アイルランド→イングランド、サウスゲイト監督が“二重国籍”という難問を語る「正しいと感じてはいない」
2019.03.14 11:35 Thu
正しい答えが見つかることはないだろう。イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、難しい問題に関しての心境を語った。イギリス『BBC』が報じた。
イングランドサッカー連盟(FA)は13日、ユーロ2020予選に向けた招集メンバー25名を発表した。
FWハリー・ケイン(トッテナム)やFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)などの主力が順当に選出される中、MFデクラン・ライス(ウェストハム)を初招集。しかし、この招集が難しい問題だと語った。
ライスは、イギリスのロンドン出身。チェルシーやウェストハムの下部組織で育ち、2017年からトップチームデビューを果たしていた。
イングランド出身であるライスだが、祖父母がアイルランドのコーク出身だったため、ユース年代から代表チームはアイルランド代表としてプレー。アイルランド代表としても国際親善試合に出場し、世代別では高く評価されていたものの、2018年末にイングランド代表を選択することを宣言していた。
「もし、皆さんが二重国籍であれば、1つ以上の国に対して親近感を感じるだろう」
クリスタル・パレスで活躍するFWウィルフリード・ザハは、イングランド代表として国際親善試合で2試合に出場。しかし、その後、生まれ故郷であるコートジボワール代表を選択している。
「我々は、できる限り、倫理的にその問題を考えている」
「彼らが他の国の資格があるのに、このチームに召集さいた選手が2、3人いる。しかし、我々は、その決断が正しい瞬間であるとは感じていなかった」
イングランド代表は、22日にチェコ代表と、25日にモンテネグロ代表と対戦する。ライスがこの2試合に出場することがあれば、アイルランド代表としての出場資格は完全になくなる。
イングランドサッカー連盟(FA)は13日、ユーロ2020予選に向けた招集メンバー25名を発表した。
ライスは、イギリスのロンドン出身。チェルシーやウェストハムの下部組織で育ち、2017年からトップチームデビューを果たしていた。
イングランド出身であるライスだが、祖父母がアイルランドのコーク出身だったため、ユース年代から代表チームはアイルランド代表としてプレー。アイルランド代表としても国際親善試合に出場し、世代別では高く評価されていたものの、2018年末にイングランド代表を選択することを宣言していた。
サウスゲイト監督は、この二重国籍問題に関して、「若い選手にとっては難しい決断」であるとコメントした。
「もし、皆さんが二重国籍であれば、1つ以上の国に対して親近感を感じるだろう」
クリスタル・パレスで活躍するFWウィルフリード・ザハは、イングランド代表として国際親善試合で2試合に出場。しかし、その後、生まれ故郷であるコートジボワール代表を選択している。
「我々は、できる限り、倫理的にその問題を考えている」
「彼らが他の国の資格があるのに、このチームに召集さいた選手が2、3人いる。しかし、我々は、その決断が正しい瞬間であるとは感じていなかった」
イングランド代表は、22日にチェコ代表と、25日にモンテネグロ代表と対戦する。ライスがこの2試合に出場することがあれば、アイルランド代表としての出場資格は完全になくなる。
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