神奈川ダービーは横浜FMが土壇場扇原弾でドロー! 川崎Fはダミアン2発も未勝利続く《J1》
2019.03.10 16:15 Sun
明治安田生命J1リーグ第3節の横浜F・マリノスvs川崎フロンターレが10日に日産スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
今回で31回目を迎えた“神奈川ダービー”。連勝スタートを切った3位・横浜FM(勝ち点6)は、前節のベガルタ仙台戦(2-1で勝利)から先発メンバーを2人変更した。契約上の理由から出場できない三好と高野に代えて大津とティーラトンを起用した。
一方、リーグ戦では2戦連続ドロー中、直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初戦の上海上港戦では0-1で敗れ、低調なスタートを切る14位・川崎F(勝ち点2)は、その上海上港戦から先発メンバーを4人変更。[4-4-2]を採用し、中村と長谷川、小林に代えて登里、知念、レアンドロ・ダミアンを起用した。また、試合開始前には大島がスタメンに名を連ねていたが、コンディション負傷により、田中が先発した。
攻撃的サッカーを用いる両者によるダービーマッチ。試合は、開始から早い時間帯に川崎Fが相手のミスから先制点を奪う。4分、横浜FMのビルドアップからGK飯倉の縦パスを急遽スタメン入りした田中がカット。すかさずゴール前にスルーパスを送り、走り込んだレアンドロ・ダミアンがループシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
思わぬ形で先制点を許した横浜FMだが、狙い通りに攻撃を仕掛けられず。それでも20分にはティーラトンの縦パスに抜け出した天野がボックス左からGKとDFの間に鋭いクロスを供給。これに大津が飛び込んだが、届かない。
直後の24分、横浜FMが理想の形から同点ゴールを奪う。右サイドでボールを持った大津がタイミングを見てボックス右にスルーパス。ここに仲川が走り込んで中央に折り返すと、ニアサイドに走り込んだエジガル・ジュニオがスルーし、ファーサイドのマルコス・ジュニールが蹴り込んだ。
追いつかれた川崎Fは30分、敵陣中央左でFKを獲得する。これをキッカーの家長がボックス中央に放り込むと、知念が胸トラップで上手く収めてボックス中央やや左から左足を振り抜く。しかし、これはわずかにゴール右外へと外れた。
その後、川崎Fは相手の素早いプレッシングに苦しみ、パスミスが散見。前半終盤は横浜FMが主導権を握り、川崎Fを押し込み続けた。
後半に入ると、川崎Fが再び押し込み始める。51分、車屋が敵陣ボックス左外でボールを奪い、家長を経由してレアンドロ・ダミアンへ。ボックス左から振り抜いたシュートは、相手DFの股を抜けて枠を捉えたが、GK飯倉の好守に阻まれる。直後にも守田のクロスを谷口が合わせるも、GK飯倉に素早い反応で防がれるなど、あと一歩のところでゴールが奪えない。後半立ち上がりを経過すると、両者ともに接触の激しいプレーが度々見られ、ヒートアップする場面も。
両者、全く譲らない展開。終盤にかけては横浜FMがボールを保持しながら試合が進む。今シーズン初勝利が欲しい川崎FはACLで調子の良さを見せた長谷川を投入して攻撃の活性化を図る。
すると長谷川が入った左サイドから徐々に相手陣内への侵攻回数が増加。迎えた88分、知念、途中出場の中村とつないで左サイドでパスを受けた長谷川がボックス左手前から右足でファーサイドにクロスを送る。これを途中出場の小林が頭で折り返し、最後はファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で押し込んだ。
これで川崎Fが2-1で勝ち越し。しかし、このまま試合終了かに思われた後半アディショナルタイム5分、横浜FMが土壇場で追いつく。GK飯倉上がった左CK。天野が左足でゴール前に放り込むと、途中出場の扇原が頭で合わせ、ゴール左に突き刺した。ラストワンプレーで横浜FMが2-2。
