プレミアで最もクリーンなクラブはリバプール! 最下位は…

2019.02.17 16:30 Sun
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リバプールが、フェアプレーランキングでプレミアリーグのトップに立っているようだ。イギリス『リバプール・エコー』が報じた。

プレミアリーグ第26節終了時点で2位に付けているリバプール。1試合消化数の多い首位マンチェスター・シティと勝ち点65で並んでおり、中でも特筆すべきはその失点数だ。ここまでの15失点という数字は2番目のシティ(20失点)を引き離し、リーグで最も強固な守備力を誇っていることを証明している。しかし、その堅守は決して荒く激しいプレーに支えられているわけではない。
『リバプール・エコー』によると、リバプールはプレミアリーグにおけるフェアプレーランキングで現在首位。イエローカードが1pt、2枚目のイエローによる退場が3pt、一発レッドカードが5ptとして計算されるそのランキングでは、2位のチェルシー(33pt)をかわして27ptで首位に立っている。なお、上位勢が軒並みリーグ順位と連動する中、マンチェスター・ユナイテッドが現時点での最下位となった。

◆フェアプレーランキング(プレミアリーグ)※第26節終了時点
1.リバプール 27pt
2.チェルシー 33pt
3.トッテナム 37pt
4.マンチェスター・シティ 39pt
5.ボーンマス 43pt
6.アーセナル 46pt
7.ニューカッスル 47pt
8.ウェストハム 49pt
9.カーディフ・シティ 49pt
10.ハダースフィールド 49pt
11.クリスタルパレス 51pt
12.フルアム 51pt
13.ウォルバーハンプトン 53pt
14.ブライトン 54pt
15.ワトフォード 55pt
16.レスター・シティ 56pt
17.バーンリー 59pt
18.エバートン 62pt
19.サウサンプトン 62pt
20.マンチェスター・ユナイテッド 63pt
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ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の2ndレグが18日に開催される。ベスト4進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆EL準々決勝2ndレグ ▽4/18(木) 《28:00》 ローマ vs(AGG:1-0) ミラン アタランタ vs(AGG:3-0) リバプール ウェストハム vs(AGG:0-2) レバークーゼン マルセイユ vs(AGG:1-2) ベンフィカ ◆ローマの逃げ切りかミランの逆転か <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240417_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今ラウンド屈指の好カードとなったセリエA勢対決は、拮抗した状況のまま第2戦を迎える。 先週にサン・シーロで行われた1stレグは、イタリア勢同士の対戦らしく手堅い展開に。その中で前半終盤にセットプレーからDFマンチーニが決めたゴールを最後まで守り切ったローマがウノゼロ勝利で先勝に成功した。 直近のラツィオ戦同様にマンチーニが決めたゴールによって難所サン・シーロを攻略し、大きなアドバンテージを得たローマ。先週末に行われたウディネーゼ戦では1-1のイーブンで迎えた後半半ば過ぎに、胸の痛みを訴えたDFエンディカの健康上の問題を受け、試合が中止となるアクシデントに見舞われた。ただ、精密検査の結果、エンディカに心臓の問題は確認されず、外傷性の肺気胸という診断によってクラブ関係者も胸をなでおろした。 また、この一件ではチーム全員で病院に見舞いに行くなど一体感が生まれ、試合当日にはフリードキンオーナーからデ・ロッシ監督との契約延長合意が発表され、ソールドアウトのスタディオ・オリンピコでの大一番に良い形で臨めるはずだ。MFクリスタンテのサスペンションは痛手だが、代役を託されるMFボーヴェの奮闘に期待しつつ、ここにきて状態を上げている元インテル主砲ルカクら攻撃陣の活躍によって連勝でのベスト4進出といきたい。 一方、公式戦7連勝という絶好調の状況で迎えた1stレグでまさかの敗戦を喫したミラン。また、主力を温存して臨んだ直近のサッスオーロ戦ではFWレオンら攻撃陣の奮闘で敗戦を回避したものの、格下相手に3失点を喫しての3-3のドローとなり、リーグ戦の連勝も「5」でストップ。22日に宿敵インテルの優勝が懸かるデルビー・ディ・ミラノという重要な一戦を控える中、難しい状況で今回の一戦に臨む。 前回対戦ではFWエル・シャーラウィの右サイド起用などによって封じ込まれたDFテオ・エルナンデス、レオンの左サイドの修正、ここ2試合で決定機を逸している主砲ジルーら攻撃陣の奮起が逆転突破のカギとなりそうだ。 ◆崖っぷちリバプールが逆転突破に挑む <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240417_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MF遠藤航を擁する優勝候補筆頭のリバプールは、崖っぷちの状況で敵地での逆転突破に挑む。 