ザック退任のUAE代表、元豪州代表指揮官のファン・マルバイク氏が新監督の最有力候補に
2019.03.16 17:35 Sat
UAE代表の新指揮官にオランダ人のベルト・ファン・マルバイク氏が最有力候補に挙がっているようだ。UAE紙『ザ・ナショナル』が伝えている。
UAEは自国開催となった1月のアジアカップで、前回覇者のオーストラリアを下すなど躍進。ベスト4入りを果たしたが、準決勝でカタールに大敗。大会終了後に1年3カ月にわたり、チームを指揮していたアルベルト・ザッケローニ監督の退任を発表していた。
UAE紙『ザ・ナショナル』によると、2022年のカタールW杯出場に照準をあてるUAEサッカー協会(UAE FA)は、5人の新監督候補を立てており、そのなかでも「ファン・マルバイク氏が最有力候補に挙がっている」ようで、「同氏とUAE FAはすでに交渉のテーブルについている」と伝えている。
現在66歳のファン・マルバイク監督は、フェイエノールトやドルトムントといったクラブを指揮したあと、2008年にオランダ代表の監督に就任。10年の南アフリカW杯で同代表を準優勝に導いた。
その後はハンブルガーSVでの指揮を経て15年からサウジアラビア代表の指揮官に。同国を3大会ぶりのW杯出場へ導く確かな手腕を発揮したものの、サウジアラビアサッカー協会が、同氏の側近であるスタッフを解任し、同氏への契約延長交渉でも無理難題な条件を突きつけたことで、延長を拒否。18年よりオーストラリア代表の監督に就任した。しかし、ロシアW杯では1勝もできず、グループリーグ敗退が決まると、7月限りで退任を発表していた。
同紙によると「UAE FAは、17年10月にザッケローニ氏を招へいする前に、ファン・マルバイク氏に近づいていた」ようで、協会は「ファン・マルバイクとサウジアラビアとの仕事は、強い個性と鍛錬に重点を置いていて、非常に魅力的である」と評価していたとのこと。アジアでも確かな実績を残す“老将”に再び白羽の矢を立てているようだ。
指揮官不在のUAEだが、3月21日に国際親善試合でサウジアラビア代表と、26日にシリア代表と対戦する。この2試合についてはザッケローニ体制下でスタッフの一員であったサレム・アブドゥルラフマン氏が暫定監督を務める予定となっている。
提供:goal.com
UAEは自国開催となった1月のアジアカップで、前回覇者のオーストラリアを下すなど躍進。ベスト4入りを果たしたが、準決勝でカタールに大敗。大会終了後に1年3カ月にわたり、チームを指揮していたアルベルト・ザッケローニ監督の退任を発表していた。
UAE紙『ザ・ナショナル』によると、2022年のカタールW杯出場に照準をあてるUAEサッカー協会(UAE FA)は、5人の新監督候補を立てており、そのなかでも「ファン・マルバイク氏が最有力候補に挙がっている」ようで、「同氏とUAE FAはすでに交渉のテーブルについている」と伝えている。
現在66歳のファン・マルバイク監督は、フェイエノールトやドルトムントといったクラブを指揮したあと、2008年にオランダ代表の監督に就任。10年の南アフリカW杯で同代表を準優勝に導いた。
その後はハンブルガーSVでの指揮を経て15年からサウジアラビア代表の指揮官に。同国を3大会ぶりのW杯出場へ導く確かな手腕を発揮したものの、サウジアラビアサッカー協会が、同氏の側近であるスタッフを解任し、同氏への契約延長交渉でも無理難題な条件を突きつけたことで、延長を拒否。18年よりオーストラリア代表の監督に就任した。しかし、ロシアW杯では1勝もできず、グループリーグ敗退が決まると、7月限りで退任を発表していた。
同紙によると「UAE FAは、17年10月にザッケローニ氏を招へいする前に、ファン・マルバイク氏に近づいていた」ようで、協会は「ファン・マルバイクとサウジアラビアとの仕事は、強い個性と鍛錬に重点を置いていて、非常に魅力的である」と評価していたとのこと。アジアでも確かな実績を残す“老将”に再び白羽の矢を立てているようだ。
指揮官不在のUAEだが、3月21日に国際親善試合でサウジアラビア代表と、26日にシリア代表と対戦する。この2試合についてはザッケローニ体制下でスタッフの一員であったサレム・アブドゥルラフマン氏が暫定監督を務める予定となっている。
提供:goal.com
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