興梠がミスターレッズ超え! 浦和が好調仙台下す《J1》
2019.07.06 21:20 Sat
明治安田生命J1リーグ第18節が6日に埼玉スタジアム2002で行われ、浦和レッズがベガルタ仙台に1-0で勝利した。
大分との前節、3試合ぶりの黒星を喫して1試合未消化ながら12位に沈む浦和。仕切り直しの一戦となる今節に向け、クラブのJ1最多得点記録となる91ゴールで“ミスターレッズ”福田氏と並ぶ興梠を過去13戦14得点の好相性を誇る仙台戦の先発に起用した。一方、前節の札幌戦を制した仙台は、4連勝で10位に浮上。負傷欠場の蜂須賀に代わり、大岩を抜擢した。
試合の序盤からボールの主導権を握りにかかった浦和。19分にエヴェルトンの負傷交代を余儀なくされるが、そのアクシデントにもリズムを狂わされることなく、ボールポゼッションを高めていき、直近の戦いで調子の良さが際立つ仙台を攻め立てる展開に持ち込む。
その浦和は、流れのなかで仙台の守備ブロックを崩し切れない戦いが続く34分、右サイドでFKのチャンスを獲得。キッカーを務めた武藤のクロスに岩波が頭で合わせるが、GKシュミット・ダニエルの好セーブに遭った上、味方のファウルで先制とはならない。
その後も仙台の単発な攻撃を凌ぎながら試合のイニシアチブを握る浦和は42分、ついに均衡を破る。軽やかなターンで前を向いた武藤が興梠にスルーパス。ボックス右に抜け出した興梠がGKシュミット・ダニエルとの一対一をループシュートで制して、浦和が先制に成功する。
すかさず石原直樹と冨田の交代でバランス調整に動いた仙台だったが、杉本を投入して追加点を狙ってきた浦和から攻撃のイニシアチブを奪いとれない。そのなかで、数的優位の状況を生かしてさらなるゴールを目指した浦和だが、こちらも局面で精彩を欠いて、2点目が遠い。
ファブリシオを投入してさらに攻勢を強めた浦和は、残る交代カードで石原崇兆とハモン・ロペスを起用してきた仙台に対して徐々にボールの主導権を握られ始めたが、この日の守備陣は高い集中力を誇り、相手にチャンスらしいチャンスを与えない。
結局、最後の交代カードで阿部を起用して逃げ切りを図った浦和は、“仙台キラー”興梠の一発が決勝点となり、2試合ぶりの白星。仙台は連勝が「4」で止まり、5試合ぶりの黒星を喫している。
大分との前節、3試合ぶりの黒星を喫して1試合未消化ながら12位に沈む浦和。仕切り直しの一戦となる今節に向け、クラブのJ1最多得点記録となる91ゴールで“ミスターレッズ”福田氏と並ぶ興梠を過去13戦14得点の好相性を誇る仙台戦の先発に起用した。一方、前節の札幌戦を制した仙台は、4連勝で10位に浮上。負傷欠場の蜂須賀に代わり、大岩を抜擢した。
その浦和は、流れのなかで仙台の守備ブロックを崩し切れない戦いが続く34分、右サイドでFKのチャンスを獲得。キッカーを務めた武藤のクロスに岩波が頭で合わせるが、GKシュミット・ダニエルの好セーブに遭った上、味方のファウルで先制とはならない。
その後も仙台の単発な攻撃を凌ぎながら試合のイニシアチブを握る浦和は42分、ついに均衡を破る。軽やかなターンで前を向いた武藤が興梠にスルーパス。ボックス右に抜け出した興梠がGKシュミット・ダニエルとの一対一をループシュートで制して、浦和が先制に成功する。
福田氏を上回る92得点のクラブ史上最多J1得点数を樹立する興梠のゴールでリードした浦和。迎えた後半も優勢な試合運びをみせるなか、51分に長澤に対する後方からのチャージで2枚目のイエローカードを受けた椎橋が退場となり、追う仙台が数的不利に陥ってしまう。
すかさず石原直樹と冨田の交代でバランス調整に動いた仙台だったが、杉本を投入して追加点を狙ってきた浦和から攻撃のイニシアチブを奪いとれない。そのなかで、数的優位の状況を生かしてさらなるゴールを目指した浦和だが、こちらも局面で精彩を欠いて、2点目が遠い。
ファブリシオを投入してさらに攻勢を強めた浦和は、残る交代カードで石原崇兆とハモン・ロペスを起用してきた仙台に対して徐々にボールの主導権を握られ始めたが、この日の守備陣は高い集中力を誇り、相手にチャンスらしいチャンスを与えない。
結局、最後の交代カードで阿部を起用して逃げ切りを図った浦和は、“仙台キラー”興梠の一発が決勝点となり、2試合ぶりの白星。仙台は連勝が「4」で止まり、5試合ぶりの黒星を喫している。
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