先週にホームで行われたアタランタとの1stレグでは、相手の強度の高い守備に手を焼いた上、FWスカマッカに2ゴールを奪われるなど大量3失点を喫し、2023年2月のレアル・マドリー戦以来となるアンフィールドでの公式戦敗戦となった。 さらに、先週末のプレミアリーグでは同じくアンフィールドで格下クリスタル・パレスに0-1の敗戦。リーグ3位に転落した。2試合連続無得点でのホーム連敗によってチームは、シーズン3冠に暗雲が垂れこめている。過酷なシーズン終盤における勤続疲労に加え、FWヌニェスを中心にアタッカー陣の決定力不足が苦戦の原因となっている中、敵地で4ゴール奪取が必須の一戦で攻撃陣が意地を見せられるか。 一方、戦前の予想を覆すアンフィールドでの歴史的な大勝によって大きなアドバンテージを得たアタランタ。ただ、先週末のヴェローナ戦では好調スカマッカとMFエデルソンのゴールで2点を先行しながらも、格下相手に2点差を追いつかれるまずい試合運びで痛恨のドロー。セリエAでのトップ4フィニッシュが遠のく勝ち点逸となった。今季はホームゲームでの敗戦も少なくなく、2月末のアウェイでのインテル戦では0-4の大敗も経験しており、死にもの狂いのリバプール相手に3点のアドバンテージは決して安全圏とは言えないだけに、前回対戦同様のプレー強度と決定力を発揮し、アグレッシブに逃げ切りを図りたい。 ◆ブンデス初優勝レバークーゼン、無敗継続なるか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240417_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 先週末にブンデスリーガ初優勝を飾ったレバークーゼンは、無敗継続でのベスト4進出を狙う。 先週にバイ・アレーナで行われた1stレグでは、ウェストハムが[3-4-2-1]のミラーゲームを挑んだ中、試合の大半ではその思惑通りにクローズな展開に持ち込んだ。しかし、シャビ・アロンソ監督の選手交代で流れを引き寄せたレバークーゼンがMFホフマンとFWボニフェイスのゴールによって2-0で先勝した。 無敗継続でアドバンテージを手にしたレバークーゼンは、週末に行われたブレーメン戦をMFヴィルツのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。5試合を残して無敗でのブンデスリーガ初制覇を成し遂げた。この優勝による緩みが唯一の懸念材料となるが、シーズン3冠の可能性を残す中でMFジャカやDFターを中心にしっかりと締めて今回の一戦に臨むはずだ。前回対戦に比べてより相手が前からボールを奪いに来る展開が予想されており、ビルドアップ、カウンターの局面でしたたかに戦いたいところだ。 一方、2点のビハインドを負ってロンドンに帰還したウェストハムは、ロンドン・スタジアムでの熱狂的な空気を後押しに逆転突破を狙う。ただ、先週末のフルアム戦ではターンオーバーを最小限に臨んだダービーで0-2の敗戦。今回の一戦へ弾みを付けることは叶わなかった。より攻撃的な[4-2-3-1]で臨む可能性が高い今回の一戦では、引き続きエースFWボーウェンを欠く中、FWアントニオやMFクドゥスを起点としたカウンター、名手ウォード=プラウズのプレースキックを活かしたセットプレーでゴールをこじ開けたい。 ◆ベンフィカ優位も激戦必至 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240417_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベンフィカとマルセイユの名門対決の第2ラウンドは、2-1の接戦に終わった前回対戦同様に激戦の予感だ。 先週にエスタディオ・ダ・ルスで行われた1stレグはMFラファ・シウバ、MFディ・マリアのゴールによってホームチームが2点を先行したが、相手のミスを突いたFWオーバメヤンのゴールによってマルセイユが1点を返し、2-1のスコアで終了した。 ホームで先勝したものの、嫌な形の失点によって最少得点差で難所ヴェロドロームに乗り込む形となったベンフィカ。ただ、週末のモレイレンセ戦では多くの主力を温存した中、控え選手たちの活躍によって3-0の完勝。良い形で敵地に乗り込む形となった。 一方、エースのゴールによって望みを繋いだマルセイユは熱狂のヴェロドロームでの逆転突破を狙う。先週末のリーグ戦はパリ・サンジェルマン、リールと共にリーグ側の配慮で試合が24日に延期されており、休養と共にベンフィカとのリターンレグへ十分な準備を整えてきた。4バックと3バックを併用する中、初戦は[3-4-2-1]で臨む形となったが、今回の試合ではその1stレグの反省を踏まえて指揮官の用兵、ゲームプランに注目が集まるところだ。より攻撃的な[4-4-2]での戦いが予想されるが、両サイドバックとオーバメヤンとエンディアイエの2トップのパフォーマンスが重要となるはずだ。 2024.04.18 18:00 Thu
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