試合はそのまま終了。横浜FMが土壇場で勝ち点1を掴み、開幕3戦無敗。対する川崎Fは、リーグ戦3試合連続ドローと苦しい状況が続いている。
今回で31回目を迎えた“神奈川ダービー”。連勝スタートを切った3位・横浜FM(勝ち点6)は、前節のベガルタ仙台戦(2-1で勝利)から先発メンバーを2人変更した。契約上の理由から出場できない三好と高野に代えて大津とティーラトンを起用した。
攻撃的サッカーを用いる両者によるダービーマッチ。試合は、開始から早い時間帯に川崎Fが相手のミスから先制点を奪う。4分、横浜FMのビルドアップからGK飯倉の縦パスを急遽スタメン入りした田中がカット。すかさずゴール前にスルーパスを送り、走り込んだレアンドロ・ダミアンがループシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
思わぬ形で先制点を許した横浜FMだが、狙い通りに攻撃を仕掛けられず。それでも20分にはティーラトンの縦パスに抜け出した天野がボックス左からGKとDFの間に鋭いクロスを供給。これに大津が飛び込んだが、届かない。
ヒヤリとする場面を迎えた川崎Fはその1分後、知念のポストプレーからレアンドロ・ダミアンがワンタッチで最終ラインの裏へパスを送り、家長が敵陣中央やや左から一気に突破。ボックス中央やや左に侵攻し、一対一を迎える。しかし、左足でのシュートはGK飯倉に身体を張ったブロックに阻まれた。
直後の24分、横浜FMが理想の形から同点ゴールを奪う。右サイドでボールを持った大津がタイミングを見てボックス右にスルーパス。ここに仲川が走り込んで中央に折り返すと、ニアサイドに走り込んだエジガル・ジュニオがスルーし、ファーサイドのマルコス・ジュニールが蹴り込んだ。
追いつかれた川崎Fは30分、敵陣中央左でFKを獲得する。これをキッカーの家長がボックス中央に放り込むと、知念が胸トラップで上手く収めてボックス中央やや左から左足を振り抜く。しかし、これはわずかにゴール右外へと外れた。
その後、川崎Fは相手の素早いプレッシングに苦しみ、パスミスが散見。前半終盤は横浜FMが主導権を握り、川崎Fを押し込み続けた。
後半に入ると、川崎Fが再び押し込み始める。51分、車屋が敵陣ボックス左外でボールを奪い、家長を経由してレアンドロ・ダミアンへ。ボックス左から振り抜いたシュートは、相手DFの股を抜けて枠を捉えたが、GK飯倉の好守に阻まれる。直後にも守田のクロスを谷口が合わせるも、GK飯倉に素早い反応で防がれるなど、あと一歩のところでゴールが奪えない。後半立ち上がりを経過すると、両者ともに接触の激しいプレーが度々見られ、ヒートアップする場面も。
両者、全く譲らない展開。終盤にかけては横浜FMがボールを保持しながら試合が進む。今シーズン初勝利が欲しい川崎FはACLで調子の良さを見せた長谷川を投入して攻撃の活性化を図る。
すると長谷川が入った左サイドから徐々に相手陣内への侵攻回数が増加。迎えた88分、知念、途中出場の中村とつないで左サイドでパスを受けた長谷川がボックス左手前から右足でファーサイドにクロスを送る。これを途中出場の小林が頭で折り返し、最後はファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で押し込んだ。
これで川崎Fが2-1で勝ち越し。しかし、このまま試合終了かに思われた後半アディショナルタイム5分、横浜FMが土壇場で追いつく。GK飯倉上がった左CK。天野が左足でゴール前に放り込むと、途中出場の扇原が頭で合わせ、ゴール左に突き刺した。ラストワンプレーで横浜FMが2-2。
試合はそのまま終了。横浜FMが土壇場で勝ち点1を掴み、開幕3戦無敗。対する川崎Fは、リーグ戦3試合連続ドローと苦しい状況が続いている。
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