久保アシストからジャエル初弾のFC東京が連勝! 鳥栖はクエンカデビューも無得点3連敗…《J1》
2019.03.10 16:10 Sun
明治安田生命J1リーグ第3節のFC東京vsサガン鳥栖が10日に 味の素スタジアムで行われ、2-0でFC東京が勝利した。
前節の湘南ベルマーレ戦を3-2で制したリーグ無敗のFC東京が、リーグ無得点かつ未勝利、連敗中の鳥栖をホームに迎えた一戦。
ホーム開幕戦となるFC東京は、1-2で敗北したミッドウィークのルヴァンカップ・グループB柏レイソル戦からスタメンを全員変更。最後尾にGK林、ディフェンスラインに室屋、チャン・ヒョンス、森重、小川、中盤に久保、橋本、高萩、東、前線に永井、ディエゴ・オリヴェイラを起用した。
公式戦初勝利を目指す鳥栖は、1-3で敗北したミッドウィークのルヴァンカップ・グループB第1節ベガルタ仙台戦からスタメンを6名変更。GK高丘、谷口、カルロ・ブルシッチ、樋口、安在、島谷に代えて、GK大久保、三丸、高橋祐、藤田、フェルナンド・トーレス、金崎を起用した。また、注目のクエンカが初めてベンチ入りしている。
両GKにとっての古巣対戦となったこの試合、早々の2分にFC東京がいきなりファーストシュートを放つ。最終ラインの裏に出されたスルーパスに反応した永井がボックス内左に入り込み、右足でファーを狙う。しかし、これはGK大久保に阻まれた。
徐々に鳥栖がチャンスを掴み始めると、16分にFC東京にアクシデントが発生。永井がピッチ上で膝に手を当てて動けなくなり、プレー続行不可能と判断される。早くも1枚目のカードを切らざるを得なくなり、古巣対戦となる田川が投入された。
FC東京が前線までボールを運べずにいると、32分にも鳥栖がチャンスを得る。右サイド深い位置からのロングスローをボックス右のトーレスが頭でフリックすると、中央の趙東建が反応。しかし、至近距離からのシュートはGK林がストップする。
それでも36分、高橋秀からGK大久保へのバックパスをD・オリヴェイラがインターセプトしたものの、タッチが長くなってシュートまで持ち込めず。FC東京はリズムを取り戻すことが出来ない。
ゴールレスで折り返した後半も、FC東京はなかなか鳥栖ゴールを脅かせず。52分には左サイドをオーバーラップした高萩がクロスを供給し、田川が左足のボレーシュートを放ったが、枠を捉えない。
しかし、徐々に攻勢を強めるFC東京は、56分に田川が、58分に久保がボックス左の角度の無い所から立て続けにシュートを放つ。しかし、いずれもGK大久保が立ちはだかり、鳥栖が無失点を維持する。
そして、鳥栖は60分に最初の交代カードを投入。金崎に代えてクエンカをJリーグデビューさせた。しかし、直後の61分に高橋秀がD・オリヴェイラと交錯したシーンで2枚目の警告を提示され、古巣戦で痛恨の退場を命じられる。
すかさず動くFC東京は、途中出場の田川に代えて65分に新加入FWジャエルを投入。前線の圧力を高めていく。対する鳥栖も続け様に趙東建に代えて福田を送り込み、守備のバランスを整える。
数的不利を抱えている鳥栖は、クエンカとF・トーレスのみを前に残すより守備的な戦いにシフト。FC東京がポゼッションを増加させていくが、決定的な場面を作らせない。
FC東京は最後のカードで高萩に代えて大森を投入。停滞気味の試合を動かしにかかる。
すると、試合終了間際にドラマが待っていた。88分、右サイドからのクロスをボックス内のD・オリヴェイラが頭で落とし、ジャエルが鳥栖DFを背負いつつもボレーシュートを放つ。これもブロックに遭ったが、小川が左足を振り抜くと、クリアしに飛び込んだDF三丸に当たりネットを揺らした。
さらに、試合終了間際の93分にカウンターから左サイドに抜け出した久保が、GK大久保を引き付けて中央への折り返しを選択。そして、完璧なタイミング、軌道で出されたボールをジャエルが押し込んで自身の初得点としたところで試合が終了した。
この結果、FC東京は無敗を維持して連勝を飾ることに成功。対する鳥栖は、開幕から無得点の3連敗という泥沼に足を踏み入れている。
