CASがPSGの訴えを認める…FFP違反の再調査問題はUEFAの不手際で無効か
2019.03.20 12:40 Wed
FFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)違反問題で再調査を受けていたパリ・サンジェルマン(PSG)だったが、どうやらその調査を免れることができるようだ。イギリス『BBC』が報じた。
PSGは2017年の夏の移籍市場で、バルセロナからブラジル代表FWネイマールを2億2200万ユーロ(当時約287億6000万円)で、モナコからフランス代表FWキリアン・ムバッペを1億8000万ユーロ(当時約233億1900万円)で獲得し、多額の出費があった。
この件で、UEFAがFFPに関する調査を進めたものの、2018年6月にUEFAの調査が終了し、PSGには問題がないと決着。しかし、9月になって再調査をスタートさせるとしていた。
CASは、PSGの訴えに対し再調査が行われるべきではないと結論。理由は、UEFAが再調査の申請を出すまでの期間にあり、最初の決定から10日の期限を超えていたとし、再調査が無効であるとしている。
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報道によると、UEFA(欧州サッカー連盟)がPSGのFFP違反に対して再調査を行うと通達。これに対し、PSG側は再調査が不当であるとスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えていた。この件で、UEFAがFFPに関する調査を進めたものの、2018年6月にUEFAの調査が終了し、PSGには問題がないと決着。しかし、9月になって再調査をスタートさせるとしていた。
CASは、PSGの訴えに対し再調査が行われるべきではないと結論。理由は、UEFAが再調査の申請を出すまでの期間にあり、最初の決定から10日の期限を超えていたとし、再調査が無効であるとしている。
PSGは2014年、FFP違反により罰金6000万ユーロ(当時約83億4000万円)とチャンピオンズリーグの出場選手枠を削減される処分を受けていたが、今回はUEFAの不手際をCASが認めたこととなり、事態は収束に向かうと見られている。
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