森脇、ラストプレーで執念の同点弾! 大槻レッズが再出発へ貴重な勝ち点奪取《J1》
2019.06.01 21:10 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節の川崎フロンターレvs浦和レッズが1日に等々力陸上競技場で行われ、1-1の引き分けに終わった。
川崎F(勝ち点26)は前節終了時点で、ここまで7勝5分け1敗で2位につける。前節の大分トリニータとの上位対決でも隙のない戦いを披露し、1-0で勝利して現在、9戦負けなし。王者としての強さを取り戻しつつある。その川崎Fは、昨シーズンのリーグ戦でダブルを喫した浦和戦に向けて、先発メンバーを2人変更。マギーニョと長谷川に代えて、車屋と小林を起用した。
一方の浦和(勝ち点17)は、ここまで5勝2分け6敗で11位に位置。前節のサンフレッチェ広島戦では0-4で大敗を喫し、4連敗に。この事態にクラブは、オズワルド・オリヴェイラ監督の解任と同時に昨シーズンにも暫定監督を務めた大槻毅氏を招へい。劇薬を投じた。そして迎える再起を図る一戦。[3-4-2-1]を採用し、GK西川、最終ラインが右から岩波、マウリシオ、槙野、ダブルボランチに青木と柴戸、右に岩武、左に宇賀神、ツーシャドーに武藤マルティノスが入り、1トップを興梠が務めた。
好対照の両者による試合は、開始から気持ちの入ったプレスをかける浦和がゴールを脅かす。2分、右サイドからパスをつなぎ、左サイドに展開すると、宇賀神がボックス左手前から右足でシュート性の低いクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだ興梠がスルーし、ボールはそのままゴールに吸い込まれたが、興梠のにオフサイドの判定が下されてしまい、ゴールは認められない。
5分にはマルティノス、16分には武藤が強烈なミドルシュートを放つなど、序盤は浦和が川崎Fを押し込む展開に。それでも試合が進むにつれ、川崎Fがバイタルエリアでパスを回す時間が増加する。
ボール保持こそ許すものの、中央を固め決定機を作らせない浦和は30分、ボックス右外の岩武からパスを受けた武藤がボックス右手前からクロスを供給。中央でフリーとなったマルティノスが頭で合わせると、GKチョン・ソンリョンは一歩も動けなかったが、ボールはゴール右外へと外れた。
ゴールレスで試合を折り返すと、川崎Fが攻勢に出る。すると迎えた54分、ゼロックス杯でも浦和からゴールを奪った男が待望の先制点をもたらす。左サイドでのパスワークから長谷川がボックス左にスルーパス。走り込んだ登里が折り返すと、ファーサイドに抜け出したレアンドロ・ダミアンが合わせ、ゴールネットを揺らした。
先制点を許した浦和は55分にマルティノスに代えて萩原、57分には岩武に代えて森脇を投入。しかし、69分に興梠が負傷交代となり、古巣対決となる杉本をピッチに送り込んだ。
依然として川崎Fペース。74分には家長からの左CKに小林がヘディングで合わせる。しかし、枠を捉えられず。76分には守田の縦パスからレアンドロ・ダミアン、小林とつなぎ、最後はボックス内に走り込んだ守田がシュートを放つも、追加点とはならない。
その後、川崎Fは小林とレアンドロ・ダミアンのツートップを下げて、知念と山村を投入し、試合を締めにかかる。しかし、浦和が試合終了間際に猛攻を仕掛けると、最後にドラマが待っていた。
ラストワンプレーの場面、浦和が左CKを獲得し、GK西川も相手ゴール前へ。キッカーを務めた武藤のクロスはクリアされる。しかし、こぼれ球に反応した宇賀神がボックス手前からシュートをボックス内のGK西川がフリックすると、混戦となり、最後は森脇が強引に右足を振り抜く。谷口に当たってゴール方向へ飛んだボールは、GKチョン・ソンリョンの逆を突く形となり、ゴールに吸い込まれた。
