“移籍市場の錬金術師”モンチが古巣セビージャに2年ぶりの復帰
2019.03.17 22:06 Sun
セビージャは17日、先日にローマとの契約を解除したモンチ氏(50)がスポーツ・ディレクター(SD)として復帰することを発表した。
そして、アーセナルを新天地に選ぶとの噂もあった中、愛する古巣に2年ぶりの復帰を果たすことになった。
モンチの愛称で知られるラモン・ロドリゲス・ヴェルデホ氏。GKとしてカンテラから現役引退までセビージャ一筋のキャリアを築いたモンチ氏は、2000年にセビージャのSDに就任。
クラブからカンテラの充実と有能なタレントの獲得という2つの要求を受けたモンチ氏は、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスやスペイン代表MFホセ・アントニオ・レジェス、スペイン代表MFヘスス・ナバス、スペイン代表DFアルベルト・モレーノなど錚々たるタレントをトップチームにデビューさせた。
近年の移籍市場でもFWカルロス・バッカやフランス代表FWケヴィン・ガメイロの取引でスポーツ面、経済面で多くの利益をもたらすなど、辣腕を発揮してきた。
現在、セビージャはここ最近のリーガでの低迷に加え、格下スラビア・プラハ相手に敗れてヨーロッパリーグ(EL)からの敗退を強いられ、パブロ・マチン監督の解任を発表。フットボール・ディレクターを務めているホアキン・カパロス氏が暫定指揮官を務めることになっている。
その苦境の中で辣腕SDの復帰はセビジスタの心配を軽減することに繋がるはずだ。
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2017年4月からローマの新SDを務めていたモンチ氏はMFジェンギズ・ウンデルやFWユスティン・クライファート、MFニコロ・ザニオーロといった若く才能あふれる選手たちを発掘。“移籍市場の錬金術師”の名にふさわしい手腕を発揮していたが、昨夏の移籍市場における主力の売却によるティフォージとの確執、自身が任命したエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任に伴い今月8日にクラブを去ることになった。モンチの愛称で知られるラモン・ロドリゲス・ヴェルデホ氏。GKとしてカンテラから現役引退までセビージャ一筋のキャリアを築いたモンチ氏は、2000年にセビージャのSDに就任。
クラブからカンテラの充実と有能なタレントの獲得という2つの要求を受けたモンチ氏は、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスやスペイン代表MFホセ・アントニオ・レジェス、スペイン代表MFヘスス・ナバス、スペイン代表DFアルベルト・モレーノなど錚々たるタレントをトップチームにデビューさせた。
一方、外部からの補強ではブラジル代表DFダニエウ・アウベスや元マリ代表MFセイドゥ・ケイタ、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、スペイン代表MFアレイシ・ビダルを安価な移籍金で獲得した後、獲得資金の倍以上でバルセロナに売却する見事な商才を発揮。
近年の移籍市場でもFWカルロス・バッカやフランス代表FWケヴィン・ガメイロの取引でスポーツ面、経済面で多くの利益をもたらすなど、辣腕を発揮してきた。
現在、セビージャはここ最近のリーガでの低迷に加え、格下スラビア・プラハ相手に敗れてヨーロッパリーグ(EL)からの敗退を強いられ、パブロ・マチン監督の解任を発表。フットボール・ディレクターを務めているホアキン・カパロス氏が暫定指揮官を務めることになっている。
その苦境の中で辣腕SDの復帰はセビジスタの心配を軽減することに繋がるはずだ。
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