G大阪がまたも終盤被弾でポイントロス…一人少ない磐田が追いつき勝ち点ゲット《J1》
2019.08.18 21:05 Sun
明治安田生命J1リーグ第23節がパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ガンバ大阪(13位/勝ち点26)vsジュビロ磐田(18位/勝ち点17)は1-1のドローに終わった。
今週ミッドウィークの天皇杯3回戦で法政大学に敗れ、2年連続で大学生相手にジャイアントキリングを許したG大阪。今節はそのショックから立ち直るべく、4試合ぶりの勝利が求められる一戦となる。その今節に向け、パトリックが先発復帰。そのほか、矢島がベンチスタートとなり、アンカーの位置に遠藤が入った。
一方の磐田は現在、3連敗中。天皇杯3回戦を6-0の大勝で飾ったが、翌日に鈴木秀人監督が退任となり、2度目の監督交代を経て、迎える今節となる。ヘッドコーチの小林稔氏が監督代行として指揮を執る今節、新加入のファビオがいきなりの古巣戦で先発入りし、新天地デビュー。天皇杯に続いて4バックの布陣を用いた。
記念ユニフォームを着用して臨むG大阪がここ7試合で無敗を続けるホームに磐田を迎え撃った一戦。G大阪より先に深く攻め入る形を作りだした磐田だが、12分に警告を受けたルキアンがわずか3分後、主審の笛が鳴ったにもかかわらず、ボールを蹴ってしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場を命じられる。
数的優位に立ったG大阪は、自陣深くにブロックを作る磐田を相手にボールの主導権を握ったなか、17分に宇佐美のサイドチェンジを受けた右サイドの小野瀬が右足クロス。ボックス中央のパトリックが頭で合わせると、ゴール左を突いたが、GKカミンスキーの伸ばした右手に弾かれてしまい、チャンスを生かせない。
引いた相手を崩せぬまま前半の終盤に突入したG大阪だったが、44分に均衡を破る。敵陣中央の高江が右サイドに展開した流れから、ボールを受けた小野瀬が切れ込み、ファーサイドに左足クロス。ゴール前の宇佐美に合わなかったものの、これにGKカミンスキーが対応し切れず、ゴール左に吸い込まれ、G大阪が先制する。
勿体ない形でついに先手を取られてしまった磐田。1点ビハインドで迎えた後半もボックス内に人数をかけた攻めを仕掛けてくるG大阪の対応に追われる展開となる。そのなかで、58分に山本を下げてアダイウトンを投入。推進力が魅力のブラジル人アタッカーを最前線に置くことで、反攻の糸口を見いだしにかかる。
早々に勝負を決めたいG大阪は、押し込み続ける戦況が続くが、守備意識を高めた磐田守備網の攻略に難航。逆に、アダイウトンを起点にしたカウンターを受けるなど、仕留められない。すると、70分に東口のパスを山田にカットされてピンチ。その流れからアダイウトンにシュートを許すが、枠に飛ばず、事なきを得る。
そのG大阪は74分に高江に代えて矢島をピッチへ。78分に松本と荒木の交代に動いてきた磐田から追加点を狙いに出たなか、81分にボックス右深くに侵攻した矢島のラストパスからフリーの宇佐美にチャンスが巡ってくる。だが、決定的な右足シュートはクロスバーに嫌われ、追加点のチャンスをモノにできない。
1点を決めれば勝ち点が見込める磐田は、ファビオや大南を前線に残して一発を狙うと、最終盤に最後の交代枠でピッチに入った中山がボックス内で倒され、PKのチャンスを獲得。これを自ら沈め、磐田が追いついた。結局、試合は痛み分けで終了。G大阪がまたしても終盤の失点で勝ち点を逃した一方で、磐田は1人少ない戦いのなかで価値ある1ポイントを手にした。
今週ミッドウィークの天皇杯3回戦で法政大学に敗れ、2年連続で大学生相手にジャイアントキリングを許したG大阪。今節はそのショックから立ち直るべく、4試合ぶりの勝利が求められる一戦となる。その今節に向け、パトリックが先発復帰。そのほか、矢島がベンチスタートとなり、アンカーの位置に遠藤が入った。
記念ユニフォームを着用して臨むG大阪がここ7試合で無敗を続けるホームに磐田を迎え撃った一戦。G大阪より先に深く攻め入る形を作りだした磐田だが、12分に警告を受けたルキアンがわずか3分後、主審の笛が鳴ったにもかかわらず、ボールを蹴ってしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場を命じられる。
数的優位に立ったG大阪は、自陣深くにブロックを作る磐田を相手にボールの主導権を握ったなか、17分に宇佐美のサイドチェンジを受けた右サイドの小野瀬が右足クロス。ボックス中央のパトリックが頭で合わせると、ゴール左を突いたが、GKカミンスキーの伸ばした右手に弾かれてしまい、チャンスを生かせない。
予想だにせぬ形で1人少ない戦いを強いられたものの、辛抱強く凌ぎ続ける磐田。そうした時間が長く続くなか、敵陣右サイドでスローインのチャンスを獲得した36分、ボックス右深くから山田が折り返すと、スペースに走った山本がワンタッチで合わせる。これがG大阪のゴールマウスに飛んだが、GK東口の正面を突いてしまう。
引いた相手を崩せぬまま前半の終盤に突入したG大阪だったが、44分に均衡を破る。敵陣中央の高江が右サイドに展開した流れから、ボールを受けた小野瀬が切れ込み、ファーサイドに左足クロス。ゴール前の宇佐美に合わなかったものの、これにGKカミンスキーが対応し切れず、ゴール左に吸い込まれ、G大阪が先制する。
勿体ない形でついに先手を取られてしまった磐田。1点ビハインドで迎えた後半もボックス内に人数をかけた攻めを仕掛けてくるG大阪の対応に追われる展開となる。そのなかで、58分に山本を下げてアダイウトンを投入。推進力が魅力のブラジル人アタッカーを最前線に置くことで、反攻の糸口を見いだしにかかる。
早々に勝負を決めたいG大阪は、押し込み続ける戦況が続くが、守備意識を高めた磐田守備網の攻略に難航。逆に、アダイウトンを起点にしたカウンターを受けるなど、仕留められない。すると、70分に東口のパスを山田にカットされてピンチ。その流れからアダイウトンにシュートを許すが、枠に飛ばず、事なきを得る。
そのG大阪は74分に高江に代えて矢島をピッチへ。78分に松本と荒木の交代に動いてきた磐田から追加点を狙いに出たなか、81分にボックス右深くに侵攻した矢島のラストパスからフリーの宇佐美にチャンスが巡ってくる。だが、決定的な右足シュートはクロスバーに嫌われ、追加点のチャンスをモノにできない。
1点を決めれば勝ち点が見込める磐田は、ファビオや大南を前線に残して一発を狙うと、最終盤に最後の交代枠でピッチに入った中山がボックス内で倒され、PKのチャンスを獲得。これを自ら沈め、磐田が追いついた。結局、試合は痛み分けで終了。G大阪がまたしても終盤の失点で勝ち点を逃した一方で、磐田は1人少ない戦いのなかで価値ある1ポイントを手にした。
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