カタール善戦もD・サパタの2戦連続弾でコロンビアが連勝! 2位以内確定で決勝T進出!《コパ・アメリカ》

2019.06.20 08:32 Thu
Getty Images
コパ・アメリカ2019グループB第2節、コロンビア代表vsカタール代表が日本時間20日に行われ、コロンビアが1-0で勝利した。

優勝候補アルゼンチン代表との初戦を2-0で先勝したコロンビアと、パラグアイ代表との初戦をドローで終えたカタールによる第2戦。
アルゼンチン撃破で勢いにのるコロンビアはその初戦から先発2人を変更。ファルカオと負傷離脱のムリエルに代えてドゥバン・サパタとロジェル・マルティネスを起用し、引き続き[4-3-3]の布陣を採用した。

一方、パラグアイ相手に2度のビハインドを追いつきドローに持ち込んだカタールは、初戦とメンバー変更はなかったが、システムを[4-4-2]から[5-3-2]の守備的な布陣に変更した。

戦前の予想通り、立ち上がりからカタールを押し込むコロンビアは、セットプレーの流れからダビンソン・サンチェスが競り勝ったボールをゴール前のマルティネスが押し込むが、ここはオフサイドの判定に。さらに17分にはクアドラードが枠を捉えた強烈なミドルシュートを放つが、これはGKの好守に遭う。
その後は右ウイングのポジションから中寄りの位置でボールを引き出すハメス、屈強なフィジカルを生かしたボールキープで存在感を示すD・サパタを起点にコロンビアが幾度も相手ゴールに迫っていく。40分にはボックス中央のD・サパタの落としからボックス右に抜け出したメディーナが右足アウトにかけたシュートを放つが、これは惜しくも右のサイドネットを叩いた。

カタールの粘りの守備もあってゴールレスで折り返した試合。より攻勢を強めたいコロンビアはメディーナを下げて、同じ右サイドバックにアリアスを投入。

立ち上がりの50分にはボックス内でカタールのハテムが腕を使ったシュートブロックを行ったとしてコロンビアにPKの判定が下されるが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、判定が覆ることに。

それでも、後半に入ってよりゴールの匂いを感じさせ始めたコロンビアは62分と64分にいずれもハメスからの精度の高いパスをボックス内で受けたマルティネスが続けてシュートを枠に飛ばす。しかし、GKアル・シーブがビッグセーブで立ちはだかる。

一方、前半同様にカウンターからワンチャンスを狙うカタールは64分、中央突破したアフィフがミドルシュートを狙うが、ややコースが甘くなったこのシュートはGKオスピナにはじき出される。

何とかゴールをこじ開けたいコロンビアはクアドラードを下げて切り札のファルカオを投入。さらに、75分にディアスを最後のカードとして投入し、猛攻を仕掛けていく。

すると試合終盤の86分、ボックス手前でハメスが入れた浮き球パスに反応したゴール前のD・サパタが頭で合わせると、これがゴール右隅に決まりコロンビアに待望の先制点が生まれた。

その後、一転して攻勢に出たカタールの反撃を危なげなく凌ぎ切ったコロンビアがD・サパタの2試合連続ゴールでカタールを下し、グループステージ2連勝。そして、グループBの2位以内を確定させたコロンビアは最終節を前に決勝トーナメント進出を果たした。
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