イカルディの自業自得…元代理人、さらなるカオス化を予言

2019.02.15 12:05 Fri
Getty Images
インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(25)の元代理人がさらなる事態悪化を予言した。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。

インテルは13日、イカルディのキャプテンマーク剥奪を発表。これを受け。イカルディは14日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのラピド・ウィーン戦に向けた遠征メンバー入りを拒み、試合を欠場した。
インテルがこうした強硬姿勢に出た背景として、イカルディとクラブの間で進む延長交渉で、妻で代理人を務めるワンダ・ナラ氏の年俸増額を含めた行き過ぎた主張が考えられている。

かつてイカルディの代理人を務めたアバイン・モレノ氏は次のように話した。

「マウロは変わってしまった。彼の考え方や見方は大きく様変わりしたよ」
「外から見ていて、それは明らかにね。正直、こうなることは予想できた。この先、さらに最悪なものになるだろう」

「インテルの行動は至って論理的。イカルディの代理人の振る舞いを見ているとね」

「アウジリオは偉大なプロだ。彼は常に入念に物事を考えて動く。イカルディからキャプテンマークを剥奪したのはその結論さ」

「私と一緒にいた当時の彼にこんなことは起こらなかった。それはプロとしてプライベートも管理できていたからだ」

「マウロは子供の頃から勝者だった。負けることを嫌い、『ノー』を言わない。だからこそ、キャプテン剥奪で傷ついたのだろう」

「だが、彼のキャリアはうまく管理されていない。フットボール界だと、何だって起こり得るし、インテルは懸命な判断をした」

「彼らは彼の不適切な言動にうんざりしてしまったのだろう。もはやマウロは自分の運命を自分で決める立場にない」

「インテルは世界中の有力クラブに『イカルディは問題児』だと強いメッセージを発信してしまったのだからね」

「私はもう彼の友人じゃない。ワンダ・ナラが彼のところに来たとき、彼は私を捨てた。その選択が今に影響していると思う」

「彼は13歳の頃から私のアドバイスを受けてきた。彼にバルセロナとインテルのユニフォームを着せたのは私だった」

「彼の自業自得だよ」
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