【J1開幕直前クラブガイド】マイナス収支の渡邉体制6年目、化学反応に期待のギャンブルスタート《ベガルタ仙台》2019.02.08 17:01 Fri

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2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第2弾はベガルタ仙台を紹介。◆陣容は大きく様変わり《上位争い》
※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから1つ選択
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渡邉晋体制5年目の2018シーズンは、一定の成果を収めた1年だった。長年にわたり追い求める攻撃型のチームとしての輪郭をなして、天皇杯でクラブ史上初の決勝進出。明治安田生命J1リーグでも同体制最高位の11位でフィニッシュしたが、秋以降の失速が響いて、一桁順位を逃した。

今年の目標は昨年に続き5位以内となる。ただ、陣容は大きく一変。しかも、渡邉スタイルの体現者がこぞって抜けた。今年で手倉森誠氏(現・V・ファーレン長崎監督)に並ぶ指揮6年目の長期政権となる渡邉監督にとって、勝負の年は現時点でマイナスからのスタートと言わざるを得ない。

今オフの獲得選手は、スタイルに合致しそうな10名。昨年途中に退団したFW西村拓真の穴が埋まらない前線には、192cmの長身が魅力のFW長沢駿が加入。元々、クロスに対する反応に優れており、サイド攻撃を得意とする仙台の戦術に適応できれば、得点を量産する可能性がある。

逆に、不安なのが、DF板倉滉やMF中野嘉大、MF奥埜博亮、MF野津田岳人ら渡邉スタイルの体現者が一挙に退団した中盤と最終ライン。MF兵藤慎剛やMF松下佳貴、MF石原崇兆、MF飯尾竜太朗といった新顔を集めたが、退団者の功績と比較すると、現時点で戦力ダウンの感が拭えない。

中でも、板倉が退団した最終ラインは最大の不安ポイント。かつてスペインでもプレーしたDFシマオ・マテは守備的MFだけでなく、センターバックでもプレーできるが、現時点でJリーグの水に合うのか未知数だ。そもそも頭数も足りず、コンバートでのやりくりが増えるかもしれない。

根幹を担う選手の一挙流失に伴い、ややギャンブル性の高い船出となる渡邉監督だが、裏を返せば、「絶対的な選手不在」による競争激化により、スタイルのスケールアップに向けた追い風になる可能性も忘れてはならない。現有戦力と新加入組の“化学反応”が浮沈の鍵になる。

◆補強動向《D》※最低E~最高S
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【IN】
DF照山颯人(18)←成立学園高校/新加入
DFシマオ・マテ(30)←無所属/完全
MF田中渉(18)←桐生第一高校/新加入
MF松下佳貴(24)←ヴィッセル神戸/完全
MF石原崇兆(26)←松本山雅FC/完全
MF兵藤慎剛(33)←北海道コンサドーレ札幌/完全
MF道渕諒平(24)←ヴァンフォーレ甲府/完全
MF飯尾竜太朗(28)←V・ファーレン長崎/完全
MF吉尾海夏(20)←横浜F・マリノス/期限付き
FW長沢駿(30)←ガンバ大阪/完全

【OUT】
GKイ・ユノ(19)→福島ユナイテッドFC/期限付き
DF小島雅也(21)→ツエーゲン金沢/期限付き
DF板倉滉(22)→川崎フロンターレ/期限付き終了
MF差波優人(25)→未定
MF佐々木匠(20)→レノファ山口FC/期限付き
MF庄司悦大(29)→京都サンガF.C./完全
MF藤村慶太(25)→ツエーゲン金沢/完全
MF茂木駿佑(22)→水戸ホーリーホック/完全
MF古林将太(27)→湘南ベルマーレ/完全
MF中野嘉大(25)→北海道コンサドーレ札幌/完全
MF奥埜博亮(29)→セレッソ大阪/完全
MF菅井直樹(34)→引退
MF野津田岳人(24)→サンフレッチェ広島/期限付き終了
MF矢島慎也(25)→ガンバ大阪/期限付き終了
FWラファエルソン(21)→未定
FWハーフナー・マイク(31)→ヴィッセル神戸/期限付き終了

