【J1ピックアッププレビュー】強力攻撃陣共演! ツネ・ガンバが好発進の風間グラを迎え撃つ《G大阪vs名古屋》
2019.03.08 18:00 Fri
今シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕から得点力で際立つガンバ大阪と名古屋グランパスが第3節で激突する。
両者の総得点数は第2節終了時点で6得点。これはJ1最多タイの数字だ。ただ、守備面に目を向ければ、G大阪の5失点に対して、名古屋は無失点。やや守備面で脆さを露呈しているG大阪が名古屋の攻撃陣を食い止められるか、あるいは打ち勝てるかが勝利のポイントになってくる一戦だ。
◆攻撃良好、守備改善必要〜ガンバ大阪〜
開幕戦こそ仲川輝人の疑惑ゴールもあり、横浜F・マリノスを相手に競り負けたが、第2節の清水エスパルス戦で4-2の勝利を収めてシーズン初白星。しかも、横浜FM時代を含めて初の1試合2得点を挙げたアデミウソン、2戦連発の小野瀬康介、初得点のファン・ウィジョといった決めるべき選手が揃い踏みでゴールネットを揺らしたことはかなり大きい。
直近のルヴァンカップこそジュビロ磐田に0-1の敗戦を喫したが、遠藤保仁やファン・ウィジョら清水戦に出場した8名の先発を入れ替えており、主力のコンディションに問題はない。ポイントは開幕2試合で複数失点を喫する守備面。イージーミスや軽い対応からの失点が続いており、磐田戦もそうだった。今節の名古屋戦は守備面の意思統一が鍵を握る。
◆攻守良好、試金石の一戦〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は開幕からサガン鳥栖、セレッソ大阪を相手に立て続けに完封で退け、スタートダッシュに成功。エドゥアルド・ネットやマテウス、青木亮太といった主力をケガで欠くものの、その不安を感じさせない強さを見せつけている。そのなかで、昨年のJ1リーグ得点王であるジョーも既に2得点を決めており、今シーズンも健在ぶりをアピール。チームとして死角はほぼない。
そして、ミッドウィークに行われたルヴァンカップのヴィッセル戦は2-2のドロー。終盤に追いつかれて勝ち点を取りこぼしたゲームだったが、相馬勇紀も2つのPKからゴールをゲットするなどサブ組も調子も悪くない。そうしたなかで、相対するのがG大阪。過去2戦の相手より、攻撃陣の調子は良く強力だ。ここまで2試合連続無失点中の守備力が本物なのか試される一戦になる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
DF:オ・ジェソク、三浦弦太、キム・ヨングォン、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、アデミウソン
監督:宮本恒靖
布陣は継続が濃厚。ルヴァンカップを休養に充てた面子が戻ってくる。オ・ジェソクやキム・ヨングォン、遠藤、今野泰幸、倉田秋、ファン・ウィジョはフレッシュな状態で完全合流の見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
名古屋も並びに変更はない。第2節のC大阪戦で先発した主力組はルヴァンカップを利用して完全休養。相馬の状態が良いが、前節途中出場から2得点大活躍の赤崎秀平の先発もあり得る。
【注目選手】
◆アデミウソン(ガンバ大阪)
そのなかで、強力デュオとして期待のファン・ウィジョと生かし生かされの好連携も披露。アミデウソンのファン・ウィジョに対する靴磨きパフォは良関係の証だ。今節もアデ&ウィジョの爆発をファンは待っている。
◆ジョアン・シミッチ(名古屋グランパス)
そして、今節のG大阪戦は個人としてもサンパウロ時代や世代別代表で同僚だったアデミウソンとの再会となる。かつての戦友の前で心臓ぶりを発揮できるか。名古屋の攻撃がうまくいっているときはこの男がひと際の輝きを放っているはずだ。
◆Jリーグを代表するアタッカーの共演!
