スパーズがレスター撃破でCLドルト戦に弾み付ける4連勝! 守護神ロリスのPKストップにソン・フンミンが3戦連発!《プレミアリーグ》
2019.02.11 00:36 Mon
プレミアリーグ第26節、トッテナムvsレスター・シティが10日にウェンブリー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-1で勝利した。なお、レスターのFW岡崎慎司は88分からプレーしている。
リーグ戦3連勝で3位に位置するトッテナム(勝ち点57)と、直近3敗1分けと4戦未勝利の11位レスター(勝ち点32)による一戦。
リーグ戦3連勝で上位2チームとの差を詰めるトッテナムは、12日にチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦を控える中、難敵レスターをホームで迎え撃った。前節のニューカッスル戦からは先発3人を変更。アルデルヴァイレルト、ラメラ、ルーカス・モウラに代えてローズ、スキップ、ジョレンテを起用した。
一方、上位相手に前線も勝利から遠ざかるレスターは前節のマンチェスター・ユナイテッド戦から先発2人を変更。モナコからの新戦力ティーレマンスをデビューさせたほか、ゲザルが先発入り。なお、ウォームアップ中に負傷したメンディに代わって急遽エンディディがピッチに立った。岡崎はヴァーディらと共にベンチスタートとなった。
立ち上がりからホームのトッテナムがボールを保持して押し込む展開となったが、最初の決定機はアウェイのレスターが掴む。8分、セットプレーの場面でマディソンのクロスをマグワイアが頭で合わして枠に飛ばすが、これはGKロリスの好守で凌いだ。
前半20分を過ぎると、ボールを保持するトッテナム、鋭いカウンター、セットプレーで応戦するレスターという構図の下で一進一退の攻防が続く。その流れの中でより効率の良い攻めを見せるレスターは、ティーレマンス、マディソンを経由する形からチルウェルとバーンズの左サイドを起点に良い攻めを見せる。31分にはショートカウンターからボックス内のバーンズに決定機もシュートを枠の左に外す。
一方、一連のピンチを冷静に凌いだトッテナムは33分、右CKの場面でショートコーナーからエリクセンが入れた絶妙なクロスをゴール前に飛び込んだダビンソン・サンチェスがダイビングヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。
D・サンチェスの移籍後初ゴールでリードを手にしたトッテナムはその後もエリクセンを起点に試合を優勢に進めていくが、前半のうちに追加点を奪うまでには至らず。
迎えた後半、ビハインドを追うレスターが立ち上がりから積極果敢に攻めに出る。51分と55分にはいずれもボックス内のグレイがシュートを放つが、GKロリスの正面を突く。さらに58分には鋭いカウンターからボックス内に次々と選手がなだれ込むと、マディソンがDFヴェルトンゲンに倒されてPKを獲得。
この場面でキッカーを務めたのは直前からグレイとの交代の準備をしていたヴァーディ。ファーストプレーがPKとなったヴァーディはいつも通り豪快に右足を振り抜いたが、ゴール左を狙った強烈なシュートはGKロリスが完璧な反応ではじき出した。
守護神の値千金のPKストップでピンチを逃れたホームチームは直後の63分に追加点を奪う。相手陣内ボックス付近でリカルド・ペレイラのクリアをスキップがブロック。このこぼれ球を拾ったエリクセンがジョレンテとのパス交換から右足の強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
試合巧者の戦いぶりで流れを引き寄せたトッテナムだったが、65分にはヴァーディのスルーパスからボックス左に抜け出したバーンズに絶好機を許すが、ここもGKロリスのビッグセーブで凌ぐ。ただ、リスク管理を意識するポチェッティーノ監督はスキップを下げてアルデルヴァイレルトを投入。システムを[3-4-3]に変更して逃げ切り態勢に入る。
一方、ゲザルを下げてイヘアナチョを投入したレスターはPK失敗のエースがミスを帳消しにする意地のゴールを奪う。76分、右サイド深くでパスを受けたリカルド・ペレイラがティーレマンスとのワンツーでボックス内に侵入してグラウンダーのクロス。これをゴール前に飛び込んだヴァーディがワンタッチで流し込んだ。
この1点によって息を吹き返したレスターはボールの主導権を握ってホームチームを押し込んでいく。苦しいトッテナムはワニャマ、ウォーカー=ピータースと守備的な選手交代を行う。対してレスターは88分に岡崎をピッチに送り出した。
試合最終盤にかけても拮抗した状況が続いたが、試合を決めたのは絶好調の韓国代表。91分、自陣深くのムサ・シソコから縦パスを受けたソン・フンミンはハーフウェイライン付近から相手陣内を独走。そのままボックス内までボールを運び落ち着いた左足のシュートでGKとの一対一を制して3試合連続ゴールを達成した。