◆超WS編集部イチオシ選手
FWジャーメイン良(23)
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注目は大卒2年目のFWジャーメイン良だ。デビューイヤーの昨年は明治安田生命J1リーグ17試合に出場して3得点3アシスト。天皇杯でも準決勝まで3戦連発をマークするなど結果を出したが、プレーの安定感や決定力の精度に課題も残した。今年は長沢やMF吉尾海夏の加入により、前線の定位置争いがより熾烈に。生え抜きの意地として、ポジション争いを勝ち抜けるか。それができれば、エースストライカーとしての道が切り開けてくるはずだ。

◆注目の東京五輪世代!
MF椎橋慧也(21)
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仙台注目の五輪世代は、プロ3年目の昨シーズン終盤にレギュラーの座を確保したMF椎橋慧也。さらなる活躍に期待がかかる今年、キャンプから攻守に存在感を高めている。高い位置で果敢にボールハントにチャレンジしつつ、3バックの左右が攻撃参加した際は最終ラインのスペースをカバー。組み立て時も自然とボールが集まり、中盤に欠かせない主軸になりつつある。五輪世代を率いる森保一監督を振り向かせられるか。新たな舵取り役を担う椎橋から目が離せない。
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【J1開幕直前クラブガイド】昨季の教訓生かせるか、戦力アップで安定した戦いを!《サンフレッチェ広島》

2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第16弾はサンフレッチェ広島を紹介。 <span style="font-weight:700;">◆ノーマークだった昨季から徹底マークへ</span>《ACL出場権争い》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190215_hiroshima_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>今季は城福浩体制の真価が問われる2年目となる。昨季は20ゴールを記録したFWパトリックの覚醒に助けられた広島は、前半戦に貯めた勝ち点でラスト9試合未勝利という大砂漠を何とか乗り越え、上出来すぎる2位フィニッシュを果たした。 しかし、今季はそう甘くない。新たに背番号「10」に変更したパトリックが昨季後半戦同様に執拗なマークを受けることは確実で、さらにアジア・チャンピオンズリーグと並行して戦わなくてはならないため、城福監督には昨季以上の知恵が必要となる。目標は良くて2年連続のACL出場権獲得といったところだ。 去年と同じような戦いをしていれば残留争いに巻き込まれかねない。だがそこはクラブも重々承知。広島は移籍期間にパトリックの競争相手、もしくは相棒として東京ヴェルディからFWドウグラス・ヴィエイラを獲得。2017年はJ2リーグで18ゴール、2018年は13ゴールを挙げており、昨季はパトリックの一本槍だった攻撃陣に頼れる仲間が増えた印象だ。また、同じく東京Vからは昨季J2で全試合に出場したDF井林章を迎え入れ、DF千葉和彦の抜けた穴をカバーした。 その他では、DF馬渡和彰の川崎フロンターレへの移籍を受けて、スウェーデンからDFエミル・サロモンソンを呼び寄せた。前所属のIFKヨーテボリでは通算244試合に出場し27ゴール39アシストを記録しているが、海外初挑戦となる元スウェーデン代表の実力は未知数だ。また、およそ2年半の武者修行を終えて帰ってきたMF野津田岳人や、清水エスパルスから期限付きで復帰したMF清水航平にも即戦力として期待したい。 今年のストーブリーグでは、タイと鹿児島で2度のトレーニングキャンプを実施し、時間をかけて調整を行った。鹿児島キャンプではジュビロ磐田と45分×4本のトレーニングマッチを行い、合計スコア3-2で勝利。11日に行われたレノファ山口とのプレシーズンマッチも1-0で勝利するなど、「昨年よりも1週間早くコンディションが仕上がってきた」と城福監督が語るように、新シーズン開幕に向けて準備は整ってきているようだ。 Jリーグ開幕に先駆けて、広島は19日にACLプレーオフでチェンライ・ユナイテッド(タイ)とのホーム戦を戦う。昨シーズンよりも厳しい1年の始まりはもうそこに迫っている。「タイ、鹿児島とやるべきことをやってきた自負がある」と自信を覗かせてくれた監督を信頼し、どこまで突き進めるか…。