サウジ代表のピッツィ監督が退任を明言…アジア杯で日本に敗戦

2019.01.22 08:55 Tue
Getty Images
サウジアラビア代表を率いるアルゼンチン人のフアン・アントニオ・ピッツィ監督(50)が、退任を明かした。イギリス『Four Four Two』が伝えている。

サン・ロレンソやバレンシア、チリ代表などを指揮してきたピッツィ監督は、2017年11月にサウジアラビア代表監督に就任。昨夏に行われたロシア・ワールドカップでは、グループステージ第3戦のエジプト代表戦で2-1とW杯で24年ぶりの勝利を記録した。
そして迎えたアジアカップでは、2勝1敗でグループステージ突破。しかし、21日に行われた決勝トーナメント・ラウンド16で日本代表に0-1で敗れていた。

試合後、ピッツィ監督は契約満了に伴い、退任することを明らかにした。

「私は幸せだ。選手たちに感謝したい。彼らは私が求めた通りに戦ってくれた」
「もちろん我々はいくつかのミスを犯した。しかし、彼らから学ぶだろう」

「ナショナルチームでの私の仕事は終わった。私の契約更新について話すものは誰もいなかった」

「次のチャレンジについては何もわからないよ」
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