【J1ピックアッププレビュー】篠田体制リーグ初白星なるか 下位シックスポインター《清水vs仙台》

2019.05.25 08:00 Sat
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今シーズンの3分の1を消化した明治安田生命J1リーグ。そのなかで、成績の上がらない最下位の清水エスパルスと16位のベガルタ仙台が25日の第13節でぶつかる。両軍にとって、命運を占うシックスポインターだ。

◆課題の守備に改善傾向、篠田体制初のリーグ白星なるか〜清水エスパルス〜
篠田監督正式就任後、初陣の前節は大分のホームに乗り込み、1-1のドロー。34分に相手のミスを突いてドウグラスのPK弾で幸先よく先取したが、後半早々に追いつかれ、勝ち点1を得るにとどまった。ただ、負傷離脱が続いた竹内涼や六反勇治がその試合で戦線復帰。徐々に戦力も整いつつある。そうした明るい材料があるなかで、ミッドウィークに行われたルヴァンカップの磐田戦を2-0の勝利で飾り、今シーズンのダービー3連勝。相手も戦力を落としてきたとはいえ、J1最多失点「27」の守備陣が無失点に抑えたことは大きく、篠田体制発足後1勝1分け無敗という公式戦の結果が何よりの良薬だ。着実に守備を改善に導く篠田監督の下、今度は新体制発足後初のリーグ白星を狙う。

◆ルヴァン杯GS首位突破、その流れをリーグに繋げられるか〜ベガルタ仙台〜
仙台も清水と同様、もがき苦しみ続けている。下位直接対決だった前節の磐田戦、広島を相手に逆転勝利を収めた前々節と同じメンバーで挑んだが、前半に2失点。後半に入って、ギアを上げたものの、ゴールが遠く、シーズン初の連勝を逃した。その流れで迎えたミッドウィークのルヴァンカップではすでにグループステージ突破が決定済みということもあり、先発メンバー全員を入れ替え、柏レイソルと1-1のドロー。追いつく粘り強さを見せ、3勝3分け無敗の首位でプレーオフラウンドに駒を進めた。ただ、これで、先制を許す戦いは3試合連続。もっと遡れば、8日に行われたルヴァンカップのFC東京戦を除いて、直近8試合連続だ。負ければ最下位転落もあり得る今節、守備の立て直しはマストだ。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:六反勇治
DF:エウシーニョ、ファン・ソッコ、二見宏志、松原后
MF:金子翔太、六平光成、竹内涼、中村慶太
FW:ドウグラス、北川航也
監督:篠田善之
今節も北川航也をトップ下気味に置いた[4-4-2]のシステムを採用か。出場停止明けのエウシーニョが戻ってくる。コパ・アメリカの代表メンバー入りを果たした立田悠悟はベンチスタートが見込まれる。

◆ベガルタ仙台[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:シュミット・ダニエル
DF:蜂須賀孝治、大岩一貴、常田克人、永戸勝也
MF:吉尾海夏、椎橋慧也、松下佳貴、石原崇兆
FW:ジャーメイン良、ハモン・ロペス
監督:渡邉晋
前節の磐田戦で負傷した金正也に代わり、キャプテンの大岩が8試合ぶりにスタメン復帰か。古巣戦の長沢駿はルヴァンカップを欠場しており、リフレッシュした状態で戦線に復帰する。

【注目選手】
中村慶太(清水エスパルス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
清水の注目選手は新戦力の中村慶太だ。昨年に長崎の一員として7得点を挙げたが、今年はここまで1得点。長崎時代のポジションと異なる左サイドハーフが主戦場だが、運動量を生かした駆け回りで攻撃陣に新たな風を吹き込んでいる。先のルヴァンカップでは右サイドハーフとしてプレー。オウンゴールを誘発したクロスの感触も良い。決定的な仕事に期待だ。

ジャーメイン良(ベガルタ仙台)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
仙台の注目選手はジャーメイン良だ。ここまで11試合に出場しているが、得点数はわずか1ゴール。開幕前、シーズンのキーマンとして名前が挙がった選手としては、やや寂しい数字だ。ただ、自慢のスピードは今シーズンも健在で申し分ない。フィニッシュワークの精度を高められるか。流経大学時代の2年先輩である中村を上回る輝きに注目だ。

◆下位対決
両者にとって、勝つか、負けるかで、かなり今後の戦局が変わっている一戦。20試合の通算対戦成績で9勝4分け7敗と勝ち越す清水だが、仙台は直近7試合で勝利のない(2分け5敗)相手となる。そうした相手を今シーズンのここまでわずか1勝(4敗)のホームで迎え撃つ清水だが、対する仙台はここまでアウェイ6戦全敗中。ルヴァンカップでこそ3試合1勝2分け無敗だが、Jリーグに舞台を移すと、アウェイでかなり苦労している。そうしたデータを度外視してでも欲しい3ポイントを手にするクラブはいかに。注目の清水と仙台の下位対決は25日、IAIスタジアム日本平で14時キックオフだ。
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