【ELプレビュー】崖っぷちアーセナル逆転突破なるか?! 長谷部フランクフルトは正念場
2019.03.14 12:00 Thu
ファーストレグから1週間、14日にヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16のセカンドレグの8試合が行われる。優勝候補が上手くバラけたラウンド16は、ファーストレグではチェルシーやナポリが快勝を収める一方で、インテルは敵地でフランクフルトとゴールレスドロー、アーセナルは同じく敵地で1-3で敗れる結果となった。
◆ラウンド16・2ndレグ◆
▽3/14(木)
《26:55》
FCクラスノダール vs バレンシア
ザルツブルク vs ナポリ
ディナモ・キエフ vs チェルシー
《29:00》
ベンフィカ vs ディナモ・ザグレブ
ビジャレアル vs ゼニト
インテル vs フランクフルト
アーセナル vs レンヌ
スラビア・プラハ vs セビージャ
◆ラウンド16・1stレグ結果◆
▽3/7(木)
ゼニト 1-3 ビジャレアル
セビージャ 2-2 スラビア・プラハ
フランクフルト 0-0 インテル
レンヌ 3-1 アーセナル
ディナモ・ザグレブ 1-0 ベンフィカ
ナポリ 3-0 ザルツブルク
チェルシー 3-0 ディナモ・キエフ
バレンシア 2-1 FCクラスノダール
◆明暗分かれたロンドン勢、アーセナルはホームで巻き返し狙う
一方、敗退危機に直面しているアーセナルはホームでの逆転に望みをかける。ファーストレグではFWイウォビのゴールで先制するも、前半のDFパパスタソブーロスの退場で状況は一変。最終的に2点のリードを許してセカンドレグに向かうことになった。ホームではこの1点のアウェイゴールを生かしたい。チームは直近の試合でマンチェスター・ユナイテッドを倒しており、決して悪い状態ではないはず。また、当初出場停止だったFWラカゼットが処分軽減で起用可能となった点は大きな後押しとなるはずだ。
◆イタリア勢vs日本人勢…南野ザルツは絶望的も、長谷部フランクフルトは正念場
インテルvsフランクフルトは、ファーストレグはGKトラップのPKストップもありゴールレスドローに。フル出場したMF長谷部誠はホーム無失点に貢献し、セカンドレグに望みを繋いだ。両チームの直近の試合は、インテルはSPAL戦でリーグ戦では3試合ぶりに勝利。一方、フランクフルトはデュッセルドルフに快勝し、公式戦11試合負けなしとしている。
◆スペイン勢は順当に勝ち上がれるか
バレンシアとビジャレアルは、それぞれクラスノダールとゼニトのロシア勢と対戦し白星を得ている。セカンドレグでアウェイ戦に臨むバレンシアは現在公式戦13試合無敗を維持。また、ロシアでの試合はこれまで3勝1分け2敗と勝ち越している。勢いと良いデータを持ってベスト8進出といきたいところだ。
一方のビジャレアルはホームでゼニトを迎え撃つ。リーグ戦では不甲斐ないイエローサブマリンだが、ELは好調そのもの。ファーストレグでは大会でホーム無敗を誇っていたゼニトに3-1で快勝し、大きなアドバンテージを持って本拠地に戻る。ホームでのロシア勢との成績は過去4試合で全勝。ビジャレアルの勝利は堅い。
◆ラウンド16・2ndレグ◆
▽3/14(木)
《26:55》
FCクラスノダール vs バレンシア
ザルツブルク vs ナポリ
ディナモ・キエフ vs チェルシー
ベンフィカ vs ディナモ・ザグレブ
ビジャレアル vs ゼニト
インテル vs フランクフルト
アーセナル vs レンヌ
スラビア・プラハ vs セビージャ
◆ラウンド16・1stレグ結果◆
▽3/7(木)
ゼニト 1-3 ビジャレアル
セビージャ 2-2 スラビア・プラハ
フランクフルト 0-0 インテル