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《B》<span style="font-size:0.8em;">※最低E~最高S</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190215_hiroshima_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>【IN】 DF荒木隼人(22)←関西大学/新加入 DF井林章(28)←東京ヴェルディ/完全移籍 DFエミル・サロモンソン(29)←IFKヨーテボリ(スウェーデン)/完全移籍 DF高橋壮也(22)←ファジアーノ岡山/復帰 MF清水航平(29)←清水エスパルス/期限付き移籍 MF野津田岳人(24)←ベガルタ仙台/復帰 MF東俊希(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 MF松本大弥(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 FW皆川佑介(27)←ロアッソ熊本/復帰 FWドウグラス・ヴィエイラ(31)←東京ヴェルディ/完全移籍 FWパトリック(31)←サルグエイロ(ブラジル)/完全移籍 【OUT】 GK増田卓也(29)→FC町田ゼルビア/期限付き移籍 DF馬渡和彰(27)→川崎フロンターレ/完全移籍 DF千葉和彦(33)→名古屋グランパス/完全移籍 DF宮原和也(22)→名古屋グランパス/完全移籍 DFイヨハ理ヘンリー(20)→FC岐阜/期限付き移籍延長 MF長沼洋一(21)→愛媛FC/期限付き移籍 MF川村拓夢(19)→愛媛FC/期限付き移籍 MF森崎和幸(37)→現役引退 MF茶島雄介(27)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍延長 MFフェリペ・シウバ(28)→セアラ(ブラジル)/完全移籍 FW工藤壮人(28)→レノファ山口FC/期限付き移籍 FWティーラシン(30)→ムアントン・ユナイテッド(タイ)/期限付き移籍満了 <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> FWドウグラス・ヴィエイラ(31)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190215_hiroshima_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>昨季と同じように[4-4-2]を基本フォーメーションとするのなら、おそらくレギュラーは堅いであろうパトリックの横には新加入のドウグラス・ヴィエイラが並ぶ可能性が高い。東京V在籍3年間で通算113試合38得点のブラジル人助っ人には、退団したFWティーラシンやFW工藤壮人をカバーするだけでなく、パトリックすら飲み込んでしまうような活躍を見せてほしい。昨季は不甲斐なかったパトリックの“相棒枠”をかけて、新ブラジル人を中心に激しい競争が巻き起こることを期待したい。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> MF森島司(21)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190215_hiroshima_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>広島の東京五輪世代で注目の選手は森保一監督お気に入りのMF森島司だ。2016年に広島に入団した森島は、高校生だった2015年にU-18日本代表に招集を受けて以降、各年代の代表に選ばれ続けてきた。本職はセントラルMFやアタッキングMFだが、代表ではFWも務めたこともあり、サイドもこなせるポリバレントな選手だ。昨季はルヴァンカップの出場がメインだったが、プロ4年目の今季、広島の中盤ではMF稲垣祥が右肩鎖関節亜脱臼で開幕には間に合わない。このチャンスを森島が生かすことが出来れば、2019年は飛躍の年にできるかもしれない。 2019.02.15 18:16 Fri
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【J1開幕直前クラブガイド】主力流出もロティーナ&イバン新体制に期待膨らむ《セレッソ大阪》

