【プレミアプレビュー】EFLカップ決勝の前哨戦! シティは雪辱果たして暫定首位守れるか《マンチェスター・シティvsチェルシー》
2019.02.10 12:00 Sun
プレミアリーグ第26節、マンチェスター・シティvsチェルシーが日本時間10日25:00にエティハド・スタジアムでキックオフされる。暫定首位に浮上した昨季王者シティ(勝ち点62)と、トップ4に返り咲いた4位のチェルシー(勝ち点50)による、EFLカップ(カラバオカップ)決勝の前哨戦だ。
前々節、アーセナル相手に会心の勝利を収めたシティは直近2戦連続ドローで足踏みが続くリバプールとの勝ち点差を詰めると、前倒し開催となった6日のエバートン戦も前後半のアディショナルタイムに挙げた2つのゴールで勝ち切って2連勝。そして、1試合未消化のリバプールと勝ち点で並んだ結果、得失点差で上回り暫定首位に立った。とはいえ、追う立場に変わりはなく勝ち点3を積み上げ続ける必要がある。
一方、アーセナル、ボーンマス相手に完敗し今季初の連敗を喫したチェルシーだが、前節は直近10敗1分けの大不振に陥る最下位ハダースフィールドを相手にMFアザールとFWイグアインの2ゴールずつを含む今季最多の5ゴールで5-0の圧勝。ここ最近の不穏な空気を見事に払しょくすると共にわずか1節でトップ4圏内に返り咲いた。ただ、直近7勝1分けの圧倒的な戦績で背後に迫る5位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差はわずかに2ポイントとなっており、対戦相手のシティと同様に勝ち点3奪取が必須だ。
なお、ちょうど2カ月前に行われた前回対戦では共に自らの志向するスタイルをピッチ上に反映するがっぷり四つの好試合を演じた中、より効率で勝ったチェルシーがMFカンテとDFダビド・ルイスの伏兵2人のゴールで勝利。シティに今季のリーグ戦初黒星を与えていた。24日に今季初タイトルを懸けたEFLカップ決勝を控える中、チェルシーが連勝で優位に立つか、シティがリベンジを果たしてイーブンな状態で大一番に臨むことになるのか。
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
DF:ウォーカー、ストーンズ、オタメンディ、ラポルテ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:ベルナルド・シウバ、アグエロ、スターリング
負傷者:GKブラーボ、DFコンパニ、メンディ
出場停止者:なし
前々節のアーセナル戦ではフェルナンジーニョをセンターバックに配する奇策を機能させたグアルディオラ監督だが、直近のエバートン戦では通常の選手配置の[4-3-3]に戻しており、チェルシー戦でもこの形で臨む可能性が高い。そのエバートン戦からはギュンドアン、ザネ(ベルナルド・シウバ)に代えてデ・ブライネ、スターリングを復帰させる見込みだ。
▽チェルシー予想スタメン
DF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ウィリアン、イグアイン、アザール
負傷者:DFケイヒル、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも軽傷を抱えるケイヒル、ハドソン=オドイの欠場が見込まれる。
スタメンに関しては5-0で圧勝した前節のハダースフィールド戦からクリステンセンに代えてリュディガーを戻す以外、同じメンバーの起用が濃厚だ。変更点があるとすれば、バークリーとウィリアンに代わってコバチッチ、ペドロが起用されるのみとなるはずだ。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
とりわけ、マッチフィットネスの向上で球際の粘りや持ち味の視野の広さを取り戻しており、ほぼフル出場となったアーセナル戦では急所を射抜くスルーパスや鋭いミドルシュートで見せ場を創出していた。チームとしては前回対戦でチェルシーに完敗もデ・ブライネ自身は欠場しており、今回の一戦ではカンテやジョルジーニョという難敵相手のバトルを制して決定的な仕事に絡みたい。
◆チェルシー:FWゴンサロ・イグアイン
守備面でルーズさが散見された最下位チーム相手では指揮官の志向するスタイルにうまく組み込まれながら、足下の技術を生かしたポストプレーで両ウイングやインサイドハーフと良い絡みを見せた。しかし、優れた守備組織に加え、ボール支配でも五分五分あるいは相手に握られる展開を強いられる中、ハダースフィールド戦と同じだけの存在感を放てるか。
