キエーザ圧巻トリプレッタのヴィオラがジェコ退場のローマを7発粉砕! 歴史的な大勝でベスト4進出!《コッパ・イタリア》
2019.01.31 04:18 Thu
コッパ・イタリア準々決勝、フィオレンティーナvsローマが30日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、7-1で圧勝したフィオレンティーナがベスト4進出を果たした。
直近の公式戦2勝2分けと好調を維持するフィオレンティーナは4-3で打ち勝った直近のキエーボ戦から先発4人を変更。前線はミララス、ムリエル、キエーザが起用された。対して直近のアタランタ戦で3点差を追いつかれてドローとなり連勝がストップしたローマは、今週末にミラン戦を控える中でアタランタ戦から先発4人を変更。ジェコとロレンツォ・ペッレグリーニをベンチに置き、シックとパストーレを代役に据えた。
冷たい雨が降りしきる中でスタートした一戦は早い時間帯に動く。7分、中盤からのフィードに抜け出した左サイドのミララスが左足で精度の高い折り返しを入れると、中央に走り込んだキエーザが右足インサイドでうまく面を作ってゴールネットへワンタッチで流し込んだ。
早い時間帯に先制点を許したローマはすぐさま反撃を開始。右ウイングのザニオーロの仕掛けを起点に押し込んでいく。11分には右CKからゴール右に入り込んだクリスタンテが強烈なヘディングシュートを放つが、これは右ポストを叩く。
似たような形からの失点で厳しい立場に立たされたローマだったが、28分に1点を返す。左サイドでパストーレのキープからエル・シャーラウィとパス交換したコラロフがボックス手前までドリブルで運ぶと、強烈な左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
この鮮烈なゴールでローマがここから盛り返すかに思われたが、先にゴールを奪ったのはまたしてもフィオレンティーナだった。33分、左サイドの高い位置でDFフロレンツィをドリブルで抜き切ったビラギがボックス内に侵入してグラウンダーのクロス。これを中央のムリエルがワンタッチで合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
この3点目でやや気落ちしたアウェイチームに対して勢いで勝るフィオレンティーナは40分にもキエーザが強烈なミドルシュートを枠の左隅に飛ばすが、これはGKオルセンのビッグセーブに遭い、トリプレッタ達成とはならず。対するローマは前半終了間際にゴール前のシックに決定機も、ここはGKにコースを消されてしまった。
迎えた後半、2点のビハインドを追うローマはパストーレ、エンゾンジを下げてハーフタイム明けにジェコとペッレグリーニを同時投入。クリスタンテをアンカーに配した[4-3-3]の攻撃的な布陣でゴールを目指す。
この選手交代をキッカケに相手を自陣に押し込むローマは61分に絶好機。ボックス左でジェコが入れた浮き球クロスをゴール前のザニオーロが頭で合わすが、これはGKラフォンの圧巻のワンハンドセーブに阻まれた。
一方、守護神の好守でピンチを凌いだフィオレンティーナは66分、相手陣内深くでクリスタンテのコントロールミスを奪ったムリエルのラストパスに抜け出したベナッシが相手GKの股間を抜くシュートを決めて試合を決定づける4点目を奪った。
厳しい展開と序盤から目立つホームチーム寄りの判定にフラストレーションを溜めたローマはそのいら立ちが悪い形で爆発してしまう。72分、ペッレグリーニへの微妙な判定から主審に執拗な抗議を行ったジェコが侮辱的な発言でレッドカードをもらい、退場処分に。
その後、長期離脱明けのデ・ロッシを投入して落ち着かせにかかるも、74分にキエーザのトリプレッタ達成となる5点目を許すと、79分と89分には途中出場のシメオネに続けてゴールネットを揺らされてクラブ史上初のコッパ・イタリアでの7失点を喫することに。
キエーザのトリプレッタの活躍などで10人のローマを完膚なきまでに粉砕したフィオレンティーナが7-1の歴史的な圧勝でベスト4進出を決めた。一方、屈辱的な大敗を喫したローマは準々決勝敗退となった。