レンヌ 3-1 アーセナル
ディナモ・ザグレブ 1-0 ベンフィカ
ナポリ 3-0 ザルツブルク
チェルシー 3-0 ディナモ・キエフ
バレンシア 2-1 FCクラスノダール
◆明暗分かれたロンドン勢、アーセナルはホームで巻き返し狙う
Getty Images
ロンドン勢は明暗分かれる結果に。ウクライナの雄、ディナモ・キエフをホームに迎えたチェルシーは、前線の小兵3人の見事な活躍ぶりで3発快勝を収め、ベスト8進出に大きく前進。片やアーセナルは、リーグ・アン中位のレンヌにまさかの1-3の敗戦。アウェイといえど、優勝候補らしからぬ試合展開となった。今度は敵地に乗り込むチェルシーは、大きなアドバンテージを持っていることからスタメンを落としてくる可能性がある。EL2試合連続ゴール中のMFハドソン=オドイや、ファーストレグでそのハドソン=オドイのゴールをお膳立てMFロフタス=チークら若手が先発入りする可能性が大いにある。だが、今回の試合の4日前にあったプレミアリーグではウォルバーハンプトンと引き分けており、今後のリーグ戦に向けてバウンスバックに努めてくるかもしれない。
一方、敗退危機に直面しているアーセナルはホームでの逆転に望みをかける。ファーストレグではFWイウォビのゴールで先制するも、前半のDFパパスタソブーロスの退場で状況は一変。最終的に2点のリードを許してセカンドレグに向かうことになった。ホームではこの1点のアウェイゴールを生かしたい。チームは直近の試合でマンチェスター・ユナイテッドを倒しており、決して悪い状態ではないはず。また、当初出場停止だったFWラカゼットが処分軽減で起用可能となった点は大きな後押しとなるはずだ。
◆イタリア勢vs日本人勢…南野ザルツは絶望的も、長谷部フランクフルトは正念場
Getty Images
ラウンド16の注目のひとつとなっているイタリア勢vs日本人勢。FW南野拓実擁するザルツブルクと対戦したナポリはホームで3発快勝。余裕を持ってアウェイでのセカンドレグに臨む。ファーストレグでは75分から途中出場した南野に期待したい。インテルvsフランクフルトは、ファーストレグはGKトラップのPKストップもありゴールレスドローに。フル出場したMF長谷部誠はホーム無失点に貢献し、セカンドレグに望みを繋いだ。両チームの直近の試合は、インテルはSPAL戦でリーグ戦では3試合ぶりに勝利。一方、フランクフルトはデュッセルドルフに快勝し、公式戦11試合負けなしとしている。
◆スペイン勢は順当に勝ち上がれるか
Getty Images
近年5回のEL優勝を誇るセビージャはスラビア・プラハをホームに迎えたファーストレグで、2度のリードを追い付かれドロー決着。サンチェス・ピスファンに集まったサポーターからはブーイングが起こる事態となった。アウェイでの勝利を目指すセビージャだが、スラビア・プラハはホームで滅法強く、リーグ戦では13試合で12勝1敗。カップ戦を含めても黒星はその1度のみとなっている。難所攻略なるか。バレンシアとビジャレアルは、それぞれクラスノダールとゼニトのロシア勢と対戦し白星を得ている。セカンドレグでアウェイ戦に臨むバレンシアは現在公式戦13試合無敗を維持。また、ロシアでの試合はこれまで3勝1分け2敗と勝ち越している。勢いと良いデータを持ってベスト8進出といきたいところだ。
一方のビジャレアルはホームでゼニトを迎え撃つ。リーグ戦では不甲斐ないイエローサブマリンだが、ELは好調そのもの。ファーストレグでは大会でホーム無敗を誇っていたゼニトに3-1で快勝し、大きなアドバンテージを持って本拠地に戻る。ホームでのロシア勢との成績は過去4試合で全勝。ビジャレアルの勝利は堅い。
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