2019シーズンも“蹴春”がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第14弾はセレッソ大阪を紹介。 <span style="font-weight:700;">◆タイトル争いに向けたカギは戦術の浸透</span>《ACL出場権争い》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_cerezo_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>一昨シーズンにルヴァンカップ、天皇杯の国内カップ戦二冠を成し遂げたC大阪だが、昨季はACL出場圏外の7位に甘んじるなど、一転して無冠という厳しいシーズンとなった。さらに、一部選手やクラブとの確執も噂された中、クラブに初タイトルをもたらした尹晶煥監督と袂を分かつことに。この監督人事の影響か、MF山口蛍とFW杉本健勇というユース出身の生え抜き、MF山村和也という3人の主力中の主力が揃ってヴィッセル神戸、浦和レッズ、川崎フロンターレというライバルクラブに流出する異例の事態となった。 そして、過渡期を迎える関西の名門の立て直しを託されたのが、スペイン時代にチャンピオンズリーグ(CL)やリーガエスパニョーラで指揮を執り、コパ・デル・レイの優勝経験もある名将ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督。バルセロナの流れを組む副官イバン・パランココーチと共に前所属先の東京ヴェルディでは就任前J2で18位に低迷したクラブを1年目に5位に躍進させ、昨シーズンは6位も昇格プレーオフを勝ち抜き、あと一歩でJ1昇格に導いていた。 クラブはそのスペイン人指揮官就任に際して、前述の主力3選手の穴を埋める補強としてヴィッセル神戸からMF藤田直之、ベガルタ仙台からMF奥埜博亮、北海道コンサドーレ札幌からFW都倉賢を補強。さらに、中盤にブラジル屈指の名門ヴァスコ・ダ・ガマで主力を務めたアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバト、前線に昨季ブラジルのグアラニで16ゴールを記録したブラジル人FWブルーノ・メンデスという実力者を確保した。全体的な戦力ダウンは否めないが、若手の積極的な登用と選手の新たな可能性を見いだす慧眼を持つ知将の下でニューヒーローやコンバートによる覚醒が期待される。 今季のチーム目標はタイトル奪還に定められているが、現実的には一桁順位フィニッシュとACL出場権争いに絡むことだ。そのカギを握るのが、ポジショナルプレー、5レーン理論という欧州最先端の戦術への適応だ。とりわけ、徹底したライン統制を基調としたゾーン守備、GKを交えて後方からショートパスを繋ぐスタイル、試合中にも複数システムを使い分ける新たな試みにいかに早く馴染めるか。東京V時代は守備からチームを構築し徐々に攻撃に比重をかけるアプローチをしていたため、序盤戦は勝ち切れない試合が多くなることが想定されるだけに前線の個の力が重要となる。一方、スカウティングのスペシャリストであるイバンコーチの存在はチームの大きな助けとなるはずだ。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《C》<span style="font-size:0.8em;">※最低E~最高S</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_cerezo_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>【IN】 GK圍謙太朗(27)←アビスパ福岡/期限付き復帰 MF藤田直之(31)←ヴィッセル神戸/完全 MFレアンドロ・デサバト(28)←ヴァスコ・ダ・ガマ/完全 MF奥埜博亮(29)←ベガルタ仙台/完全 MF丸岡満(23)←レノファ山口FC/期限付き復帰 FW都倉賢(32)←北海道コンサドーレ札幌/完全 FWブルーノ・メンデス(24)←デポルティーボ・マルドナド/期限付き 【OUT】 GK永石拓海(22)→レノファ山口FC/期限付き DF酒本憲幸(34)→鹿児島ユナイテッドFC/完全 DF田中裕介(32)→ファジアーノ岡山/完全 DF茂庭照幸(37)→FCマルヤス岡崎/完全 DF森下怜哉(20)→栃木SC/期限付き MF山口蛍(28)→ヴィッセル神戸/完全 MF山村和也(29)→川崎フロンターレ/完全 MFチャウワット(22)→バンコク・グラスFC/期限付き満了 MFオスマル(30)→FCソウル/期限付き満了 MF沖野将基(22)→ブラウブリッツ秋田/完全 MF喜田陽(18)→アビスパ福岡/期限付き FW杉本健勇(26)→浦和レッズ/完全 FW米澤令衣(22)→鹿児島ユナイテッドFC/完全 <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> MF清武弘嗣(29)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_cerezo_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>イチオシ選手は、新指揮官が最も期待する新キャプテンの清武だ。2017年の復帰以降、度重なる負傷の影響もありトップフォームを取り戻すのに苦労している清武だが、その高い戦術眼とテクニックはポジショナルプレーを志向するロティーナ監督のスタイルに間違いなく合致するはずだ。また、セビージャ時代にはややスタイルは異なるものの、戦術的に難度が高いサンパオリ監督の下でプレーしており、スタッフと選手の間に入って戦術の浸透を促す役割も期待される。複数のシステムを併用する中、主戦場は2列目あるいはインサイドハーフとなる見込みだ。その中で攻撃の起点となるハーフスペースの支配者として存在感を示したい。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> DF瀬古歩夢(18)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_cerezo_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>C大阪で注目する東京オリンピック世代は18歳の若手センターバックの瀬古だ。2017年にクラブ最年少となる16歳11カ月でトップデビューを飾った生え抜きの瀬古は高い身体能力、安定した足元のテクニック、リーダーシップに優れる日本のアンダー世代屈指の守備者。ここまでJ3に所属するセレッソ大阪U-23が主戦場だが、東京V時代から若手の積極登用の実績があるロティーナ監督は戦術理解さえ進めば、躊躇なくJ1デビューさせるはずだ。 2019.02.14 17:01 Thu
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【J1開幕直前クラブガイド】ガンバらしくの宮本政権第二章 救世主から復権の先導者になれるか《ガンバ大阪》

