子どもへの命名「グリーズマン・ムバッペ」は禁止! フランス人夫妻に判決
2019.03.19 15:35 Tue
いかに英雄にあやかりたい気持ちがあろうと、やはり子供に「グリーズマン・ムバッペ」と命名することは許されなかったようだ。スペイン『アス』が報じた。
ロシア・ワールドカップ(W杯)でフランス代表の優勝に大きく貢献したアトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンと、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・ムバッペ。母国に大きな歓喜をもたらし、今では国民の英雄となっている。
しかし、英雄視しすぎるあまり、フランス南部のブリーブという街に住むある夫妻が、ロシアW杯後に生まれた息子に「グリーズマン・ムバッペ」と命名。「子どもの利益を害する」として、政府に問題視され、名前の変更を求める裁判が起こされていた。
その報道から約5ヵ月後、地元紙『La Montagne』によると、裁判所は「グリーズマン・ムバッペ」という名前が国連子どもの権利条約第3条に基づく、乳児の「最善の利益」に反すると指摘。夫妻には、改名が言い渡された。
そして、地元ラジオ「France Bleu Limousin」が伝えるところでは、赤ん坊の名前は「ダニー・ノア」に落ち着いたようだ。
ロシア・ワールドカップ(W杯)でフランス代表の優勝に大きく貢献したアトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンと、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・ムバッペ。母国に大きな歓喜をもたらし、今では国民の英雄となっている。
その報道から約5ヵ月後、地元紙『La Montagne』によると、裁判所は「グリーズマン・ムバッペ」という名前が国連子どもの権利条約第3条に基づく、乳児の「最善の利益」に反すると指摘。夫妻には、改名が言い渡された。
そして、地元ラジオ「France Bleu Limousin」が伝えるところでは、赤ん坊の名前は「ダニー・ノア」に落ち着いたようだ。
フランスではヘーゼルナッツが流行っていた2015年にも、ヘーゼルナッツ風味のチョコレート菓子の商品名『ヌテラ(Nutella)』をある夫妻が子供に命名。その際には、裁判所から『エラ(Ella)』に変更するようにとの命令が下されていた。
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