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ラウンド16でトリノ、ヴィルトゥス・エンテッラをそれぞれ破ったセリエA9位のフィオレンティーナと5位のローマによる強豪対決。冷たい雨が降りしきる中でスタートした一戦は早い時間帯に動く。7分、中盤からのフィードに抜け出した左サイドのミララスが左足で精度の高い折り返しを入れると、中央に走り込んだキエーザが右足インサイドでうまく面を作ってゴールネットへワンタッチで流し込んだ。
早い時間帯に先制点を許したローマはすぐさま反撃を開始。右ウイングのザニオーロの仕掛けを起点に押し込んでいく。11分には右CKからゴール右に入り込んだクリスタンテが強烈なヘディングシュートを放つが、これは右ポストを叩く。
その後はボールを保持するローマが相手陣内深くでのプレーを増やしていくが、最後の所で相手の粘りに遭い攻め切れない。対して快足3トップを相手ハイラインの裏に走り込ませるシンプルなカウンターがハマるホームチームは18分、ハーフウェイライン付近でミララスが出したスルーパスに対してDFコラロフがラインを上げ損ねると、完璧に抜け出したキエーザがGKとの一対一を制してドッピエッタを達成した。
似たような形からの失点で厳しい立場に立たされたローマだったが、28分に1点を返す。左サイドでパストーレのキープからエル・シャーラウィとパス交換したコラロフがボックス手前までドリブルで運ぶと、強烈な左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
この鮮烈なゴールでローマがここから盛り返すかに思われたが、先にゴールを奪ったのはまたしてもフィオレンティーナだった。33分、左サイドの高い位置でDFフロレンツィをドリブルで抜き切ったビラギがボックス内に侵入してグラウンダーのクロス。これを中央のムリエルがワンタッチで合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
この3点目でやや気落ちしたアウェイチームに対して勢いで勝るフィオレンティーナは40分にもキエーザが強烈なミドルシュートを枠の左隅に飛ばすが、これはGKオルセンのビッグセーブに遭い、トリプレッタ達成とはならず。対するローマは前半終了間際にゴール前のシックに決定機も、ここはGKにコースを消されてしまった。
迎えた後半、2点のビハインドを追うローマはパストーレ、エンゾンジを下げてハーフタイム明けにジェコとペッレグリーニを同時投入。クリスタンテをアンカーに配した[4-3-3]の攻撃的な布陣でゴールを目指す。
この選手交代をキッカケに相手を自陣に押し込むローマは61分に絶好機。ボックス左でジェコが入れた浮き球クロスをゴール前のザニオーロが頭で合わすが、これはGKラフォンの圧巻のワンハンドセーブに阻まれた。
一方、守護神の好守でピンチを凌いだフィオレンティーナは66分、相手陣内深くでクリスタンテのコントロールミスを奪ったムリエルのラストパスに抜け出したベナッシが相手GKの股間を抜くシュートを決めて試合を決定づける4点目を奪った。
厳しい展開と序盤から目立つホームチーム寄りの判定にフラストレーションを溜めたローマはそのいら立ちが悪い形で爆発してしまう。72分、ペッレグリーニへの微妙な判定から主審に執拗な抗議を行ったジェコが侮辱的な発言でレッドカードをもらい、退場処分に。
その後、長期離脱明けのデ・ロッシを投入して落ち着かせにかかるも、74分にキエーザのトリプレッタ達成となる5点目を許すと、79分と89分には途中出場のシメオネに続けてゴールネットを揺らされてクラブ史上初のコッパ・イタリアでの7失点を喫することに。
キエーザのトリプレッタの活躍などで10人のローマを完膚なきまでに粉砕したフィオレンティーナが7-1の歴史的な圧勝でベスト4進出を決めた。一方、屈辱的な大敗を喫したローマは準々決勝敗退となった。
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