2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第13弾はガンバ大阪を紹介。 <span style="font-weight:700;">◆「本来いるべき位置に」</span>《ACL出場権争い》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_gambaosaka_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>レヴィー・クルピ氏の下でスタートを切ったガンバ大阪の2018シーズンは激動の1年だった。シーズンの折り返しとなる第17節終了時で16位に低迷したが、シーズン途中に就任したG大阪育成一期生で大レジェンドの宮本恒靖監督が復活劇の先導者に。FWファン・ウィジョの再合流やMF今野泰幸の復帰、アデミウソンの復調、そして夏場の補強も相まって、21年ぶりとなるクラブ記録の9連勝で9位に滑り込み、J1残留という最大のミッションを達成した。 G大阪の黄金期を知り、G大阪のDNAを熟知する宮本監督の下でスタートする今年はチームスローガンとして『GAMBAISM』を掲げ、目標を「ACL圏内」に設定。その今オフ、8名が加わった。全体的な総評は、成長の可能性を秘めた若手有望株の台頭にも賭けた強化策もあり、やや地味。ただ、確実にポイントを抑えた補強が光り、退団したDFファビオを除けば昨年の主力からの流失もなく、若手の成長次第で期待感の高まるチーム編成だ。 今オフにファビオが抜け、懸念に挙がるポジションの1つだったセンターバック陣だが、タイ挑戦から4年ぶりのJリーグ復帰となるDF青山直晃が加わり、先のアジアカップを戦った韓国代表で主力を務めるDFキム・ヨングォンの獲得にも成功。中でも、アジア屈指のセンターバックであるキム・ヨングォンを獲得できたことは大きく、日本代表DF三浦弦太を擁するセンターバック陣は強化に成功したと言って良い。 G大阪ユース出身の五輪世代として期待がかかったDF初瀬亮を失ったサイドバックだが、大学No1の呼び声高いDF高尾瑠を獲得。昨年にロアッソ熊本から加入したドリブルが魅力のMF田中達也もキャンプでのプレーエリアを見る限り、サイドバック起用が主になりそう。昨年、一定のプレー機会がありながらアピールできずに伸び悩んだ初瀬の出来と新戦力の顔ぶれを比較すると、大きな痛手にはならないだろう。 攻撃陣の補強は昨年途中にFW渡邉千真を獲得したことで、FW呉屋大翔のレンタルバックに動いた程度。欧州挑戦の可能性が浮上した昨年のチーム得点王であるファン・ウィジョの残留は補強の意味合いが強く、アデミウソンや渡邉によるFW陣に不安材料はない。さらに、FW中村敬斗とFW食野亮太郎らホープがブレイクを遂げれば、MF倉田秋やMF小野瀬康介らサイドハーフを含めた攻撃陣の層もより厚くなってくる。 気がかりなのが、いまだMF遠藤保仁と今野の元日本代表コンビに頼りっきりなボランチの陣容だ。今年で、遠藤は39歳、今野は36歳。今年は補強がなく、MF矢島慎也をレンタルバックしたぐらいだ。キャンプ中は遠藤&今野の黄金コンビを使わず、矢島とMF高宇洋のどちらかを相方として起用する試運転を継続。矢島や高が遠藤と今野の存在を揺るがす存在になれれば、チームとしての戦力アップに繋がってくる。 2年目の意気込みとして「本来いるべき位置に」と語った宮本監督は昨年と異なり、準備期間を経て、開幕から指揮を執るシーズンになる。蒼黒の血が流れる求心力十分のカリスマは、選手と共に賢く、強く、ガンバらしく、『GAMBAISM』を築き上げ、復権の先導者になれるか。2年目は個人としても昨年の救世主ぶりが本物だったのかどうかが試される。