲しい中、31日、MF清武弘嗣の長期離脱の悲報が。これまで主将としてだけでなく、攻撃陣をけん引してきた存在なだけに不安も高まる。それでもこの穴をカバーし、王者を倒すことができれば目標達成への勢いも強まるだろう。今シーズン初の3連勝でACL争いに加わることができるか。
◆6試合ぶり勝利で逆転優勝への狼煙を~川崎フロンターレ~
リーグ戦直近5試合で3分け2敗の川崎F。連覇を成し遂げた過去2シーズン同様、夏場での勝ち点量産が期待されたが、攻守が噛み合わず、8月は未勝利に。ここ2試合ではドローに持ち込むも、先制後、一時逆転を許す王者らしからぬ姿を露呈。前節の清水エスパルス戦(△2-2)での失点もセットプレーと軽率なミスから。追加点を奪えていないことももちろんだが、鬼木達監督が語る通り「失点の仕方」は気になるところ。改善していかなければ、目標は遠ざかるばかりだ。
低調な時期を過ごし、リーグ3連覇に黄信号が点灯した。現時点で、首位・FC東京(今節消化済み)との勝ち点差は「11」。これ以上勝ち点を落とせば、他の上位陣も調子を上げているだけに、いよいよ優勝が厳しくなる。何としても勝利したい一戦。最近ではMF大島僚太に加え、DF登里享平、MF齋藤学と再び負傷者が目立ち始めてもいるが、チーム一丸となって6試合ぶり勝利を挙げ、逆転優勝への狼煙を上げたい。
【予想&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[4-4-2]
(C)CWS Brains, LTD.
GK:キム・ジンヒョンDF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、瀬古歩夢、丸橋祐介
MF:水沼宏太、レアンドロ・デサバト、藤田直之、柿谷曜一朗
FW:ブルーノ・メンデス、奥埜博亮
監督:ロティーナ
負傷者:清武弘嗣
清武の代役には、FW柿谷曜一朗を予想。今シーズン、出場機会を減らした8番がチームを救えるか注目だ。柿谷がそのまま左サイドハーフに入り、前節こそゴールはなかったものの、直近3試合3ゴール中のMF奥埜博亮は再び2トップの一角を務めることになりそうだ。
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
(C)CWS Brains, LTD.
GK:チョン・ソンリョンDF:マギーニョ、ジェジエウ、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:守田英正、下田北斗
MF:小林悠、中村憲剛、阿部浩之
FW:レアンドロ・ダミアン
監督:鬼木達
負傷者:齋藤学
上述通り、齋藤が負傷。前節途中出場で同点ゴールを決めたFW小林悠が右サイドハーフに入ることになりそうだ。引き続き1トップに入る見込みのFWレアンドロ・ダミアンとC大阪の堅守を打ち砕けるか。MF山村和也が古巣戦となるが出番はあるのか。こちらにも注目だ。
【注目選手】
MF水沼宏太(セレッソ大阪)
©︎J.LEAGUE
C大阪のキープレーヤーは、MF水沼宏太だ。今シーズン序盤こそ出場機会が少なかった水沼だが、第10節から主力に定着すると、徐々にロティーナ戦術にフィットし、ここまで5ゴール。前節も鮮やかなドリブルから貴重な追加点を記録すると、「ああいう形はあまりなかった。調子が良い証拠」と自信を覗かせた。今節も右サイドを制圧し、今シーズン初の3連勝をもたらすことができるか。FW小林悠(川崎フロンターレ)
©︎J.LEAGUE
一方、川崎Fの注目選手は小林だ。前節では途中出場から貴重な同点ゴールを奪ったものの、8月に入りゴール数が減少し、夏男の今年の夏はやや物足りないものとなった。その影響もあってかチームも8月は未勝利。もちろん彼だけでの責任ではないが、悔しい思いをしているはずだ。9月最初の試合。巻き返しに向けて6試合ぶりの歓喜に導く一撃を決めることはできるか。◆公式戦はC大阪が4勝1分け中
C大阪はACL出場へ、川崎Fはリーグ3連覇へ。目標は違えど、今節はどちらにとっても勝利を渇望する重要な一戦となる。前回対戦こそ1-1の引き分けに終わった同カードだが、それ以前は、C大阪が昨シーズンのリーグ戦でのダブルを含め、公式戦4連勝と直近5試合で相性の良さを見せている。少々、川崎Fにとっては嫌なデータがあるが、どちらが貴重な白星を手にし、目標達成に突き進むのか。C大阪vs川崎Fの一戦は、1日の18時にキックオフを迎える。
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