【セリエAプレビュー】3位と4位によるCL出場権を争うダービー《ミランvsインテル》
2019.03.17 18:00 Sun
セリエA第28節、ミランvsインテルのミラノ・ダービーが17日の28:30にキックオフされる。3位ミラン(勝ち点51)と4位インテル(勝ち点50)によるチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うダービーだ。
一方、年明け以降のリーグ戦8試合で3勝2分け3敗と失速したインテルは、ミランに3位の座を奪われ、4位までに与えられるCL出場権争いに飲み込まれた。そんな中、契約延長問題でキャプテンを剥奪されたイカルディの不在が続くなどゴタゴタが噴出。幸い、イカルディの代役を務めるL・マルティネスは奮闘しているが、ミランとは対照的に攻守にチグハグな状態だ。ヨーロッパリーグからも敗退し、4位以内でのCL出場権獲得に絞られた中、5位ローマとは3ポイント差と熾烈を極めるCL出場権争い真っ只中で迎えるダービーを何とか制し、残り10試合に向けてキッカケを掴む試合にしたい。
なお、今季の1stマッチでは後半追加タイムのイカルディ弾でインテルが1-0と勝利していた。
GK:ドンナルンマ
DF:カラブリア、ムサッキオ、ロマニョーリ、R・ロドリゲス
MF:ケシエ、バカヨコ、パケタ
FW:スソ、ピョンテク、チャルハノール
負傷者: MFボナヴェントゥーラ
出場停止者:なし
GK:ハンダノビッチ
DF:ダンブロージオ、デ・フライ、シュクリニアル、アサモア
MF:ガリアルディーニ、ブロゾビッチ
MF:ポリターノ、ジョアン・マリオ、ペリシッチ
FW: L・マルティネス
負傷者: DFミランダ、MFナインゴラン
出場停止者: なし
対するインテルは引き続きイカルディが招集外で、ナインゴランが負傷欠場。鼻骨を骨折しているミランダもメンバー外となった。また、ブロゾビッチがコンディション不良でプレーできない場合があるとのことだ。ナインゴランの代役にはジョアン・マリオが、ブロゾビッチの代役にはボルハ・バレロが予想される。
★注目選手
◆ミラン: FWクリストフ・ピョンテク
◆インテル: FWラウタロ・マルティネス
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冬の移籍市場で獲得したピョンテクとパケタが大当たりのミランは、現在リーグ戦5連勝中で前々節、ついに3位に浮上した。とりわけピョンテクはミラン加入後のリーグ戦7試合で6ゴールと、ジェノア在籍時同様のずば抜けた得点力を発揮し、チームを押し上げている。また、バカヨコとGKドンナルンマを軸とした守備陣も堅実さが増し、安定した試合運びを実現。攻守にバランスが取れ始めている中、インテルとのビッグマッチを迎えた。なお、今季の1stマッチでは後半追加タイムのイカルディ弾でインテルが1-0と勝利していた。
◆ミラン◆
【4-3-3】
【4-3-3】
(C)CWS Brains,LTD.
▽ミラン予想スタメンGK:ドンナルンマ
DF:カラブリア、ムサッキオ、ロマニョーリ、R・ロドリゲス
MF:ケシエ、バカヨコ、パケタ
FW:スソ、ピョンテク、チャルハノール
負傷者: MFボナヴェントゥーラ
出場停止者:なし
長期離脱中のボナヴェントゥーラを除いて欠場者はおらず、ベストメンバーを送り込める状況だ。
◆インテル◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽インテル予想スタメンGK:ハンダノビッチ
DF:ダンブロージオ、デ・フライ、シュクリニアル、アサモア
MF:ガリアルディーニ、ブロゾビッチ
MF:ポリターノ、ジョアン・マリオ、ペリシッチ
FW: L・マルティネス
負傷者: DFミランダ、MFナインゴラン
出場停止者: なし
対するインテルは引き続きイカルディが招集外で、ナインゴランが負傷欠場。鼻骨を骨折しているミランダもメンバー外となった。また、ブロゾビッチがコンディション不良でプレーできない場合があるとのことだ。ナインゴランの代役にはジョアン・マリオが、ブロゾビッチの代役にはボルハ・バレロが予想される。
★注目選手
◆ミラン: FWクリストフ・ピョンテク
Getty Images
期待外れに終わったイグアインに代わるミランの新エースに相応しい活躍を加入後、見せ続けている。ミランでは公式戦9試合の出場で8ゴールと驚異のスタッツを残し、得点力不足に喘いでいたチームの救世主となってミラニスタのハートをがっしりと鷲掴みにしている。ゴールに特化したプレースタイルで一瞬の隙も見逃さない職人タイプのピョンテクが、ダービーでも虎視眈々とゴールを狙う。◆インテル: FWラウタロ・マルティネス
Getty Images
対するインテルの注目選手には現在イカルディに代わって最前線を任されているL・マルティネスを挙げたい。クラブと揉めているイカルディが不在の間隙を縫って結果を残しているL・マルティネスは、イカルディ以上のポストワークで味方をうまく生かす効果も生んでいる。その結果、ウインガーのペリシッチとポリターノのパフォーマンスも上向いており、両者共にここ数試合でゴールを挙げている。攻撃を円滑に機能させているL・マルティネスがイカルディに代わるエースとして認められるにはダービーでのゴールが欲しいところだ。PR
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