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《B》<span style="font-size:0.8em;">※最低E~最高S</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_gambaosaka_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>【IN】 GK田尻健(25)←ツエーゲン金沢/復帰 DF高尾瑠(22)←関西学院大学/新加入 DF青山直晃(32)←ムアントン・ユナイテッド(タイ)/完全 DFキム・ヨングォン(28)←広州恒大(中国)/完全 MF奥野耕平(18)←ガンバ大阪ユース/昇格 MF田中達也(26)←ロアッソ熊本/完全 MF矢島慎也(25)←ベガルタ仙台/復帰 FW呉屋大翔(25)←徳島ヴォルティス/復帰 【OUT】 GK鈴木椋大(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き DF平尾壮(22)→FC町田ゼルビア/完全 DFペ・スヨン(20)→カマタマーレ讃岐/期限付き DFファビオ(29)→未定 DF初瀬亮(21)→ヴィッセル神戸/完全 DF西野貴治(25)→カマタマーレ讃岐/完全 MF泉澤仁(27)→ポゴニ・シュチェチン(ポーランド)/完全 MF二川孝広(38)→FCティアモ枚方(関西1部)/完全 MF妹尾直哉(22)→AC長野パルセイロ/完全 MF森勇人(23)→水戸ホーリーホック/完全 MF井出遥也(24)→モンテディオ山形/完全 FW長沢駿(30)→ベガルタ仙台/完全 FW一美和成(21)→京都サンガF.C./期限付き <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> MF矢島慎也(25)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_gambaosaka_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>イチオシ選手は宮本監督のラブコールを受け、G大阪に復帰した矢島だ。昨年、古巣の浦和レッズと長らく凌ぎを削るG大阪に“覚悟の移籍”を決断した元リオ・デジャネイロ五輪代表の司令塔だが、レヴィー・クルピ前監督の下で出場機会を得られず、シーズン半ばにベガルタ仙台に期限付き移籍。天皇杯決勝のピッチに立ったが、ケガに苦しみ、悔しい1年を過ごした。その矢島はキャンプ中、遠藤&今野の偉大過ぎる不動コンビに割って入るべく、チーム全体で世代交代が叫ばれるボランチとしてアピール。宮本監督も高を含めた4人でボランチを回すことを示唆しているだけに、真価を見せるべきシーズンとなる。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> FW中村敬斗(18)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190214_gambaosaka_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>注目の五輪世代はプロ2年目の中村だ。アカデミー出身以外で初の飛び級入団者として注目を集めた昨年は、レヴィー・クルピ前監督に能力を評価され、開幕ゲームでトップチームデビューを飾ったが、シーズンが進むに連れて、シニア選手とオフ・ザ・ボールの動きの差が如実となり、J3リーグを戦うU-23に“降格”。だが、シーズン最終盤に先発起用されると、Jリーグ初ゴールを挙げ、成長の跡を示した。プロ2年目の今年はトップチームでの熾烈な定位置争いを勝ち抜くことがテーマ。そこで逞しく台頭を遂げることができれば、今年のU-20ワールドカップだけでなく、その先に待つオリンピック出場も近くなる。 2019.02.14 17:00 Thu
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【J1開幕直前クラブガイド】昨季の失敗を糧にACL出場権獲得がノルマ《名古屋グランパス》