そして、レスターとのタフな戦いをきっちり勝ち切ったトッテナムがリーグ戦4連勝を飾り、中2日で迎えるドルトムント戦に向けて大きな弾みをつけた。
リーグ戦3連勝で3位に位置するトッテナム(勝ち点57)と、直近3敗1分けと4戦未勝利の11位レスター(勝ち点32)による一戦。
一方、上位相手に前線も勝利から遠ざかるレスターは前節のマンチェスター・ユナイテッド戦から先発2人を変更。モナコからの新戦力ティーレマンスをデビューさせたほか、ゲザルが先発入り。なお、ウォームアップ中に負傷したメンディに代わって急遽エンディディがピッチに立った。岡崎はヴァーディらと共にベンチスタートとなった。
立ち上がりからホームのトッテナムがボールを保持して押し込む展開となったが、最初の決定機はアウェイのレスターが掴む。8分、セットプレーの場面でマディソンのクロスをマグワイアが頭で合わして枠に飛ばすが、これはGKロリスの好守で凌いだ。
エリクセンと両サイドバックの攻撃参加を起点に攻勢を続けるトッテナムは18分、ボックス左でソン・フンミンからパスを受けたローズがカットインから右足を振り抜くが、これはGKシュマイケルのセーブに遭う。
前半20分を過ぎると、ボールを保持するトッテナム、鋭いカウンター、セットプレーで応戦するレスターという構図の下で一進一退の攻防が続く。その流れの中でより効率の良い攻めを見せるレスターは、ティーレマンス、マディソンを経由する形からチルウェルとバーンズの左サイドを起点に良い攻めを見せる。31分にはショートカウンターからボックス内のバーンズに決定機もシュートを枠の左に外す。
一方、一連のピンチを冷静に凌いだトッテナムは33分、右CKの場面でショートコーナーからエリクセンが入れた絶妙なクロスをゴール前に飛び込んだダビンソン・サンチェスがダイビングヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。
D・サンチェスの移籍後初ゴールでリードを手にしたトッテナムはその後もエリクセンを起点に試合を優勢に進めていくが、前半のうちに追加点を奪うまでには至らず。
迎えた後半、ビハインドを追うレスターが立ち上がりから積極果敢に攻めに出る。51分と55分にはいずれもボックス内のグレイがシュートを放つが、GKロリスの正面を突く。さらに58分には鋭いカウンターからボックス内に次々と選手がなだれ込むと、マディソンがDFヴェルトンゲンに倒されてPKを獲得。
この場面でキッカーを務めたのは直前からグレイとの交代の準備をしていたヴァーディ。ファーストプレーがPKとなったヴァーディはいつも通り豪快に右足を振り抜いたが、ゴール左を狙った強烈なシュートはGKロリスが完璧な反応ではじき出した。
守護神の値千金のPKストップでピンチを逃れたホームチームは直後の63分に追加点を奪う。相手陣内ボックス付近でリカルド・ペレイラのクリアをスキップがブロック。このこぼれ球を拾ったエリクセンがジョレンテとのパス交換から右足の強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
試合巧者の戦いぶりで流れを引き寄せたトッテナムだったが、65分にはヴァーディのスルーパスからボックス左に抜け出したバーンズに絶好機を許すが、ここもGKロリスのビッグセーブで凌ぐ。ただ、リスク管理を意識するポチェッティーノ監督はスキップを下げてアルデルヴァイレルトを投入。システムを[3-4-3]に変更して逃げ切り態勢に入る。
一方、ゲザルを下げてイヘアナチョを投入したレスターはPK失敗のエースがミスを帳消しにする意地のゴールを奪う。76分、右サイド深くでパスを受けたリカルド・ペレイラがティーレマンスとのワンツーでボックス内に侵入してグラウンダーのクロス。これをゴール前に飛び込んだヴァーディがワンタッチで流し込んだ。
この1点によって息を吹き返したレスターはボールの主導権を握ってホームチームを押し込んでいく。苦しいトッテナムはワニャマ、ウォーカー=ピータースと守備的な選手交代を行う。対してレスターは88分に岡崎をピッチに送り出した。
試合最終盤にかけても拮抗した状況が続いたが、試合を決めたのは絶好調の韓国代表。91分、自陣深くのムサ・シソコから縦パスを受けたソン・フンミンはハーフウェイライン付近から相手陣内を独走。そのままボックス内までボールを運び落ち着いた左足のシュートでGKとの一対一を制して3試合連続ゴールを達成した。
そして、レスターとのタフな戦いをきっちり勝ち切ったトッテナムがリーグ戦4連勝を飾り、中2日で迎えるドルトムント戦に向けて大きな弾みをつけた。
|
関連ニュース