そのまま試合終了。土壇場で追いついた浦和が連敗を「4」でストップし、再スタートに向けて貴重な勝ち点1を掴んだ。一方の川崎Fは10戦無敗を継続するも、首位追走へ痛すぎる引き分けとなった。
川崎F(勝ち点26)は前節終了時点で、ここまで7勝5分け1敗で2位につける。前節の大分トリニータとの上位対決でも隙のない戦いを披露し、1-0で勝利して現在、9戦負けなし。王者としての強さを取り戻しつつある。その川崎Fは、昨シーズンのリーグ戦でダブルを喫した浦和戦に向けて、先発メンバーを2人変更。マギーニョと長谷川に代えて、車屋と小林を起用した。
好対照の両者による試合は、開始から気持ちの入ったプレスをかける浦和がゴールを脅かす。2分、右サイドからパスをつなぎ、左サイドに展開すると、宇賀神がボックス左手前から右足でシュート性の低いクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだ興梠がスルーし、ボールはそのままゴールに吸い込まれたが、興梠のにオフサイドの判定が下されてしまい、ゴールは認められない。
5分にはマルティノス、16分には武藤が強烈なミドルシュートを放つなど、序盤は浦和が川崎Fを押し込む展開に。それでも試合が進むにつれ、川崎Fがバイタルエリアでパスを回す時間が増加する。
川崎Fは22分、ボックス左外からのFKのこぼれ球を守田がボックス右手前で拾うと、ファーサイドにクロスを供給。これを谷口が頭で合わせたが、ゴール上へと逸らしてしまう。
ボール保持こそ許すものの、中央を固め決定機を作らせない浦和は30分、ボックス右外の岩武からパスを受けた武藤がボックス右手前からクロスを供給。中央でフリーとなったマルティノスが頭で合わせると、GKチョン・ソンリョンは一歩も動けなかったが、ボールはゴール右外へと外れた。
ゴールレスで試合を折り返すと、川崎Fが攻勢に出る。すると迎えた54分、ゼロックス杯でも浦和からゴールを奪った男が待望の先制点をもたらす。左サイドでのパスワークから長谷川がボックス左にスルーパス。走り込んだ登里が折り返すと、ファーサイドに抜け出したレアンドロ・ダミアンが合わせ、ゴールネットを揺らした。
先制点を許した浦和は55分にマルティノスに代えて萩原、57分には岩武に代えて森脇を投入。しかし、69分に興梠が負傷交代となり、古巣対決となる杉本をピッチに送り込んだ。
依然として川崎Fペース。74分には家長からの左CKに小林がヘディングで合わせる。しかし、枠を捉えられず。76分には守田の縦パスからレアンドロ・ダミアン、小林とつなぎ、最後はボックス内に走り込んだ守田がシュートを放つも、追加点とはならない。
その後、川崎Fは小林とレアンドロ・ダミアンのツートップを下げて、知念と山村を投入し、試合を締めにかかる。しかし、浦和が試合終了間際に猛攻を仕掛けると、最後にドラマが待っていた。
ラストワンプレーの場面、浦和が左CKを獲得し、GK西川も相手ゴール前へ。キッカーを務めた武藤のクロスはクリアされる。しかし、こぼれ球に反応した宇賀神がボックス手前からシュートをボックス内のGK西川がフリックすると、混戦となり、最後は森脇が強引に右足を振り抜く。谷口に当たってゴール方向へ飛んだボールは、GKチョン・ソンリョンの逆を突く形となり、ゴールに吸い込まれた。
そのまま試合終了。土壇場で追いついた浦和が連敗を「4」でストップし、再スタートに向けて貴重な勝ち点1を掴んだ。一方の川崎Fは10戦無敗を継続するも、首位追走へ痛すぎる引き分けとなった。
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