2019シーズンも“蹴春”がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第12弾は名古屋グランパスを紹介。 <span style="font-weight:700;">◆風間体制3年目でACL出場権獲得へ</span>《ACL出場権争い》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_grampus_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>風間体制1年目に1年でのJ1復帰を果たし、2年目は飛躍が期待された中で15位での薄氷の残留となった。そして、3年目となる今季の目標はACL出場権獲得だ。今冬の移籍市場では昨季得点王であるFWジョー、FWガブリエル・シャビエルという攻撃の核を含め、昨シーズンの7連勝に貢献した主力の流出阻止に成功した。 さらに、残留争いに巻き込まれた最大の要因だったリーグワーストタイの59失点を喫した脆弱な守備面を改善するため、サンフレッチェ広島からDF千葉和彦、サガン鳥栖からDF吉田豊、FC東京からMF米本拓司と、J1で堅守を誇る3クラブから実力者を獲得。とりわけ、3バックと4バックのセンターバックを遜色なくこなしビルドアップ能力にも長けた千葉、選手層に問題を抱えていたサイドバックに両サイドバックでプレー可能な吉田を迎え入れられた効果は大きい。 また、昨季選手層の薄さに苦しんだチームは大宮アルディージャの韋駄天FWマテウス、川崎フロンターレからジョーのバックアップを担うFW赤崎秀平、中盤にMFジョアン・シミッチ、ジュビロ磐田のMF伊藤洋輝らを獲得。さらに、昨季も特別指定や2種登録で活躍したMF相馬勇紀、DF菅原由勢ら高卒、大卒の逸材を加えて選手層の拡充に成功した。スカッドで唯一の懸念はGK楢崎正剛の現役引退を始め、FW佐藤寿人、FW玉田圭司という百戦錬磨の経験、リーダーシップを失った点だ。新キャプテンに任命されたDF丸山祐市、MF和泉竜司らを中心に中堅選手がチームを引っ張っていきたい。 今季も風間監督が志向する“攻守一体の攻撃サッカー”を継続していく中、注目はシステムを含めて攻守のバランスの落としどころだ。前述の千葉の加入、ワイドに多くの選手を抱えている事情から[3-4-2-1]、[4-4-2]をベースにしていくと思われるが、吉田や米本ら守備を特長とする新加入選手を中心に、変幻自在の攻撃スタイルのウィークポイントでもある被カウンター時のリスク管理など、攻守のバランスを早い段階で見出したい。昨シーズンに証明したリーグ屈指の爆発力にバランス感覚が備われば、ACL出場権獲得と共に優勝争いに絡めるチームに成長する可能性は大いにあるはずだ。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《B》<span style="font-size:0.8em;">※最低E~最高S<hr></span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_grampus_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>【IN】 DF千葉和彦(33)←サンフレッチェ広島/完全 DF吉田豊(28)←サガン鳥栖/完全 DF菅原由勢(18)←名古屋グランパスU-18/昇格 DF成瀬竣平(18)←名古屋グランパスU-18/昇格 DF藤井陽也(18)←名古屋グランパスU-18/昇格 MF伊藤洋輝(19)←ジュビロ磐田/期限付き MF米本拓司(28)←FC東京/完全 MF杉森考起(21)←FC町田ゼルビア/復帰 MFジョアン・シミッチ(25)←リオ・アヴェ/完全 MF相馬勇紀(21)←早稲田大学/新加入 MF渡邉柊斗(22)←東海学園大学/新加入 FWマテウス(24)←大宮アルディージャ/完全 FW赤崎秀平(27)←川崎フロンターレ/期限付き FW榎本大輝(22)←東海学園大学/新加入 【OUT】 GK楢崎正剛(42)→引退 DFホーシャ(29)→グアラニFC/期限付き満了 DF新井一耀(25)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き MF八反田康平(29)→鹿児島ユナイテッドFC/完全 FW深堀隼平(20)→ヴィトーリアSC/期限付き FW佐藤寿人(36)→ジェフユナイテッド千葉/完全 FW玉田圭司(38)→V・ファーレン長崎/完全 <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> FWジョー(31)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_grampus_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>イチオシ選手は、FW大久保嘉人(3年連続)以来の2年連続得点王獲得が期待されるジョーだ。ブラジル全国選手権MVP&得点王という肩書を引っ提げて鳴り物入りで加入した昨季は24ゴール4アシストと、チーム総得点(52ゴール)の半分以上に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。今季はより一層相手の徹底マークが予想される中、盟友ガブリエル・シャビエルやMF前田直輝、新加入のマテウスら多士済々のアタッカー陣のまとめ役としてチームを勝利に導く働きを見せたい。また、センターフォワードのバックアップが心もとないこともあり、第一にシーズンフル稼働が求められる。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> MF伊藤洋輝(19)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_grampus_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div> 相馬、菅原と昨季才能の片鱗を見せた高卒、大卒の有望株も捨てがたいが、ポテンシャルの高さでは随一の伊藤を推したい。ジュビロ磐田生え抜きの188cmの大型レフティはトップチームで思うように出場機会を得ることができなかったが、U-19日本代表として臨んだ2017年のトゥーロン国際大会や、U-21日本代表として臨んだ昨年のAFC U-23選手権で大きな存在感を放った。恵まれた体躯を生かした対人守備に加え、高精度の左足を生かした展開力、ダイナミックな攻め上がりといった特長は世界基準のセントラルMFに求められる部分だ。タレント揃いの名古屋でポジションを掴むのは容易ではないが、Jリーグ屈指の知将の下で今季こそそのポテンシャルを開花させたい。 2019.02.13 18:01 Wed
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【J1開幕直前クラブガイド】昨季長期離脱者がカギ! 名波イズム浸透で“再躍進”を《ジュビロ磐田》

