八百長じゃない!? イタリア3部・セリエCで衝撃の20-0…その理由は?
2019.02.18 11:35 Mon
そのスコアを見たとき、誰もが目を疑うだろう。八百長を疑われる可能性もあるかもしれない。16日に行われたセリエC第27節のACクーネオvsプロ・ピアチェンツァ1919の試合は、20-0でクーネオが勝利を収めた。
その理由は、プロ・ピアチェンツァのクラブ状況にある。セリエCでぶっちぎりの最下位に位置するプロ・ピアチェンツァは、絶望的な財政難に陥っているとのこと。今シーズンはすでに4試合が没収試合となっており、5度目の没収試合となった場合は、リーグから追放される可能性があった。
財政難に陥ったクラブは、8月以降選手やスタッフへの給料が未払いに。その結果、選手たちはチームを去っていき、試合ができない状態となっていた。
クーネオ戦は、なんとか試合を成立させるため、7名の選手を出場登録。その全員が10代の選手で、19歳の選手がキャプテンと監督を兼任していたとのことだ。
なお、プロ・ピアチェンツァは5勝1分け14敗の最下位。さらに、勝ち点8を減点されており、現在の勝ち点は8となっている。
ちなみに、フィリッポ、シモーネのインザーギ兄弟や、ダリオ・ヒュブナーらが所属したピアチェンツァ・カルチョは別チーム。こちらは、同じセリエCに属しているものの、2位につけている。
[※写真はイメージです]
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20-0というスコアは、サッカーでお目にかかることはかなり珍しい出来事。アマチュアのサッカーでも、そう出会えるスコアではない。財政難に陥ったクラブは、8月以降選手やスタッフへの給料が未払いに。その結果、選手たちはチームを去っていき、試合ができない状態となっていた。
クーネオ戦は、なんとか試合を成立させるため、7名の選手を出場登録。その全員が10代の選手で、19歳の選手がキャプテンと監督を兼任していたとのことだ。
11人vs7人で行われた試合は、クーネオが前半だけで15ゴールを記録。後半はさすがに停滞し、5ゴールに終わったが、20-0と大勝を収めることとなった。なお、エドアルド・デフェンディが5点、ヒチャム・カニスが6点を記録している。
なお、プロ・ピアチェンツァは5勝1分け14敗の最下位。さらに、勝ち点8を減点されており、現在の勝ち点は8となっている。
ちなみに、フィリッポ、シモーネのインザーギ兄弟や、ダリオ・ヒュブナーらが所属したピアチェンツァ・カルチョは別チーム。こちらは、同じセリエCに属しているものの、2位につけている。
[※写真はイメージです]
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