リバプールの伝説的ストライカーがハマーズ戦の戦犯を名指しで批判

2019.02.07 15:00 Thu
Getty Images
かつてリバプールで活躍した元アイルランド代表FWジョン・オルドリッチ氏が、ウェストハム戦でドローの原因となった2選手を名指しで批判している。イギリス『インデペンデント』が伝えている。

リバプールは4日に行われたプレミアリーグ第25節のウェストハム戦で引き分け、リーグ戦2試合連続のドローとなった。6日にマンチェスター・シティが第27節のエバートン戦を先に消化し勝利したため、以前は「10」もあった勝ち点差が埋まり、リバプールは暫定ながら2位に転落した。
ウェストハム戦の引き分けについて、1987年から1989年にリバプールでプレーし、リーグ戦10試合連続得点の偉業を成し遂げた伝説的ストライカーのオルドリッチ氏は、この試合で先発出場したMFナビ・ケイタと、MFアダム・ララーナを名指しで戦犯扱いした。

「クロップのチームはウェストハム戦で勝ち点を落としたが、それよりも問題なのは中盤のパフォーマンスの低さだ」

「チームのバランスが正しければ、サラーやマネ、フィルミノは鋭さを増す。だが、この試合で彼らの後ろにいた選手たちは良くなかったし、それはリバプールに損失を与えるものだった」
「クロップ監督がケガ人に悩まされているのは知っている。だが、アダム・ララーナナビ・ケイタは2度と一緒にプレーしない方がいい。彼らは優勝争いをするチームでいられるほどのクオリティを持っていない」

「ララーナがリバプールに来たときの私の第一印象はポジティブなものではなかった。ケガをする前はそれが間違いだったことをある程度証明したが、ケガをしてからはそのレベルに戻すのに苦労している」

「ケイタに関してはリバプールに馴染めていない。我々が彼に期待したパフォーマンスを見せることが出来ていないね。クロップ監督やコーチたちは彼のスピードを上げようと努力している。彼がこれからチームにフィットするか判断中のようだ」

新年早々のシティ戦から明らかに調子を落としているリバプール。シティ戦以降のリーグ戦では5試合で2勝2分け1敗で、勝利した2試合も、相手は格下ながら内容は肉薄したものだった。

9日のボーンマス戦、スッキリと勝利してまずは首位の座を奪い返したいところだ。
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