前節の湘南ベルマーレ戦を3-2で制したリーグ無敗のFC東京が、リーグ無得点かつ未勝利、連敗中の鳥栖をホームに迎えた一戦。
公式戦初勝利を目指す鳥栖は、1-3で敗北したミッドウィークのルヴァンカップ・グループB第1節ベガルタ仙台戦からスタメンを6名変更。GK高丘、谷口、カルロ・ブルシッチ、樋口、安在、島谷に代えて、GK大久保、三丸、高橋祐、藤田、フェルナンド・トーレス、金崎を起用した。また、注目のクエンカが初めてベンチ入りしている。
両GKにとっての古巣対戦となったこの試合、早々の2分にFC東京がいきなりファーストシュートを放つ。最終ラインの裏に出されたスルーパスに反応した永井がボックス内左に入り込み、右足でファーを狙う。しかし、これはGK大久保に阻まれた。
誕生日が3日違いの2人の17歳、FC東京MF久保と鳥栖MF松岡が激しいマッチアップを繰り広げる中、14分に鳥栖がチャンスを作り出す。フィードに反応したF・トーレスがボックス内左で飛び上がり、中央に折り返すと、趙東建が飛び込んで足先でボールに触れる。これは枠を捉えなかったが、FC東京をヒヤリとさせた。
徐々に鳥栖がチャンスを掴み始めると、16分にFC東京にアクシデントが発生。永井がピッチ上で膝に手を当てて動けなくなり、プレー続行不可能と判断される。早くも1枚目のカードを切らざるを得なくなり、古巣対戦となる田川が投入された。
FC東京が前線までボールを運べずにいると、32分にも鳥栖がチャンスを得る。右サイド深い位置からのロングスローをボックス右のトーレスが頭でフリックすると、中央の趙東建が反応。しかし、至近距離からのシュートはGK林がストップする。
それでも36分、高橋秀からGK大久保へのバックパスをD・オリヴェイラがインターセプトしたものの、タッチが長くなってシュートまで持ち込めず。FC東京はリズムを取り戻すことが出来ない。
ゴールレスで折り返した後半も、FC東京はなかなか鳥栖ゴールを脅かせず。52分には左サイドをオーバーラップした高萩がクロスを供給し、田川が左足のボレーシュートを放ったが、枠を捉えない。
しかし、徐々に攻勢を強めるFC東京は、56分に田川が、58分に久保がボックス左の角度の無い所から立て続けにシュートを放つ。しかし、いずれもGK大久保が立ちはだかり、鳥栖が無失点を維持する。
そして、鳥栖は60分に最初の交代カードを投入。金崎に代えてクエンカをJリーグデビューさせた。しかし、直後の61分に高橋秀がD・オリヴェイラと交錯したシーンで2枚目の警告を提示され、古巣戦で痛恨の退場を命じられる。
すかさず動くFC東京は、途中出場の田川に代えて65分に新加入FWジャエルを投入。前線の圧力を高めていく。対する鳥栖も続け様に趙東建に代えて福田を送り込み、守備のバランスを整える。
数的不利を抱えている鳥栖は、クエンカとF・トーレスのみを前に残すより守備的な戦いにシフト。FC東京がポゼッションを増加させていくが、決定的な場面を作らせない。
FC東京は最後のカードで高萩に代えて大森を投入。停滞気味の試合を動かしにかかる。
すると、試合終了間際にドラマが待っていた。88分、右サイドからのクロスをボックス内のD・オリヴェイラが頭で落とし、ジャエルが鳥栖DFを背負いつつもボレーシュートを放つ。これもブロックに遭ったが、小川が左足を振り抜くと、クリアしに飛び込んだDF三丸に当たりネットを揺らした。
さらに、試合終了間際の93分にカウンターから左サイドに抜け出した久保が、GK大久保を引き付けて中央への折り返しを選択。そして、完璧なタイミング、軌道で出されたボールをジャエルが押し込んで自身の初得点としたところで試合が終了した。
この結果、FC東京は無敗を維持して連勝を飾ることに成功。対する鳥栖は、開幕から無得点の3連敗という泥沼に足を踏み入れている。
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