頭部強打で意識不明のコロンビア代表GKオスピナの無事が確認…交代後病院に直行

2019.03.18 09:10 Mon
Getty Images
ナポリに所属するコロンビア代表GKダビド・オスピナが、ウディネーゼ戦で意識を失い、病院へ緊急搬送された。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

オスピナは17日、セリエA第28節のウディネーゼ戦(4-2でナポリが勝利)に先発。開始5分に左サイドからのクロスに対応した際、走り込んでいた相手選手と接触し、頭部を強打。その際は治療を受けてプレーを続行したが、41分に意識を失い、突如ピッチに倒れ込んだ。オスピナはプレー続行不可能となり、そのまま病院に直行した。
伝えられるところによると、オスピナには意識もあり、CTスキャンの結果、脳への大きなダメージも見られなかったようだ。ナポリのメディカルスタッフも「オスピナはすべての検査を終えて、元気です」とコメントしている。病院には家族も駆けつけており、24時間から48時間の間、病院で経過観察をするという。

ちなみにオスピナは、22日に日本代表と対戦するコロンビア代表のメンバーに選出されているが、今回は辞退することになりそうだ。


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