【ACLプレビュー】アウェイ対戦では未勝利の相手、連覇に向けて攻略なるか《広州恒大vs鹿島アントラーズ》
2019.08.28 15:00 Wed
28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019の準々決勝・第1戦が開催。鹿島アントラーズはアウェイで広州恒大(中国)と対戦する。
◆対広州恒大、アウェイ戦初勝利へ
ラウンド16から2カ月ぶりの開催となったACL。連覇を目指す鹿島の相手は、中国の強豪・広州恒大となった。
鹿島にとっては、23日に行われた明治安田生命J1リーグ第24節のガンバ大阪戦から中4日での試合に。G大阪戦は一時逆転したものの、PKにより同点に追いつかれドローに終わった。それでもリーグ戦は3戦負け無し。首位のFC東京と勝ち点差「4」と好位置につけ、4冠の可能性を残している。
夏の移籍市場ではDF安西幸輝(→ポルティモネンセ)、FW安部裕葵(→バルセロナ)、FW鈴木優磨(→シント=トロイデン)が海外移籍、MF平戸太貴(→FC町田ゼルビア)、FW金森健志(→サガン鳥栖)が国内移籍で退団。一方で、FW上田綺世(←法政大学)、MF小泉慶(←柏レイソル)、FW相馬勇紀(←名古屋グランパス)らが加入し、チームの戦力図が変わったものの、結果を残している。
懸念点があるとすれば、広州恒大相手にアウェイで勝った事がないという点だろう。2015年はグループステージで、2017年はラウンド16で対戦しているが、いずれもアウェイでは敗戦。ホームでは勝利している状況だ。(2017年はアウェイゴール差で敗退)
負のイメージがあるアウェイでの広州恒大戦で、過去の結果を塗り替えられれば、連覇という偉業にも近づけるだろう。
◆ホームで圧倒的強さの広州恒大
直近の試合もリーグ戦4試合で3勝1分け。それでも15日に行われた前節は、重慶力帆相手に1-1のドローで13連勝がストップしている。
今シーズンからプレーする元ブラジル代表FWタリスカ、バルセロナでもプレーしたMFパウリーニョが躍動中。さらに、かつて所属したFWエウケソンが夏に復帰した。強力な攻撃陣は健在であり、鹿島にとっては難しい相手であることは変わらない。
グループステージではサンフレッチェ広島と1勝1敗。しかし、ホームでは無失点で3連勝と、やはり強いイメージが残る。鹿島としては、アウェイゴールを奪って帰りたいところだろう。
◆鹿島アントラーズ予想スタメン[4-4-2]
GK:クォン・スンテ
DF:永木亮太、チョン・スンヒョン、犬飼智也、小池裕太
MF:セルジーニョ、三竿健斗、レオ・シルバ、白崎凌兵
FW:伊藤翔、土居聖真
監督:大岩剛
ここ数試合リーグ戦で先発を外れていた永木亮太とレオ・シルバがスタメンに復帰と予想。また好調のセルジーニョと伊藤翔を併用するシステムと予想する。日本勢に対してノックアウトステージでは滅法強い広州恒大相手に、連覇を懸けて挑む。
◆注目選手
MFセルジーニョ(24)
鹿島の注目選手は、MFセルジーニョだ。リーグ戦では24試合で8ゴールを記録し、チーム内得点王に。また、ACLでも3得点と結果を残している。アウェイゴールを奪うという点を考えても、チームの得点源としての活躍が求められるセルジーニョの活躍は必須だ。
また、土居聖真や伊藤翔、白崎凌兵と周りを固める選手も好調を維持。セルジーニョを生かしつつ、セルジーニョが周りを生かすというプレーも必要となるだろう。
◆対広州恒大、アウェイ戦初勝利へ
鹿島にとっては、23日に行われた明治安田生命J1リーグ第24節のガンバ大阪戦から中4日での試合に。G大阪戦は一時逆転したものの、PKにより同点に追いつかれドローに終わった。それでもリーグ戦は3戦負け無し。首位のFC東京と勝ち点差「4」と好位置につけ、4冠の可能性を残している。
夏の移籍市場ではDF安西幸輝(→ポルティモネンセ)、FW安部裕葵(→バルセロナ)、FW鈴木優磨(→シント=トロイデン)が海外移籍、MF平戸太貴(→FC町田ゼルビア)、FW金森健志(→サガン鳥栖)が国内移籍で退団。一方で、FW上田綺世(←法政大学)、MF小泉慶(←柏レイソル)、FW相馬勇紀(←名古屋グランパス)らが加入し、チームの戦力図が変わったものの、結果を残している。
ケガ人の多さは相変わらずだが、徐々に戦力も戻ってきており、ここからのタイトルが懸かった試合ではギアをあげて活躍してくれることだろう。ACLで躍動するMFセルジーニョも健在で、広州恒大相手でも力を発揮できるはずだ。
懸念点があるとすれば、広州恒大相手にアウェイで勝った事がないという点だろう。2015年はグループステージで、2017年はラウンド16で対戦しているが、いずれもアウェイでは敗戦。ホームでは勝利している状況だ。(2017年はアウェイゴール差で敗退)
負のイメージがあるアウェイでの広州恒大戦で、過去の結果を塗り替えられれば、連覇という偉業にも近づけるだろう。
◆ホームで圧倒的強さの広州恒大
Getty Images
対する広州恒大は、中国スーパーリーグで現在首位。19勝2分け2敗で2位の北京国安相手に勝ち点差「5」をつけている。直近の試合もリーグ戦4試合で3勝1分け。それでも15日に行われた前節は、重慶力帆相手に1-1のドローで13連勝がストップしている。
今シーズンからプレーする元ブラジル代表FWタリスカ、バルセロナでもプレーしたMFパウリーニョが躍動中。さらに、かつて所属したFWエウケソンが夏に復帰した。強力な攻撃陣は健在であり、鹿島にとっては難しい相手であることは変わらない。
グループステージではサンフレッチェ広島と1勝1敗。しかし、ホームでは無失点で3連勝と、やはり強いイメージが残る。鹿島としては、アウェイゴールを奪って帰りたいところだろう。
◆鹿島アントラーズ予想スタメン[4-4-2]
GK:クォン・スンテ
DF:永木亮太、チョン・スンヒョン、犬飼智也、小池裕太
MF:セルジーニョ、三竿健斗、レオ・シルバ、白崎凌兵
FW:伊藤翔、土居聖真
監督:大岩剛
ここ数試合リーグ戦で先発を外れていた永木亮太とレオ・シルバがスタメンに復帰と予想。また好調のセルジーニョと伊藤翔を併用するシステムと予想する。日本勢に対してノックアウトステージでは滅法強い広州恒大相手に、連覇を懸けて挑む。
◆注目選手
MFセルジーニョ(24)
Getty Images
鹿島の注目選手は、MFセルジーニョだ。リーグ戦では24試合で8ゴールを記録し、チーム内得点王に。また、ACLでも3得点と結果を残している。アウェイゴールを奪うという点を考えても、チームの得点源としての活躍が求められるセルジーニョの活躍は必須だ。
また、土居聖真や伊藤翔、白崎凌兵と周りを固める選手も好調を維持。セルジーニョを生かしつつ、セルジーニョが周りを生かすというプレーも必要となるだろう。
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