2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第11弾はジュビロ磐田を紹介。 <span style="font-weight:700;">◆補強乏しくも再躍進の可能性アリ</span>《ひと桁順位》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_jubilo_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>2017年の6位躍進から一転、2018シーズンは降格の危機に瀕した磐田。開幕前に「トップ5入り」を目標に掲げたが、シーズン序盤にMFアダイウトンとMFムサエフがケガによる長期離脱を余儀なくされ、MF中村俊輔もフル稼働できず、チームバランスを崩した。 さらには、DFギレルメが試合中の暴力行為で退団するなど、チームとして様々な壁に直面。夏には川崎フロンターレからFW大久保嘉人を獲得するも、持ち前の得点力は発揮できず、最終節に得失点差で16位に転落する悲劇に見舞われた。東京ヴェルディとのプレーオフ決定戦を辛くも制してJ1残留を決めたが、あわやJ2降格という苦しいシーズンを送った。 名波浩体制6年目を迎える今シーズンは、チームの立て直しが求められる中、オフシーズンの動きは極めて少なかった。主力の退団はMF松浦拓弥(→横浜FC)のみに抑えた一方で、獲得したのは期限付き移籍から復帰したDF石田崚真(←ツエーゲン金沢)を含めてわずか4名。川崎フロンターレから加入したMF森谷賢太郎は昨シーズン控えに甘んじ、モンテディオ山形から加入したFW中山仁斗はJ1初挑戦。シェリフ・ティラスポリ(モルドバ)から加入したFWロドリゲスもJリーグ初挑戦と未知数な部分が多く、どちらに転ぶか分からない補強に終わった。 それでも、ロドリゲスと中山が練習試合で結果を残すなど、明るい話題も聞こえてくる。屈強なフィジカルと推進力が武器のロドリゲスと、高い身体能力を持つ中山がフィットすれば、昨シーズンは35得点とリーグ2番目に少ない得点力の改善につながる可能性はある。 一方で、挽回を図るチームとしては、乏しい補強となったが、昨シーズン長期離脱で苦しんだ主力選手たちが復帰することを考えれば、必要以上にネガティブになることはないだろう。負傷離脱によって戦力はダウンしたものの、MF上原力也やMF荒木大吾、FW小川航基ら若手が一定の経験を積んだ。また、MF田口泰士を筆頭にDF新里亮やFW大久保嘉人らも奮闘。名波サッカーを知る昨シーズン稼動できなかった選手たちの復帰が、大きな補強とも言える。今後を見据えても、「競争」と「成長」の両軸でシーズンを進められるかが、チームの結果を左右することになるだろう。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《D》<span style="font-size:0.8em;">※最低E~最高S</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_jubilo_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>【IN】 DF石田崚真(22)←ツエーゲン金沢/復帰 MF森谷賢太郎(30)←川崎フロンターレ/完全 FW中山仁斗(27)←モンテディオ山形/完全 FWロドリゲス(23)←シェリフ・ティラスポリ(モルドバ)/完全 【OUT】 GK牲川歩見(24)→アスルクラロ沼津/完全 MF松浦拓弥(30)→横浜FC/完全 MF伊藤洋輝(19)→名古屋グランパス/期限付き <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> MFアダイウトン(28)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_jubilo_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>今シーズンの注目は、アダイウトンだ。2017年に8ゴールを記録したブラジル人アタッカーは、スピードとパワフルなドリブルを武器に脅威を与え続け、チームの躍進に貢献した。 しかし、昨シーズンは第4節のサンフレッチェ広島戦で右ヒザ前十字じん帯断裂及び半月板損傷の重傷を負ったことで、その後のシーズンを棒に。チームも不振に陥り、悔しい思いをした。 降格危機が迫ったJ1参入プレーオフ決定戦の東京ヴェルディ戦で復帰すると、万全なコンディションではなかったといえ、必要性を感じるパフォーマンスを見せた。今シーズン、アダイウトンの活躍は挽回を図る磐田にとって欠かせないピースであり、自身の復活でチームを上に引き上げられるか注目だ。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> DF大南拓磨(21)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190213_jubilo_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>J1参入プレーオフ決定戦の東京V戦でPKを獲得し、自らゴールを奪ってチームを残留に導いた小川航基も注目だが、昨シーズン終盤に磐田の後方を支えた大南を推したい。 2016年から磐田でプレーする大南は昨シーズン、明治安田生命J1リーグ第4節の広島戦でリーグ戦初出場。その後リーグ戦からは遠ざかったものの、シーズン終盤は4試合連続先発でフル出場を果たすと、J1参入プレーオフ決定戦でもピッチに立ち、プレッシャーのかかる舞台も経験した。 U-21日本代表ではドバイカップU-23に出場したが、まだその地位は確立されていない。クラブではDF大井健太郎やDF高橋祥平に加え、長期離脱から復帰したDF新里亮ら実力者が存在するが、昨シーズンの経験を生かし、この牙城を崩すことができれば、U-21日本代表の主力にも割って入ることができるだろう。 2019.02.13 18:00 Wed
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