【J1ピックアッププレビュー】リスタートor上昇? 金夜を勝利で飾れるか《横浜FMvs鳥栖》
2019.03.29 08:05 Fri
2週間のブレイク期間を経て再開する明治安田生命J1リーグ。第5節は金曜日夜に日産スタジアムで行われる横浜F・マリノスvsサガン鳥栖で戦いの火蓋が切って落とされる。
◆結果だけでなく、試合内容も注目〜横浜F・マリノス〜
開幕から2勝1分け無敗の上々スタートを切った横浜FMだが、代表ウィーク前最後の一戦だった前節の大分トリニータ戦で0-2の完封負けでシーズン初黒星。相手の「スペースも時間も与えない」プレッシング戦術にハマった。どこが相手だろうが、関係なく、攻撃で圧倒するスタイルを掲げるアンジェ・ポステコグルー監督にとって、あの負け方は由々しき事態。今後の対戦相手もマリノス対策を講じてくることが予想されるだけに、再開初戦となる今節は結果だけでなく、試合内容も注目の1つだ。
◆耐え忍び、一発で仕留められるか〜サガン鳥栖〜
一方、ルイス・カレーラス新体制の鳥栖は開幕3連敗スタート。しかも、3試合でいずれも無得点と攻撃の貧弱さが顕著で、絶対守護神を務めた権田修一の抜けた守備陣も7失点と崩壊が目立つ。それでも、前節のジュビロ磐田戦で1-0のシーズン初白星をゲット。退場者を出す劣勢だったが、新加入選手で活躍が期待されるイサック・クエンカが途中出場から値千金の決勝弾を決めるなど、今後の戦いに向けた好材料も手にした。守勢が予想される今節の横浜FM戦、耐え忍び、一発で仕留められるか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
DF:松原健、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、広瀬陸斗
MF:喜田拓也、三好康児、天野純
FW:仲川輝人、エジガル・ジュニオ、マルコス・ジュニオール
監督:アンジェ・ポステコグルー
李忠成ら故障者が相次ぐ苦しい状況だが、このタイミングで松原健が戦列復帰。松原が右サイドバックに戻れば、広瀬陸斗が左サイドバックに回ることになりそう。そして、A代表デビューの畠中槙之輔も先発の見通し。代表入り後のプレーに注目だ。
◆サガン鳥栖[4-2-3-1]
DF:原輝綺、藤田優人、岩下敬輔、三丸拡
MF:高橋義希、高橋秀人、金崎夢生、松岡大起、イサック・クエンカ
FW:フェルナンド・トーレス
監督:ルイス・カレーラス
出場停止の高橋祐治に代わるセンターバックの一角として、新加入の岩下敬輔が先発で鳥栖デビューか。前節負傷交代のフェルナンド・トーレスは先発が予想され、イサック・クエンカも初スタメンとなれば、スタートから初の共演となる。
【注目選手】
◆エジガル・ジュニオ(横浜F・マリノス)
◆イサック・クエンカ(サガン鳥栖)
◆昨季は鳥栖がシーズンダブル
両者のJリーグにおける過去対戦成績は7勝1分け6敗で横浜FMがわずかにリード。ただ、直近5試合で見れば、横浜FMが1勝どまりであり、鳥栖が3勝しているカードだ。そして、昨年でいくと、鳥栖が2014年以来のシーズンダブルを達成。したがって、最近の同カードにおいて、そこまで鳥栖に苦手意識はない。勝敗の行方は果たして──。試合は19時半にキックオフだ。
◆結果だけでなく、試合内容も注目〜横浜F・マリノス〜
開幕から2勝1分け無敗の上々スタートを切った横浜FMだが、代表ウィーク前最後の一戦だった前節の大分トリニータ戦で0-2の完封負けでシーズン初黒星。相手の「スペースも時間も与えない」プレッシング戦術にハマった。どこが相手だろうが、関係なく、攻撃で圧倒するスタイルを掲げるアンジェ・ポステコグルー監督にとって、あの負け方は由々しき事態。今後の対戦相手もマリノス対策を講じてくることが予想されるだけに、再開初戦となる今節は結果だけでなく、試合内容も注目の1つだ。
◆耐え忍び、一発で仕留められるか〜サガン鳥栖〜
一方、ルイス・カレーラス新体制の鳥栖は開幕3連敗スタート。しかも、3試合でいずれも無得点と攻撃の貧弱さが顕著で、絶対守護神を務めた権田修一の抜けた守備陣も7失点と崩壊が目立つ。それでも、前節のジュビロ磐田戦で1-0のシーズン初白星をゲット。退場者を出す劣勢だったが、新加入選手で活躍が期待されるイサック・クエンカが途中出場から値千金の決勝弾を決めるなど、今後の戦いに向けた好材料も手にした。守勢が予想される今節の横浜FM戦、耐え忍び、一発で仕留められるか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:飯倉大樹DF:松原健、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、広瀬陸斗
MF:喜田拓也、三好康児、天野純
FW:仲川輝人、エジガル・ジュニオ、マルコス・ジュニオール
監督:アンジェ・ポステコグルー
李忠成ら故障者が相次ぐ苦しい状況だが、このタイミングで松原健が戦列復帰。松原が右サイドバックに戻れば、広瀬陸斗が左サイドバックに回ることになりそう。そして、A代表デビューの畠中槙之輔も先発の見通し。代表入り後のプレーに注目だ。
◆サガン鳥栖[4-2-3-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:大久保択生DF:原輝綺、藤田優人、岩下敬輔、三丸拡
MF:高橋義希、高橋秀人、金崎夢生、松岡大起、イサック・クエンカ
FW:フェルナンド・トーレス
監督:ルイス・カレーラス
出場停止の高橋祐治に代わるセンターバックの一角として、新加入の岩下敬輔が先発で鳥栖デビューか。前節負傷交代のフェルナンド・トーレスは先発が予想され、イサック・クエンカも初スタメンとなれば、スタートから初の共演となる。
【注目選手】
◆エジガル・ジュニオ(横浜F・マリノス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
横浜FMの注目選手はエジガル・ジュニオだ。来日初年度だが、ここまで3ゴールを記録。決して派手なタイプではないが、ポストプレーやフィニッシュワークの部分で正確な仕事をこなせるストライカーとして存在感が際立つ。ただ、個人の結果においてはここ2試合不発。リスタートを狙うチームを活気づかせるためにも、この男の3試合ぶりとなる一発に期待したい。◆イサック・クエンカ(サガン鳥栖)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
鳥栖のピックアッププレーヤーはイサック・クエンカだ。ケガで出遅れたことが悔やまれるが、第3節のFC東京戦でベンチ入りすると、途中出場でJリーグデビュー。続く第4節の磐田戦では途中出場ながら開幕3連敗中だったチームにシーズン初白星をもたらすゴールを決め、一躍ヒーローになった。この勢いに乗り、浮上を狙う鳥栖に再び勝利をプレゼントできるか。◆昨季は鳥栖がシーズンダブル
両者のJリーグにおける過去対戦成績は7勝1分け6敗で横浜FMがわずかにリード。ただ、直近5試合で見れば、横浜FMが1勝どまりであり、鳥栖が3勝しているカードだ。そして、昨年でいくと、鳥栖が2014年以来のシーズンダブルを達成。したがって、最近の同カードにおいて、そこまで鳥栖に苦手意識はない。勝敗の行方は果たして──。試合は19時半にキックオフだ。
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