昇格組のカーディフが1年で降格…ユナイテッド戦を残して終戦《プレミアリーグ》

2019.05.05 11:35 Sun
Getty Images
4日、プレミアリーグ第37節が行われた。カーディフvsクリスタル・パレスの一戦は2-3でクリスタル・パレスが勝利。これにより、カーディフのチャンピオンシップ降格が決定した。

現在2連敗中のカーディフは、残留ラインのブライトン&ホーヴ・アルビオンと勝ち点差4。得失点差を考えると勝利しか残留の道はない状況。対するクリスタル・パレスは、前々節にアーセナルをアウェイで下すと、前節はエバートンとドローの状況だ。
試合は勝たなければいけないカーディフが立ち上がりから積極的にゴールを目指す。しかし、先制したのはクリスタル・パレスだった。

28分、ボックス手前中央で横パスを受けたザハが右足一閃。グラウンダーのシュートがゴール左に決まり、クリスタル・パレスが先制する。

追いつきたいカーディフは31分、右サイドからバクナがアーリークロスをあげると、対応したケリーがクリア。しかし、これがミスとなり、ボールは自陣のゴールへと転がり、カーディフがラッキーな形で同点に追いつく。
追いつかれたクリスタル・パレスだったが40分、ボックス内でバチュアイとJ・アイェウがワンツーで崩すと、最後はバチュアイが蹴り込んで勝ち越しに成功。後半もカーディフは攻め込むものの、70分には右サイドからのカットインからタウンゼントが決めて1-3とする。

このままでは降格してしまうカーディフは、90分にボビー・リードがボックス手前からミドルシュートを決めて一矢報いるもタイムアップ。2-3でクリスタル・パレスが勝利を収め、カーディフは1年でのチャンピオンシップ降格が決定してしまった。
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