サラーが犯罪抑止に貢献? 加入以降、リバプールの憎悪犯罪が減少
2019.06.04 20:02 Tue
ローマからリバプールに加入して以降、ピッチ内で絶大な貢献を果たしているエジプト代表FWモハメド・サラーだが、ピッチ外でも意外な貢献を果たしていることがわかった。『ESPN』が伝えている。
そして、今やリバプールの象徴の1人となっている同選手は、地元マージーサイドでの犯罪抑止にも貢献しているようだ。
イギリスのスタンフォード大学の研究チームの調査によると、サラーの加入以降、マージーサイド地域での ※ヘイトクライム(憎悪犯罪)の発生件数が19パーセントも減少しているという。
さらに、SNS上における反イスラム主義的なコメントも50パーセント減少しているそうだ。
※人種、民族、宗教、性的指向などにかかわる、特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や憎悪が元で引き起こされる、嫌がらせ、脅迫、暴行等の犯罪行為
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2017年夏にローマからリバプールに加入したサラーは2年連続リーグ得点王に輝くと共に、今シーズンは自身加入後、初めてのタイトルとなるチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献した。イギリスのスタンフォード大学の研究チームの調査によると、サラーの加入以降、マージーサイド地域での ※ヘイトクライム(憎悪犯罪)の発生件数が19パーセントも減少しているという。
さらに、SNS上における反イスラム主義的なコメントも50パーセント減少しているそうだ。
スタンフォード大学の調査に関して、どこまでサラーの影響があるかは不明だが、ピッチ上で絶大な存在感を果たすエースの存在が、イスラム教徒やアフリカ系移民などへの偏見を和らげることに一役買っていることに間違いはないようだ。
※人種、民族、宗教、性的指向などにかかわる、特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や憎悪が元で引き起こされる、嫌がらせ、脅迫、暴行等の犯罪行為
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