王者アメリカ、PK2発で善戦スペイン退け開催国フランスの待つ準々決勝進出!《女子W杯》
2019.06.25 03:05 Tue
女子ワールドカップ(W杯)2019決勝トーナメント1回戦のスペイン女子代表vsアメリカ女子代表が24日に行われ、1-2で勝利したアメリカがベスト8進出を果たした。
グループFを18得点無失点の完璧な内容で全勝突破した前大会王者アメリカと、グループBを2位通過したスペインによる一戦。
試合は立ち上がりから打ち合いの様相を見せる。まずは7分、右サイド深くに抜け出したヒースがボックス内でDFレオンに足を踏まれて倒れ込むと、アメリカにPKが与えられる。これをキッカーのラピノが冷静に決めて前大会王者が先手を奪った。
しかし、スペインもすぐさま反撃に転じると、失点から2分後の9分にはペナルティアーク付近でルチア・ガルシアからのパスに抜け出したエルモソが前に出てシュートコースを消しにきたGKに対して冷静なコントロールシュートを放ち、今大会初めてアメリカからゴールを奪って見せた。
今大会初失点で王者にも動揺が見られるかに思われたが、百戦錬磨のアメリカは13分にラベルの個人技からボックス左でラストパスを受けたラピノが早速勝ち越しゴールに迫るなど、攻勢を見せる。
試合は後半に入ると、スペインの奮闘によって拮抗した状況が長く続く。その中でアメリカは相手陣内深い位置までボールを運ぶものの、なかなか決定的な場面を作り出せない。
それでも、持ち味の堅守で相手にゴールを許さない粘りの戦いを続けると、71分にこの試合2つ目のPKを獲得する。ボックス内でボールをコントロールしたラベルに対して、DFトレシージャの足裏がアフター気味に入ってしまった。そして、このPKを再びラピノが冷静に流し込み、待望の勝ち越しゴールとした。
その後、スペインの攻勢を危なげない守備で撥ね返し続けたアメリカが老獪な試合運びで勝ち切った。ここ最近、力をつけるスペイン相手に苦戦しながらも勝負強さを発揮したアメリカが、開催国フランスの待つベスト8の舞台に駒を進めた。
スペイン女子 1-2 アメリカ女子
【スペイン】
エルモソ(前9)
【アメリカ】
ラピノ(前7[PK])
ラピノ(後30[PK])
グループFを18得点無失点の完璧な内容で全勝突破した前大会王者アメリカと、グループBを2位通過したスペインによる一戦。
しかし、スペインもすぐさま反撃に転じると、失点から2分後の9分にはペナルティアーク付近でルチア・ガルシアからのパスに抜け出したエルモソが前に出てシュートコースを消しにきたGKに対して冷静なコントロールシュートを放ち、今大会初めてアメリカからゴールを奪って見せた。
今大会初失点で王者にも動揺が見られるかに思われたが、百戦錬磨のアメリカは13分にラベルの個人技からボックス左でラストパスを受けたラピノが早速勝ち越しゴールに迫るなど、攻勢を見せる。
その後もアメリカの押し込む展開が続く中、相手との接触で眼窩付近に打撲を負ったロサダが負傷交代を強いられるなどスペインが耐える時間帯が続く。しかし、スペインは前半終盤にかけて冷静なパスワークから相手ゴールに迫るなど、徐々に盛り返して前半を1-1のイーブンで終えた。
試合は後半に入ると、スペインの奮闘によって拮抗した状況が長く続く。その中でアメリカは相手陣内深い位置までボールを運ぶものの、なかなか決定的な場面を作り出せない。
それでも、持ち味の堅守で相手にゴールを許さない粘りの戦いを続けると、71分にこの試合2つ目のPKを獲得する。ボックス内でボールをコントロールしたラベルに対して、DFトレシージャの足裏がアフター気味に入ってしまった。そして、このPKを再びラピノが冷静に流し込み、待望の勝ち越しゴールとした。
その後、スペインの攻勢を危なげない守備で撥ね返し続けたアメリカが老獪な試合運びで勝ち切った。ここ最近、力をつけるスペイン相手に苦戦しながらも勝負強さを発揮したアメリカが、開催国フランスの待つベスト8の舞台に駒を進めた。
スペイン女子 1-2 アメリカ女子
【スペイン】
エルモソ(前9)
【アメリカ】
ラピノ(前7[PK])
ラピノ(後30[PK])
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