首位浮上のFC東京長谷川監督が初受賞! J2は大宮の高木監督、J3は藤枝の石崎監督《月間優秀監督賞》

2019.05.10 18:20 Fri
©超ワールドサッカー
Jリーグは10日、4月度の「月間優秀監督賞」として、J1ではFC東京の長谷川健太監督、J2では大宮アルディージャの高木琢也監督、J3リーグでは藤枝MYFCの石﨑信弘監督を選出した。

同賞は各月のリーグ戦を対象に最も優れた指揮をした監督を表彰する賞。Jリーグの成績などをもとに選考委員が選出する。なお、「月間優秀監督賞」を受賞した監督は12月に開催予定の2019Jリーグアウォーズで表彰される「優秀監督賞」にノミネートされる。
長谷川監督は、4月の4試合で全勝。首位攻防戦も制し、チームを首位に導いた。長谷川監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。

◆長谷川健太監督(FC東京)
ⒸCWS Brains,LTD.
「J1月間優秀監督賞を受賞でき大変光栄です。この賞を励みに引き続き今シーズンも頑張っていきたいと思います。代表して私がいただきますが、選手、スタッフ、クラブに関わるみんなで受賞した賞だと思っています。平成最後の月にこのような名誉な賞をいただくことができ、心から嬉しく、みなさんに感謝しています。まだまだ今シーズンは始まったばかりですが、2回目、3回目、4回目と獲れるように、最後までみんなで力を合わせて頑張ります」

【Jリーグ選考委員会による選考理由】
◆原博実委員
「4連勝。ケガ人やアクシデントがあっても上手くチームをやりくりし、常にチームの状態を安定させた。攻守のバランスが良い」
◆福西崇史委員
「堅守でチームを首位に導いた手腕を評価」

◆柱谷幸一委員
「4勝して、しかも首位。負けなし」

◆北條聡委員
「破竹の4連勝。しかも首位攻防戦制し、内容も充実。もはや異議挟む余地なし」

◆寺嶋朋也委員
「4月は4戦全勝で首位をがっちりキープ。主力に欠場者が出ても、代わりに出場した選手が穴を埋めながら連勝するなど、見事なマネジメントぶりだった」

高木監督は、3月の5試合で4勝1分け。今シーズンから指揮するチームを上位に押し上げている。高木監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。

◆高木琢也監督(大宮アルディージャ)
ⒸCWS Brains,LTD.
「チームがあっての受賞です。選手、スタッフ、関係者の皆さんに感謝いたします。シーズン開幕直後は波に乗れなかった中で、チームの闘争心が高まっていった月でした。4月の初戦となる4月3日のファジアーノ岡山戦で、ホームで逆転勝ちを飾れたことが大きく、勢いに乗ることができたと思います。私がこの賞をいただくことは、チームが結果を出せている証しですから、また表彰していただけるように取り組んでいきたいと思います」

【Jリーグ選考委員会による選考理由】
◆原博実委員
「4勝1分 チームをしっかり把握して 安定した戦いを続けている。バランスが良い」

◆柱谷幸一委員
「4勝して3位(4月終了時点)に浮上してきた」

◆北條聡委員
「無傷の4勝、勝ち点13はともに最多。大宮をタフな集団に変えた手腕はさすが」

◆寺嶋朋也委員
「今季からの指揮だが、早くも全体に守備の意識を浸透させ、粘り強いチームを作り、4月は4勝1分で一気に上位に浮上した」

石崎監督は、4月の3試合で2勝1分け。4月終了時点で首位に立っている。石﨑監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。

◆石﨑信弘監督(藤枝MYFC)
ⒸJ.LEAGUE
「Jリーグから表彰されるということは初めてで、大変光栄に思っています。ただ、この成績も選手の頑張りがあってこそだと思いますし、チームスタッフも含め、全ての結束があったからいただけけた賞だと思います。チームの皆さん、選手に感謝したいと思います。こういう形をもっともっと続けていけるようチーム全体一丸となり、これからも戦っていきたいと思います」

【Jリーグ選考委員会による選考理由】
◆福西崇史委員
「2勝1分で負けなし。チームを首位(4月終了時点)に導いた」

◆柱谷幸一委員
「首位(4月終了時点)に導いた」

◆北條聡委員
「昇格請負人が早くも本領発揮。先月最後の大敗も何のその。(チームは)隙のない集団へ」

◆寺嶋朋也委員
「今季補強したベテラン選手をチームに組み込み、4月2勝1分で首位(4月終了時点)に浮上。堅い守備がチームのベースとして定着してきた」
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