金沢が6人6発で今季初勝利! 惨敗の町田は3連敗…《J2》

2019.03.17 17:55 Sun
©︎J.LEAGUE
明治安田生命J2リーグ第4節の8試合が17日に各地で行われた。

石川県西部緑地公園陸上競技場で行われたツエーゲン金沢vsFC町田ゼルビアでは、6-1で金沢が快勝した。
連敗中で開幕から勝利の無い金沢が、同じく連敗中の町田をホームに迎えた一戦。

試合は開始早々の6分に動きを見せる。右xCKから藤村が精度の高いクロスを供給すると、クルーニーがヘディングシュートを叩き込んで金沢が先制。しかし、直後の9分に今度は町田が右CKを獲得すると、クロスのこぼれ球からボックス右の岡田に繋がり、そのままボックス内右に侵攻。コントロールがやや長くなったところを山内が拾い、同点弾を突き刺した。

その後も一進一退の攻防が続く中、前半終了間際の41分に金沢が勝ち越し点を決める。ボックス手前左から放たれたクルーニーのシュートがバーに阻まれると、跳ね返りにボックス内右でフリーの金子が反応。右足のボレーシュートで難なくネットを揺らした。
町田が1-2のビハインドを抱えて迎えた後半、やや金沢の一方的な展開に。59分に左CKから藤村のキックに廣井が左足で合わせて加点すると、直後の61分にも藤村が左サイドを突破しGK増田との一対一を制す。金沢が一挙3点のリードを奪う。

そして、70分にも大橋の精度の高いスルーパスに抜け出した大石がボックス右に抜け出し、ゴール左を射抜く。1-5の大差を付けられている町田は、74分にボックス内で井上がハンドを犯してしまい、一発退場。金沢が与えられると、キッカーの小松が落ち着いてチームの6点目を決めた。

その後、10人になった町田が点差を詰めることが出来ないまま試合が終了。この結果、金沢は圧倒的大差で今シーズン初勝利を奪取した。対する町田は、最悪の試合内容で3連敗を喫している。

◆明治安田生命J2リーグ第4節
▽3/17(日)
FC岐阜 0-0 鹿児島ユナイテッドFC
ツエーゲン金沢 6-1 FC町田ゼルビア
ヴァンフォーレ甲府 2-0 V・ファーレン長崎
モンテディオ山形 1-0 大宮アルディージャ
水戸ホーリーホック 1-1 ジェフユナイテッド千葉
ファジアーノ岡山 2-1 アビスパ福岡
京都サンガF.C. 0-1 柏レイソル
愛媛FC 2-1 レノファ山口FC

▽3/16(土)
横浜FC 1-2 アルビレックス新潟
東京ヴェルディ 2-3 栃木SC
FC琉球 2-1 徳島ヴォルティス
関連ニュース
thumb

首位清水が仙台との打ち合い制し3連勝達成!快勝の3位岡山が後を追う【明治安田J2第11節】

20日、明治安田J2リーグ第11節の5試合が各地で行われた。 2連勝中で首位を走る清水エスパルス(勝ち点22)は5位ベガルタ仙台(勝ち点17)をホームに迎えての上位対決。先に試合を動かしたのは16分の清水で、ロングボールから味方の落としを受けたルーカス・ブラガがGKとの一対一を冷静に左足で決めた。 清水の1点リードで後半へ突入すると、54分にカウンターから北川航也が決めて追加点。それでも意地を見せる仙台は65分、中島元彦が押し込んで再び1点差とする。 その後、終盤まで同点ゴールを許さなかった清水は途中出場の17歳・西原源樹が83分にクラブ最年少得点を記録。後半アディショナルタイムにはオナイウ情滋に1点を返されたが、3-2の打ち合いを制した清水が3連勝とした。 首位への返り咲きを目指す3位ファジアーノ岡山(勝ち点19)は14位ロアッソ熊本(勝ち点12)とのホームゲーム。30分、味方のボックス内での落としを輪笠祐士が左足で押し込み、岡山が均衡を破る。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した岩渕弘人がGKとの一対一を落ち着いて決め、岡山が2点リードで折り返し。後半はスコア動かずの決着となり、今節を明日に控える2位V・ファーレン長崎(勝ち点21)をかわして暫定2位となった。 その他、7位ヴァンフォーレ甲府(勝ち点15)は19位ザスパ群馬(勝ち点6)に4-1で大勝し、暫定5位に浮上。13位モンテディオ山形(勝ち点13)は、9位愛媛FC(勝ち点15)相手に2-1で逃げ切り暫定7位となった。 ◆明治安田J2第11節 ▽4月20日(土) 清水エスパルス 3-2 ベガルタ仙台 ファジアーノ岡山 2-0 ロアッソ熊本 藤枝MYFC 0-1 徳島ヴォルティス ヴァンフォーレ甲府 4-1 ザスパ群馬 モンテディオ山形 2-1 愛媛FC ▽4月21日(日) 《14:00》 大分トリニータ vs いわきFC ジェフユナイテッド千葉 vs ブラウブリッツ秋田 V・ファーレン長崎 vs 横浜FC レノファ山口FC vs 水戸ホーリーホック 鹿児島ユナイテッドFC vs 栃木SC 2024.04.20 16:54 Sat

