なでしこジャパン、優勝逃す…イングランドとのフランスW杯前哨戦で完敗《2019シービリーブスカップ》
2019.03.06 09:20 Wed
なでしこジャパンは5日、2019シービリーブスカップ第3戦のイングランド女子代表戦に臨み、0-3で敗れた。
同大会は2016年からアメリカサッカー連盟が主催する国際大会。なでしこジャパンにとっては、6月に開幕するフランス・ワールドカップ(W杯)の前哨戦となる。
初戦のアメリカ女子代表戦を2-2、第2戦のブラジル女子代表戦を3-1で勝利したなでしこは首位に浮上。大会初出場で初優勝を懸けた最終戦では同じく1勝1分けで2位に付け、フランスW杯ではグループDで同居するイングランドと対戦した。高倉監督は3日前のブラジル戦から先発5人を変更。最後尾に山根を起き、最終ラインに右から清水、南、鮫島、大賀を配置。フラットに並べた中盤は右から杉田、松原、阪口、長谷川を並べ、2トップには池尻と遠藤が入った。
勝利すれば優勝となる両者の一戦。しかし、なでしこジャパンは序盤からイングランドに押し込まれる。すると12分、ロングボールをヘディングで跳ね返らされると、自陣中央でテイラーがフリック。これを受けたスタニフォースにバイタルエリアへの侵攻を許し、ボックス手前からの右足シュートでゴール右に突き刺された。
さらに23分、右サイドでのスローインをボックス右外で受けたテイラーが身体をうまく使いながら前を向き、クロスを供給。これを中央のカーニーに頭で合わせられ、試合を0-2とされる。
まずは1点を返したいなでしこジャパンだが、相手のフィジカルに手を焼き、なかなか反撃の糸口を見出すことができない。すると、痛すぎる3失点目。30分、ウォルシュのロングパスでが右サイドのミードに渡り、ボックス右外からのカットインから左足を振り抜かれ、GK山根のニアサイドを射抜かれた。
徐々に持ち味を発揮し始めると69分、長谷川がボックス手前まで持ち込みミドルシュート。これは相手DFに当たったが、ボックス左で椛木がこぼれ球を収め、混戦となった中でボールが中央に転がる。横山が走り込み、絶好のチャンスを迎えるも、シュートがミートせず、ゴール右外へと外してしまう。
その後もカウンターから数回危ない場面を迎えながらも、何度も相手ボックス内に侵攻するなでしこジャパン。87分には右CKの流れからボックス中央やや左から小林がシュートを放つが、相手DFのブロックに阻まれる。
結局、日本は1点も返すことができず、0-3で敗戦。フランスW杯に向けて課題を残す一戦となった。
日本女子代表 0-3 イングランド女子代表
【イングランド】
スタニフォース(前12)
カーニー(前23)
ミード(前30)
同大会は2016年からアメリカサッカー連盟が主催する国際大会。なでしこジャパンにとっては、6月に開幕するフランス・ワールドカップ(W杯)の前哨戦となる。
勝利すれば優勝となる両者の一戦。しかし、なでしこジャパンは序盤からイングランドに押し込まれる。すると12分、ロングボールをヘディングで跳ね返らされると、自陣中央でテイラーがフリック。これを受けたスタニフォースにバイタルエリアへの侵攻を許し、ボックス手前からの右足シュートでゴール右に突き刺された。
さらに23分、右サイドでのスローインをボックス右外で受けたテイラーが身体をうまく使いながら前を向き、クロスを供給。これを中央のカーニーに頭で合わせられ、試合を0-2とされる。
まずは1点を返したいなでしこジャパンだが、相手のフィジカルに手を焼き、なかなか反撃の糸口を見出すことができない。すると、痛すぎる3失点目。30分、ウォルシュのロングパスでが右サイドのミードに渡り、ボックス右外からのカットインから左足を振り抜かれ、GK山根のニアサイドを射抜かれた。
3点ビハインドで試合を折り返し、この状況を打破したいなでしこジャパンは後半開始から籾木、三浦、小林、横山を一気に投入。すると序盤から立て続けに2本のシュートに結び付けるなど、流れを引き寄せ始める。59分には左サイドの鮫島の縦パスから横山が反転し、ボックス左にスルーパス。走り込んだ椛木がループシュートを放つが、わずかに枠を捉えきれず。
徐々に持ち味を発揮し始めると69分、長谷川がボックス手前まで持ち込みミドルシュート。これは相手DFに当たったが、ボックス左で椛木がこぼれ球を収め、混戦となった中でボールが中央に転がる。横山が走り込み、絶好のチャンスを迎えるも、シュートがミートせず、ゴール右外へと外してしまう。
その後もカウンターから数回危ない場面を迎えながらも、何度も相手ボックス内に侵攻するなでしこジャパン。87分には右CKの流れからボックス中央やや左から小林がシュートを放つが、相手DFのブロックに阻まれる。
結局、日本は1点も返すことができず、0-3で敗戦。フランスW杯に向けて課題を残す一戦となった。
日本女子代表 0-3 イングランド女子代表
【イングランド】
スタニフォース(前12)
カーニー(前23)
ミード(前30)
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