G大阪と名古屋は過去、54度対戦。G大阪が26勝5分け23敗と勝ち越している。また、名古屋はG大阪にとって、最も多く得点を挙げている相手。そして、J1史上最も得点が生まれている対戦カードでもある。だが、直近5試合は名古屋の3勝1分け1敗。しかも、パナソニック スタジアム 吹田で名古屋にまだ勝ったことがない。Jリーグを代表するアタッカーが多く集いし両者マッチアップの結末はいかに──。試合は9日、15時にパナソニック スタジアム 吹田でキックオフだ。
両者の総得点数は第2節終了時点で6得点。これはJ1最多タイの数字だ。ただ、守備面に目を向ければ、G大阪の5失点に対して、名古屋は無失点。やや守備面で脆さを露呈しているG大阪が名古屋の攻撃陣を食い止められるか、あるいは打ち勝てるかが勝利のポイントになってくる一戦だ。
◆攻撃良好、守備改善必要〜ガンバ大阪〜
開幕戦こそ仲川輝人の疑惑ゴールもあり、横浜F・マリノスを相手に競り負けたが、第2節の清水エスパルス戦で4-2の勝利を収めてシーズン初白星。しかも、横浜FM時代を含めて初の1試合2得点を挙げたアデミウソン、2戦連発の小野瀬康介、初得点のファン・ウィジョといった決めるべき選手が揃い踏みでゴールネットを揺らしたことはかなり大きい。
直近のルヴァンカップこそジュビロ磐田に0-1の敗戦を喫したが、遠藤保仁やファン・ウィジョら清水戦に出場した8名の先発を入れ替えており、主力のコンディションに問題はない。ポイントは開幕2試合で複数失点を喫する守備面。イージーミスや軽い対応からの失点が続いており、磐田戦もそうだった。今節の名古屋戦は守備面の意思統一が鍵を握る。
◆攻守良好、試金石の一戦〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は開幕からサガン鳥栖、セレッソ大阪を相手に立て続けに完封で退け、スタートダッシュに成功。エドゥアルド・ネットやマテウス、青木亮太といった主力をケガで欠くものの、その不安を感じさせない強さを見せつけている。そのなかで、昨年のJ1リーグ得点王であるジョーも既に2得点を決めており、今シーズンも健在ぶりをアピール。チームとして死角はほぼない。
そして、ミッドウィークに行われたルヴァンカップのヴィッセル戦は2-2のドロー。終盤に追いつかれて勝ち点を取りこぼしたゲームだったが、相馬勇紀も2つのPKからゴールをゲットするなどサブ組も調子も悪くない。そうしたなかで、相対するのがG大阪。過去2戦の相手より、攻撃陣の調子は良く強力だ。ここまで2試合連続無失点中の守備力が本物なのか試される一戦になる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:東口順昭DF:オ・ジェソク、三浦弦太、キム・ヨングォン、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、アデミウソン
監督:宮本恒靖
布陣は継続が濃厚。ルヴァンカップを休養に充てた面子が戻ってくる。オ・ジェソクやキム・ヨングォン、遠藤、今野泰幸、倉田秋、ファン・ウィジョはフレッシュな状態で完全合流の見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:ランゲラックDF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
名古屋も並びに変更はない。第2節のC大阪戦で先発した主力組はルヴァンカップを利用して完全休養。相馬の状態が良いが、前節途中出場から2得点大活躍の赤崎秀平の先発もあり得る。
【注目選手】
◆アデミウソン(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
G大阪のキープレーヤーはアデミウソンだ。過去2年間、ケガに泣いた世代別ブラジル代表の元10番だが、今シーズンのキャンプ当初からキレキレで、第2節の清水戦でシーズン初得点を含む初の1試合2得点をマークした。そのなかで、強力デュオとして期待のファン・ウィジョと生かし生かされの好連携も披露。アミデウソンのファン・ウィジョに対する靴磨きパフォは良関係の証だ。今節もアデ&ウィジョの爆発をファンは待っている。
◆ジョアン・シミッチ(名古屋グランパス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
名古屋の注目選手は、新加入のジョアン・シミッチだ。元U-21ブラジル代表の肩書を持つ名古屋の8番は開幕2試合でボールキープ力だけでなく、長短を織り交ぜた左足の正確なパスセンスを披露。新たな司令塔として存在感を際立たせている。そして、今節のG大阪戦は個人としてもサンパウロ時代や世代別代表で同僚だったアデミウソンとの再会となる。かつての戦友の前で心臓ぶりを発揮できるか。名古屋の攻撃がうまくいっているときはこの男がひと際の輝きを放っているはずだ。
◆Jリーグを代表するアタッカーの共演!
G大阪と名古屋は過去、54度対戦。G大阪が26勝5分け23敗と勝ち越している。また、名古屋はG大阪にとって、最も多く得点を挙げている相手。そして、J1史上最も得点が生まれている対戦カードでもある。だが、直近5試合は名古屋の3勝1分け1敗。しかも、パナソニック スタジアム 吹田で名古屋にまだ勝ったことがない。Jリーグを代表するアタッカーが多く集いし両者マッチアップの結末はいかに──。試合は9日、15時にパナソニック スタジアム 吹田でキックオフだ。
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