ローマ優勢もピョンテク2戦連発にドンナルンマ躍動のミランがドローに持ち込む《セリエA》
2019.02.04 06:33 Mon
セリエA第22節、ローマvsミランが3日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。
前節、アタランタ相手に3点リードを追いつかれるドローで公式戦の連勝が「4」でストップしたローマ。さらに、ミッドウィークのコッパ・イタリアではフィオレンティーナ相手に屈辱的な1-7の大敗を喫して新年初黒星を喫した。この大敗を受けてディ・フランチェスコ監督の進退問題が再燃しており、今回の一戦での勝ち点獲得は必須だ。コッパからは先発4人を変更。共に出場停止のエンゾンジ、クリスタンテに代えてデ・ロッシ、ペッレグリーニ、エル・シャーラウィとパストーレに代えてカルスドルプ、ジェコが起用された。
一方、前節のナポリ戦をゴールレスドローで終えたものの新年に入って4戦連続クリーンシートと守備の安定感が際立つミラン。ミッドウィークのコッパ・イタリアではイグアインに代わる新エースストライカーのピョンテクの移籍後初ゴールを含むドッピエッタの活躍で完勝。良いフォームを保って今回の一戦を迎えた。コッパからは先発4人を変更。アバーテ、ラクサール、カスティジェホ、ボリーニに代えてカラブリア、リカルド・ロドリゲス、スソ、チャルハノールとサイドをそっくり主力に入れ替えた。
コッパ大敗のショックを払拭したいホームのローマが立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。6分にはボックス左で仕掛けたジェコからの柔らかいクロスをボックス右のペッレグリーニがボレーで合わせるが、ここは相手DFのブロックに阻まれる。
一方、相手の攻勢をしっかりと受け止めながらカウンターと背後を狙ったシンプルな仕掛けでチャンスを窺うミランは今冬新加入の若武者コンビの連係から先制点を奪う。26分、相手陣内の左サイド深くでペッレグリーニからボールを奪ったパケタがゴールライン際でマイナスのクロス。これに反応したピョンテクがDFファシオの死角からニアに飛び込み右足ワンタッチで流し込んだ。なお、ピョンテクにとってこのゴールは公式戦2試合連続、ミラン移籍後初のセリエAでのゴールになった。
悪くない戦いぶりながらも一瞬の隙を見せて失点を喫したローマは前半終盤にかけて攻勢を強めていく。36分にはファシオの意表を突いた攻撃参加からボックス左のザニオーロが左足のシュートを枠に飛ばすが、GKドンナルンマに阻まれる。さらに44分にはフロレンツィの左からのクロスをシックがヘディング、このこぼれ球をジェコが蹴り込みに行くが、ドンナルンマの圧巻の連続セーブに阻まれた。
ドンナルンマの牙城を破れずに1点ビハインドで試合を折り返したローマだったが、後半立ち上がりに電光石火の同点ゴールを奪う。46分、右サイド深くに攻め上がったカルスドルプからの低いクロスをニアのシックがワンタッチで流すと、自軍ゴールに向かっての対応を強いられたDFムサッキオがクリアミス。GKドンナルンマが何とかオウンゴールを防ぐもこぼれ球をザニオーロが蹴り込んだ。
後半立ち上がりの同点ゴールで息を吹き返したローマに対して、公式戦5試合ぶりの失点を喫したミランもバタつくことなく前半同様のアプローチできっちり応戦。試合はここからややオープンな展開となるが、均衡を保っていく。71分にはペッレグリーニの左CKからジェコが強烈なヘディングシュートを放つが、これはGKドンナルンマが好守で阻む。
後半半ばから終盤にかけてはコッパ・イタリアを戦った疲れもあってか互いに無理が利かなくなり、試合は落ち着いた展開に。ホームで勝ち切りたいローマはエル・シャーラウィ、クライファート、サントンを投入。対するミランはカスティジェホ、ラクサール、クトローネを投入する。
試合終盤にかけては81分にローマがコラロフのクロスからペッレグリーニが右ポスト直撃の決定機、ミランが90分にボックス内のラクサールが枠内シュートを飛ばすチャンスを作ったが、試合はこのまま1-1でタイムアップ。ローマ優勢もGKドンナルンマの活躍が目立った上位対決は痛み分けのドローに終わり、共にセリエAでは2試合連続ドローとなった。