清水のU-20日本代表DF菊地脩太、J2で争う山形へ育成型期限付き移籍「この決断に大きな覚悟と責任」

モンテディオ山形は19日、清水エスパルスのU-20日本代表DF菊地脩太(20)の育成型期限付き移籍加入を発表した。 移籍期間は2025年1月31日までで、背番号は「83」に決定。また、2024シーズンは清水との公式戦に出場できない。 菊地は清水の下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと昇格し、2021年には2種登録でトップチームデビュー。2022年に正式昇格したが、リーグ戦での出番なく、同年7月にV・ファーレン長崎へ育成型期限付き移籍した。 長崎でもJ2リーグ2試合の出場に終わり、2023シーズンは清水へ復帰。この年もカップ戦4試合のプレーにとどまると、今シーズンはここまでメンバー入りがなかった。 同じJ2を戦う山形への武者修行を決断した菊地は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形に関わる全ての皆さま、はじめまして。清水エスパルスから育成型期限付き移籍で加入することになりました、菊地脩太です。チームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」 ◆清水エスパルス 「今回、育成型期限付き移籍でモンテディオ山形に移籍することになりました。この決断に大きな覚悟と責任を持ち頑張ってきます」 2024.04.19 16:04 Fri

鹿児島FW武星弥がトレーニング中に左足関節外果骨折…全治は約3カ月の見込み

鹿児島ユナイテッドFCは18日、FW武星弥の負傷を報告した。 武は5日に行われたトレーニング中に負傷。鹿児島市内の病院で検査した結果、左足関節外果骨折と診断されたとのことだ。16日に手術が行われ、全治は約3カ月となっている。 鹿児島の下部組織出身である武は、昨シーズンから正式にトップチーム昇格。今シーズンは明治安田J2リーグで4試合出場1ゴール、YBCルヴァンカップで1試合出場の成績を残していた。 2024.04.18 17:35 Thu

いわき、新潟戦負傷交代のFW杉山伶央が脳震とうと診断…容体は安定

いわきFCは18日、FW杉山伶央の負傷を報告した。 杉山は17日に行われたYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦のアルビレックス新潟戦で先発したが、19分に負傷交代して救急搬送に。検査の結果、脳震とうと診断されたとのことだ。現在容体は安定しており、自宅で経過観察中だという。 杉山は2022年に作新学院大学からいわきへ加入。今シーズンはここまで明治安田J2リーグで1試合に出場していた。 2024.04.18 13:50 Thu

甲府のDF神谷凱士が脳震とうと診断…今季初出場となった熊本戦で負傷

ヴァンフォーレ甲府は17日、DF神谷凱士の負傷を発表した。 神谷は14日に行われた明治安田J2リーグ第10節のロアッソ熊本戦に先発出場。しかし、前半アディショナルタイム4分に交代していた。 検査の結果、脳震とうと診断されたとのこと。日本サッカー協会(JFA)で定められた段階的プログラムを経ての復帰となるり、問題なければ最短で試合翌日から6日間での復帰となる。 神谷は今シーズンのJ2で熊本戦が初出場だった。 2024.04.17 22:40 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly