アトレティコがヘタフェとの堅守対決に完勝! グリーズマンの今季10点目にサウールが今季初弾《リーガエスパニョーラ》
2019.01.27 02:10 Sun
リーガエスパニョーラ第21節、アトレティコ・マドリーvsヘタフェによるマドリード・ダービーが26日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。なお、ヘタフェのMF柴崎岳はアジアカップ参戦中のためメンバー外となっている。
前節、リュカ、アリアスのリーガ初ゴールもあって最下位のウエスカ相手に3-0の快勝を飾ったアトレティコは、コパ・デル・レイ敗退のショックをきっちり払拭。リーガで3連勝を目指す今節は自身に次ぐリーグ2位の16失点の堅守を誇るヘタフェとの難しいダービーに臨んだ。ウエスカ戦からは先発2人を変更。負傷のコケと出場停止のコレアに代わってサウール、カリニッチを起用した。
リーガ屈指の堅守を誇るチーム同士によるダービーは立ち上がりから堅い展開に。その中で序盤はヘタフェが左サイドのアントゥネスを起点に効果的なカウンターを仕掛けていくが、最後の場面でアトレティコの堅守を打ち破れない。
一方、序盤からなかなか攻撃の形を作れないアトレティコだったが、前半半ば過ぎにワンチャンスを生かして先制に成功する。27分、バイタルエリアでボールを受けたトーマスがDF1枚を華麗にかわしてボックス左のスペースに走り込むグリーズマンへ絶妙なラストパス。抜け出したグリーズマンが得意の左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
効率よく2つのゴールを奪って試合を折り返したアトレティコはハーフタイムでゴディンを下げてフアンフランを投入。この交代でフアンフランが左サイドバック、リュカがセンターバックに移る。対するヘタフェはモリーナを下げてハイメ・マタを投入し、後半の反撃を目指した。
後半立ち上がりは拮抗した展開となるが、54分にはヘタフェにチャンス。DFホセ・ヒメネスのやや緩慢な対応を突いたアンヘルがボックス左に抜け出してシュートを放つが、これは戻ったDFの身体を張ったブロックに遭う。
一方、後半はゲームコントロール重視の試合運びを見せるアトレティコは62分にカリニッチを下げて前節トップチームデビューのビクトル・モジェホを投入。その18歳の若武者は投入直後のファーストプレーでクロスバーを掠めるミドルシュートでいきなり見せ場を作る。さらにアトレティコは72分にもセットプレーの流れからボックス右に抜け出したホセ・ヒメネスが決定的なシュートを放つが、これはGKソリアの好守に阻まれた。
試合終盤にかけてはビハインドを負うヘタフェがボール支配率を高めて幾度となく相手ゴールに迫っていくが、割り切って守るアトレティコの堅守を前になかなか攻め切れない。さらに、ヘタフェは敗色濃厚な中でジェネ、カブレラと最終ラインの主力が2枚目の警告を受けて退場となり、次節の戦いにも大きく響く後味の悪い幕引きに。
結局、前半に奪った2ゴールを危なげなく守り切ったアトレティコがヘタフェとの堅守対決に完勝。リーグ3連勝を飾って首位のバルセロナにプレッシャーをかけることに成功した。
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2位のアトレティコ(勝ち点41)と6位のヘタフェ(勝ち点31)による、マドリード・ダービー。リーガ屈指の堅守を誇るチーム同士によるダービーは立ち上がりから堅い展開に。その中で序盤はヘタフェが左サイドのアントゥネスを起点に効果的なカウンターを仕掛けていくが、最後の場面でアトレティコの堅守を打ち破れない。
一方、序盤からなかなか攻撃の形を作れないアトレティコだったが、前半半ば過ぎにワンチャンスを生かして先制に成功する。27分、バイタルエリアでボールを受けたトーマスがDF1枚を華麗にかわしてボックス左のスペースに走り込むグリーズマンへ絶妙なラストパス。抜け出したグリーズマンが得意の左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
エースの今季リーグ戦10点目でリードを奪い勢いづくアトレティコは37分にも追加点を奪取。先制点を演出したトーマスが浮き球のスルーパスを左サイドのスペースに飛び出したリュカに通すと、リュカの折り返しをゴール前でフリーのカリニッチがダイレクトシュート。これはGKソリアのビッグセーブに阻まれたが、こぼれ球にいち早く反応したサウールが冷静に流し込み、今季リーガ初ゴールとした。
効率よく2つのゴールを奪って試合を折り返したアトレティコはハーフタイムでゴディンを下げてフアンフランを投入。この交代でフアンフランが左サイドバック、リュカがセンターバックに移る。対するヘタフェはモリーナを下げてハイメ・マタを投入し、後半の反撃を目指した。
後半立ち上がりは拮抗した展開となるが、54分にはヘタフェにチャンス。DFホセ・ヒメネスのやや緩慢な対応を突いたアンヘルがボックス左に抜け出してシュートを放つが、これは戻ったDFの身体を張ったブロックに遭う。
一方、後半はゲームコントロール重視の試合運びを見せるアトレティコは62分にカリニッチを下げて前節トップチームデビューのビクトル・モジェホを投入。その18歳の若武者は投入直後のファーストプレーでクロスバーを掠めるミドルシュートでいきなり見せ場を作る。さらにアトレティコは72分にもセットプレーの流れからボックス右に抜け出したホセ・ヒメネスが決定的なシュートを放つが、これはGKソリアの好守に阻まれた。
試合終盤にかけてはビハインドを負うヘタフェがボール支配率を高めて幾度となく相手ゴールに迫っていくが、割り切って守るアトレティコの堅守を前になかなか攻め切れない。さらに、ヘタフェは敗色濃厚な中でジェネ、カブレラと最終ラインの主力が2枚目の警告を受けて退場となり、次節の戦いにも大きく響く後味の悪い幕引きに。
結局、前半に奪った2ゴールを危なげなく守り切ったアトレティコがヘタフェとの堅守対決に完勝。リーグ3連勝を飾って首位のバルセロナにプレッシャーをかけることに成功した。
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