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トップ4フィニッシュを争う5位のローマ(勝ち点34)と、4位のミラン(勝ち点35)による注目の上位対決。一方、前節のナポリ戦をゴールレスドローで終えたものの新年に入って4戦連続クリーンシートと守備の安定感が際立つミラン。ミッドウィークのコッパ・イタリアではイグアインに代わる新エースストライカーのピョンテクの移籍後初ゴールを含むドッピエッタの活躍で完勝。良いフォームを保って今回の一戦を迎えた。コッパからは先発4人を変更。アバーテ、ラクサール、カスティジェホ、ボリーニに代えてカラブリア、リカルド・ロドリゲス、スソ、チャルハノールとサイドをそっくり主力に入れ替えた。
コッパ大敗のショックを払拭したいホームのローマが立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。6分にはボックス左で仕掛けたジェコからの柔らかいクロスをボックス右のペッレグリーニがボレーで合わせるが、ここは相手DFのブロックに阻まれる。
やや守備的な入りを見せるアウェイチームに対してボールを保持しながら攻め手を窺うローマは16分にも決定機。ペッレグリーニからのスルーパスに抜け出したジェコがボックス左から内に運んで右足のシュートをニアポストへ飛ばすが、ここはGKドンナルンマのセーブに遭う。
一方、相手の攻勢をしっかりと受け止めながらカウンターと背後を狙ったシンプルな仕掛けでチャンスを窺うミランは今冬新加入の若武者コンビの連係から先制点を奪う。26分、相手陣内の左サイド深くでペッレグリーニからボールを奪ったパケタがゴールライン際でマイナスのクロス。これに反応したピョンテクがDFファシオの死角からニアに飛び込み右足ワンタッチで流し込んだ。なお、ピョンテクにとってこのゴールは公式戦2試合連続、ミラン移籍後初のセリエAでのゴールになった。
悪くない戦いぶりながらも一瞬の隙を見せて失点を喫したローマは前半終盤にかけて攻勢を強めていく。36分にはファシオの意表を突いた攻撃参加からボックス左のザニオーロが左足のシュートを枠に飛ばすが、GKドンナルンマに阻まれる。さらに44分にはフロレンツィの左からのクロスをシックがヘディング、このこぼれ球をジェコが蹴り込みに行くが、ドンナルンマの圧巻の連続セーブに阻まれた。
ドンナルンマの牙城を破れずに1点ビハインドで試合を折り返したローマだったが、後半立ち上がりに電光石火の同点ゴールを奪う。46分、右サイド深くに攻め上がったカルスドルプからの低いクロスをニアのシックがワンタッチで流すと、自軍ゴールに向かっての対応を強いられたDFムサッキオがクリアミス。GKドンナルンマが何とかオウンゴールを防ぐもこぼれ球をザニオーロが蹴り込んだ。
後半立ち上がりの同点ゴールで息を吹き返したローマに対して、公式戦5試合ぶりの失点を喫したミランもバタつくことなく前半同様のアプローチできっちり応戦。試合はここからややオープンな展開となるが、均衡を保っていく。71分にはペッレグリーニの左CKからジェコが強烈なヘディングシュートを放つが、これはGKドンナルンマが好守で阻む。
後半半ばから終盤にかけてはコッパ・イタリアを戦った疲れもあってか互いに無理が利かなくなり、試合は落ち着いた展開に。ホームで勝ち切りたいローマはエル・シャーラウィ、クライファート、サントンを投入。対するミランはカスティジェホ、ラクサール、クトローネを投入する。
試合終盤にかけては81分にローマがコラロフのクロスからペッレグリーニが右ポスト直撃の決定機、ミランが90分にボックス内のラクサールが枠内シュートを飛ばすチャンスを作ったが、試合はこのまま1-1でタイムアップ。ローマ優勢もGKドンナルンマの活躍が目立った上位対決は痛み分けのドローに終わり、共にセリエAでは2試合連続ドローとなった。
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