前々節、アーセナル相手に会心の勝利を収めたシティは直近2戦連続ドローで足踏みが続くリバプールとの勝ち点差を詰めると、前倒し開催となった6日のエバートン戦も前後半のアディショナルタイムに挙げた2つのゴールで勝ち切って2連勝。そして、1試合未消化のリバプールと勝ち点で並んだ結果、得失点差で上回り暫定首位に立った。とはいえ、追う立場に変わりはなく勝ち点3を積み上げ続ける必要がある。
なお、ちょうど2カ月前に行われた前回対戦では共に自らの志向するスタイルをピッチ上に反映するがっぷり四つの好試合を演じた中、より効率で勝ったチェルシーがMFカンテとDFダビド・ルイスの伏兵2人のゴールで勝利。シティに今季のリーグ戦初黒星を与えていた。24日に今季初タイトルを懸けたEFLカップ決勝を控える中、チェルシーが連勝で優位に立つか、シティがリベンジを果たしてイーブンな状態で大一番に臨むことになるのか。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソンDF:ウォーカー、ストーンズ、オタメンディ、ラポルテ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:ベルナルド・シウバ、アグエロ、スターリング
負傷者:GKブラーボ、DFコンパニ、メンディ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してもブラーボ、コンパニ、メンディ以外に新たなケガ人はいない。
前々節のアーセナル戦ではフェルナンジーニョをセンターバックに配する奇策を機能させたグアルディオラ監督だが、直近のエバートン戦では通常の選手配置の[4-3-3]に戻しており、チェルシー戦でもこの形で臨む可能性が高い。そのエバートン戦からはギュンドアン、ザネ(ベルナルド・シウバ)に代えてデ・ブライネ、スターリングを復帰させる見込みだ。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパDF:アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ
MF:カンテ、ジョルジーニョ、バークリー
FW:ウィリアン、イグアイン、アザール
負傷者:DFケイヒル、FWハドソン=オドイ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも軽傷を抱えるケイヒル、ハドソン=オドイの欠場が見込まれる。
スタメンに関しては5-0で圧勝した前節のハダースフィールド戦からクリステンセンに代えてリュディガーを戻す以外、同じメンバーの起用が濃厚だ。変更点があるとすれば、バークリーとウィリアンに代わってコバチッチ、ペドロが起用されるのみとなるはずだ。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
Getty Images
シティの注目プレーヤーは徐々に本調子を取り戻してきたデ・ブライネだ。今季は2度に渡るヒザのケガで前半戦をほぼ棒に振ったベルギー代表だが、2019年に入ってようやく心身共に戦える状態を取り戻してきており、直近のアーセナル戦、エバートン戦では昨季の好調時を髣髴とさせるプレーを披露している。とりわけ、マッチフィットネスの向上で球際の粘りや持ち味の視野の広さを取り戻しており、ほぼフル出場となったアーセナル戦では急所を射抜くスルーパスや鋭いミドルシュートで見せ場を創出していた。チームとしては前回対戦でチェルシーに完敗もデ・ブライネ自身は欠場しており、今回の一戦ではカンテやジョルジーニョという難敵相手のバトルを制して決定的な仕事に絡みたい。
◆チェルシー:FWゴンサロ・イグアイン
Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーは今冬加入した新エースストライカーのイグアインだ。今冬の移籍市場締め切り間際にユベントスから加入したサッリ監督の愛弟子は、プレミアデビュー戦となったボーンマスではコンディションや連係の問題もあり精彩を欠いたが、前節のハダースフィールド戦では見事なフィニッシュワークで移籍後初ゴールを含む2ゴールの見事な輝きを放った。そして、今節は自身にとって最初のビッグマッチに挑む。守備面でルーズさが散見された最下位チーム相手では指揮官の志向するスタイルにうまく組み込まれながら、足下の技術を生かしたポストプレーで両ウイングやインサイドハーフと良い絡みを見せた。しかし、優れた守備組織に加え、ボール支配でも五分五分あるいは相手に握られる展開を強いられる中、ハダースフィールド戦と同じだけの存在感を放てるか。
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