ランパード、PK戦に敗れ就任後初勝利逃すも 「チームのパフォーマンスは誇り」
2019.08.15 16:30 Thu
チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、PK戦の末に敗れたUEFAスーパーカップのリバプール戦を振り返っている。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えた。
前半にFWオリヴィエ・ジルーのゴールで先制に成功したチェルシーだったが、後半立ち上がりにFWサディオ・マネに同点ゴールを献上。1-1のスコアで突入した延長戦ではマネの2点目で勝ち越しを許したが、MFジョルジーニョのPKによるゴールで追いつき、2-2のスコアで120分間の激闘を終えた。その後、行われたPK戦では9人連続で成功となった中、チェルシーの5人目を務めたFWタミー・エイブラハムのシュートがGKアドリアンにセーブされ、ランパード新体制での初タイトルを逃す結果になった。
0-4で大敗したプレミアリーグ開幕節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続き敗戦という結果に終わったランパード監督だが、このリバプール戦でチームが披露したパフォーマンス自体には満足感を示している。
「リバプールをリスペクトするし、相手はチャンスを作っていた。それでも自分たちの方が良かったよ。アンラッキーな場面もあったし、決定機をモノにできなかった。ただ、試合を通してチームのパフォーマンスは誇りに思えるものだった」
また、イングランド指揮官はこの試合で唯一PKを失敗したエイブラハムに関して言及。自信を持って5人目のPKキッカーに名乗りを挙げた若武者の心意気を称賛している。
「(PK戦後に)落ち込むことはないと伝えた。彼が自信を持って5人目のキッカーを務めたいと言ったことが個人的に嬉しいよ。私自身、あの場所に立ったことがあるし、失敗したこともある。ただ私が求めているのは若いプレーヤーが自信を持ってPKを蹴ることだ」
「これはタミーのように、トップレベルにいるプレーヤーの宿命のようなものだよ。これがフットボールというものだし、タミーをサポートしないとね」
最後に、中4日で臨んだリバプールに対して、チェルシーが中2日での戦いを強いられるなど、日程面で不利ではなかったかとの質問を受けたランパード監督は、それが敗戦の要因になったと認めることはなかったものの、試合結果に影響を及ぼすものでだったと主張している。
「我々は日曜日(11日)の夕方にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、リバプールは金曜日(9日)にホームで試合(ノリッジ戦)をしている。シーズン序盤で2日間も長いリカバリーがあったことは試合への準備に大きく影響するし、それは相手にとってアドバンテージだったはずだ」
「我々は120分間プレーできたから、それが今日のパフォーマンスに影響したかはわからない。それでも、このようなレベルの試合で片方のチームに2日間の猶予があるというのは残念だね。不平を言っているわけではない。そのせいで負けたとは言わないが、少しいらだちを感じているよ」
今回のリバプール戦での敗戦によって公式戦連敗スタートとなったチェルシーは、18日に行われるプレミアリーグ第2節での新体制初勝利を目指してレスター・シティをホームで迎え撃つ。
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昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者のチェルシーは14日、トルコのイスタンブールで行われたUEFAスーパーカップ2019でチャンピオンズリーグ(CL)王者のリバプールと対戦。0-4で大敗したプレミアリーグ開幕節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続き敗戦という結果に終わったランパード監督だが、このリバプール戦でチームが披露したパフォーマンス自体には満足感を示している。
「リバプールをリスペクトするし、相手はチャンスを作っていた。それでも自分たちの方が良かったよ。アンラッキーな場面もあったし、決定機をモノにできなかった。ただ、試合を通してチームのパフォーマンスは誇りに思えるものだった」
「もちろん、負けることは好きじゃない。このチームはチェルシーだ。勝ちたかったけど、不運だった。プレーヤーたちには満足している。今日のようなプレーがシーズンを通じて出すことができ、より成長できれば、後に振り返ったときに今日は良い試合だったと思えるはずだ」
また、イングランド指揮官はこの試合で唯一PKを失敗したエイブラハムに関して言及。自信を持って5人目のPKキッカーに名乗りを挙げた若武者の心意気を称賛している。
「(PK戦後に)落ち込むことはないと伝えた。彼が自信を持って5人目のキッカーを務めたいと言ったことが個人的に嬉しいよ。私自身、あの場所に立ったことがあるし、失敗したこともある。ただ私が求めているのは若いプレーヤーが自信を持ってPKを蹴ることだ」
「これはタミーのように、トップレベルにいるプレーヤーの宿命のようなものだよ。これがフットボールというものだし、タミーをサポートしないとね」
最後に、中4日で臨んだリバプールに対して、チェルシーが中2日での戦いを強いられるなど、日程面で不利ではなかったかとの質問を受けたランパード監督は、それが敗戦の要因になったと認めることはなかったものの、試合結果に影響を及ぼすものでだったと主張している。
「我々は日曜日(11日)の夕方にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、リバプールは金曜日(9日)にホームで試合(ノリッジ戦)をしている。シーズン序盤で2日間も長いリカバリーがあったことは試合への準備に大きく影響するし、それは相手にとってアドバンテージだったはずだ」
「我々は120分間プレーできたから、それが今日のパフォーマンスに影響したかはわからない。それでも、このようなレベルの試合で片方のチームに2日間の猶予があるというのは残念だね。不平を言っているわけではない。そのせいで負けたとは言わないが、少しいらだちを感じているよ」
今回のリバプール戦での敗戦によって公式戦連敗スタートとなったチェルシーは、18日に行われるプレミアリーグ第2節での新体制初勝利を目指してレスター・シティをホームで迎え撃つ。
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