ファンタスティック・フォーら主力不在のスパーズがパレスに敗れて4回戦敗退…わずか3日間で2つの国内カップ敗退に…《FAカップ》
2019.01.28 03:01 Mon
FAカップ4回戦、クリスタル・パレスvsトッテナムによるロンドン・ダービーが27日にセルハースト・パークで行われ、2-0で勝利したパレスがベスト16進出を決めた。
ミッドウィーク開催となったチェルシーとのEFLカップ準決勝を延長戦の末に落としたトッテナム。バウンスバックが期待される今回の一戦だが、引き続きケイン、デレ・アリ、ソン・フンミンと攻撃の主軸を欠いたうえ、ベン・デイビス、ムサ・シソコもチェルシー戦でのケガでベンチ外に。さらに、エリクセンを遠征メンバー外とした。
そして、フォイスやスキップ、ウォーカー=ピータース、エンクドゥと控えメンバー中心の[3-4-3]の布陣を採用し、3トップはルーカス・モウラ、ジョレンテ、エンクドゥの並びとなった。
立ち上がりは左サイドのウォーカー=ピータースを起点にアウェイのトッテナムが押し込む入りを見せたが、先制点はホームのパレスが奪う。9分、右サイドのウォードからの横パスを巧みなファーストタッチでボックス右のスペースに運んだシュラップがシュート性のクロス。これをGKガッサニーガが弾くと、こぼれ球に詰めたウィッカムが押し込んだ。
しかし、リードを奪って以降、最前線のウィッカムを残して自陣で守備ブロックを構築するパレス相手に攻めあぐねると、34分には自陣ボックス内でクロスの対応にあたったウォーカー=ピータースが痛恨のハンドでPK献上。これを古巣対戦のタウンゼントに決められて厳しい2失点目を喫した。
何とか前半のうちに点差を縮めたいトッテナムは前半終了間際に続けてビッグチャンスを得る。まずは41分、ペナルティアーク付近で得たFKの場面でキッカーのトリッピアーが直接FKを匂わせてボックス左でドフリーのエンクドゥに機転を利かせたパスを通す。ここでエンクドゥは続けてシュートを放つが、相手GKスペロニの好守に遭う。さらに44分にはフォイスがDFファン・アーンホルトに蹴られてPKを獲得。だが、キッカーのトリッピアーがこれを枠の左に外してしまい、2点ビハインドのまま試合を折り返すことになった。
迎えた後半、ヴェルトンゲンを下げてハーフタイム明けにラメラを投入したトッテナムはより攻撃的な[4-2-3-1]にシステムを変更。立ち上がりからラメラ、ルーカスを起点に猛攻を見せると、ボックス内でラメラ、ジョレンテ、エンクドゥらに再三の決定機が訪れるが、完全に乗ったGKスペロニの好守と守備陣の身体を張ったブロックをあと一歩のところで崩し切れない。
その後も押し込むトッテナム、必死で守るパレスという構図の下で試合は進んでいく。81分にはルーカスを下げて今季初出場の20歳FWスターリングをピッチに送り込んだトッテナムだったが、最後まで集中力を切らさないパレスの守備を最後までこじ開けることはできず。
ファンタスティック・フォー含め多くの主力不在の中で敵地に乗り込んだトッテナムだが、パレスとのダービーに敗戦。公式戦2連敗のチームはわずか3日間で2つのコンペティションからの敗退を余儀なくされることになった。
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3回戦で共に4部のチームを破ったパレスとトッテナムによるプレミア勢対決。そして、フォイスやスキップ、ウォーカー=ピータース、エンクドゥと控えメンバー中心の[3-4-3]の布陣を採用し、3トップはルーカス・モウラ、ジョレンテ、エンクドゥの並びとなった。
立ち上がりは左サイドのウォーカー=ピータースを起点にアウェイのトッテナムが押し込む入りを見せたが、先制点はホームのパレスが奪う。9分、右サイドのウォードからの横パスを巧みなファーストタッチでボックス右のスペースに運んだシュラップがシュート性のクロス。これをGKガッサニーガが弾くと、こぼれ球に詰めたウィッカムが押し込んだ。
早い時間帯に先制を許したトッテナムはすぐさま反撃を開始。18分にはルーカスが際どいミドルシュートを放つと、その後はルーカスとエンクドゥの2シャドーの仕掛けとウイングバックからのクロスを起点に攻撃を展開する。
しかし、リードを奪って以降、最前線のウィッカムを残して自陣で守備ブロックを構築するパレス相手に攻めあぐねると、34分には自陣ボックス内でクロスの対応にあたったウォーカー=ピータースが痛恨のハンドでPK献上。これを古巣対戦のタウンゼントに決められて厳しい2失点目を喫した。
何とか前半のうちに点差を縮めたいトッテナムは前半終了間際に続けてビッグチャンスを得る。まずは41分、ペナルティアーク付近で得たFKの場面でキッカーのトリッピアーが直接FKを匂わせてボックス左でドフリーのエンクドゥに機転を利かせたパスを通す。ここでエンクドゥは続けてシュートを放つが、相手GKスペロニの好守に遭う。さらに44分にはフォイスがDFファン・アーンホルトに蹴られてPKを獲得。だが、キッカーのトリッピアーがこれを枠の左に外してしまい、2点ビハインドのまま試合を折り返すことになった。
迎えた後半、ヴェルトンゲンを下げてハーフタイム明けにラメラを投入したトッテナムはより攻撃的な[4-2-3-1]にシステムを変更。立ち上がりからラメラ、ルーカスを起点に猛攻を見せると、ボックス内でラメラ、ジョレンテ、エンクドゥらに再三の決定機が訪れるが、完全に乗ったGKスペロニの好守と守備陣の身体を張ったブロックをあと一歩のところで崩し切れない。
その後も押し込むトッテナム、必死で守るパレスという構図の下で試合は進んでいく。81分にはルーカスを下げて今季初出場の20歳FWスターリングをピッチに送り込んだトッテナムだったが、最後まで集中力を切らさないパレスの守備を最後までこじ開けることはできず。
ファンタスティック・フォー含め多くの主力不在の中で敵地に乗り込んだトッテナムだが、パレスとのダービーに敗戦。公式戦2連敗のチームはわずか3日間で2つのコンペティションからの敗退を余儀なくされることになった。
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