スパーズ戦控えるドルトムント、3点のリードを守り切れず痛恨ドロー《ブンデスリーガ》

2019.02.10 01:34 Sun
Getty Images
ドルトムントは9日、ブンデスリーガ第21節でホッフェンハイムをホームに迎え、3-3で引き分けた。

前節フランクフルト戦を引き分けた首位ドルトムント(勝ち点49)は、4日前に行われたDFBポカール3回戦のブレーメン戦では延長戦で2度リードしながらも追いつかれ、PK戦の末に敗れてしまった。来週水曜にトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦を控える中、ブレーメン戦で負傷したロイスと出場停止のデラネイが欠場となり、フィリップとダフードを起用した。
8位ホッフェンハイム(勝ち点29)に対し、最前線にゲッツェ、2列目に右からサンチョ、フィリップ、ラファエウ・ゲレイロと並べる[4-2-3-1]で臨んだドルトムントが立ち上がりからボールを持つ展開となった。

そのドルトムントは11分、サンチョが仕掛けたプレーから相手DFのクリアボールが当たってゴールに吸い込まれるも、VARの末にゲッツェのポジションがオフサイドと判定され、ノーゴールに覆った。

続く22分にフィリップがミドルシュートでゴールに迫ったドルトムントがボールを動かして揺さぶりを図り続けると、32分に先制する。ボックス右でピシュチェクのパスを受けたサンチョがゴール左にグラウンダーのシュートを流し込んだ。
その後も押し込むドルトムントは40分にアクラフがミドルシュートでGKを強襲すると、43分に加点する。ロングカウンターからボックス左に侵入したサンチョがシュート。これはGKにセーブされるも、ルーズボールをゲッツェが押し込んだ。

後半から2選手を変更してきたホッフェンハイムに対し、押し込まれる入りとなったドルトムントは53分、N・シュルツにボックス左から決定的なシュートを許す。

続く56分にはジョエリントンに個人技から決定的なシュートを許すも、ここはGKビュルキがビッグセーブで凌いだ。さらに61分、ボックス内からベルフォディルに決定的なシュートを許したが、ここもGKビュルキがファインセーブで阻んだ。

すると67分、ドルトムントに3点目が生まれる。サンチョのヒールパスをボックス右で受けたゲッツェがゴールライン際からマイナスにクロスを送ると、ラファエウ・ゲレイロが難なく押し込んだ。

その後もサンチョに決定機があったドルトムントだったが、75分にベルフォディルに1点を返されると、83分にもカデラベクにヘディングシュートを許して1点差に詰め寄られてしまう。

リードが1点となったドルトムントはゲッツェに代えてトプラクを投入し逃げ切りを図ったが、87分に痛恨の同点弾を浴びてしまう。FKからベルフォディルのヘディングシュートが決まり3-3に。そのまま引き分けに持ち込まれ、ドルトムントは2試合連続ドローに終わる悪い流れでトッテナム戦を迎えることとなった。
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