主力4人を欠くナポリが10人のラツィオを撃破! ミリクのビューティフルFK弾が決勝点に《セリエA》
2019.01.21 06:43 Mon
セリエA第20節、ナポリvsラツィオが20日にサン・パオロで行われ、ホームのナポリが2-1で勝利した。
一方、コッパ・イタリアのノヴァーラ戦を4-1で快勝したラツィオは出場停止のマルシッチに代えてジョルダン・ルカクを起用し、ルリッチを右ウイングバックに回した以外、現状のベストメンバーを起用。2トップはルイス・アルベルトとインモービレが組んだ。
熱狂のサン・パオロで幕を開けた上位対決は立ち上がりから決定機を作り合うオープンな展開となる。その口火を切ったのはアウェイのラツィオ。5分、右サイドからルーカス・レイバがクロスを入れると、これをゴール前のミリンコビッチ=サビッチが頭で合わすが、GKメレトが見事な反応で枠外にはじき出す。
続く12分にはナポリが反撃。左サイドで高い位置を取ったマリオ・ルイの低いクロスをボックス中央のミリクが左足ボレーで合わすが、この見事なフィニッシュはクロスバーを叩く。さらにナポリは21分にもフィードに抜け出したジエリンスキがボックス左でDFをかわして低い折り返しを入れると、これをニアに走り込んだミリクがダイビングヘッドで枠に飛ばすが、GKストラコシャに驚異的な反応で触られてこのシュートはポストを叩く。
ゲームキャプテンのファインフィニッシュで先手を奪ったナポリは直後の37分にボックス手前やや左の好位置でFKを獲得。ここでキッカーを務めたのはこの試合2度の決定機を逃したミリク。ポーランド代表は得意の左足を振り抜くと、壁の上を越えたボールがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。
主力4選手を欠く相手に対して、2点のビハインドを負って試合を折り返したラツィオはハーフタイム明けにルカクを下げてコレアを投入。この交代でパローロを右ウイングバック、ルリッチを本来の左ウイングバックに移し、コレアとアルベルトが2シャドーに入る[3-4-3]の布陣に変更する。すると、コレアの投入とルリッチの左サイドへのポジション変更で攻撃に推進力が生まれたラツィオは積極果敢に仕掛けるコレアを起点に攻勢に転じていく。
ラツィオが盛り返したことでより拮抗した攻防が続く中、互いに決定的な場面を作っていく。まずは57分、ジエリンスキのスルーパスに抜け出したファビアン・ルイスがボックス付近から強烈な左足のシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。直後の58分には左サイドのルリッチからのクロスをミリンコビッチ=サビッチが競り勝ってボックス左のインモービレに折り返すと、ラツィオのエースは抑えの利いたボレーシュートで合わすが、これはGKメレトの好守に阻まれる。
さらに64分にはメルテンスのスルーパスに抜け出したカジェホンに自身2点目のチャンスが訪れるが、これは右ポストに阻まれる。すると、この直後の65分にはボックス左でコレアのパスを受けたインモービレが巧みな揺さぶりからDFアルビオルの股間を抜く技ありのシュートをファーポストに流し込み、ついにラツィオが1点を返した。
これで一気に試合の行方がわからなくなってきた中、ラツィオに痛恨の退場者が出てしまう。70分、GKからのビルドアップでミリンコビッチ=サビッチのミスパスをカジェホンに奪われると、このカバーに入ったDFアチェルビがファウルを犯してこの試合2枚目の警告で退場となった。
数的優位を手にして追加点を奪いに行く選択をしたアンチェロッティはディアワラを下げてヴェルディを投入。さらにメルテンスを下げてフレッシュなウナスをピッチに送り込むと、そのウナスが3点目に迫る決定機に絡んでいく。その一方で、徐々にカウンターを受ける場面が増え始めると、プラン変更の指揮官はカジェホンに代えてヒサイを投入する守備的交代策で一転して逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけては意地を見せるラツィオがアルベルトを中心に幾度か決定機に迫ったものの、、逃げ切り態勢に入ったホームチームの守備をこじ開けるまでには至らず。この結果、主力4人を欠きながらも難敵ラツィオに競り勝ったナポリが後半戦白星スタートを飾った。
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前半戦を2位で終えたナポリ(勝ち点44)と、4位のラツィオ(勝ち点32)による後半戦初戦のビッグマッチ。新年最初の公式戦となったコッパ・イタリアのサッスオーロ戦を2-0の快勝で飾ったナポリだが、新年最初のリーグ戦に向けてはクリバリ、インシーニェ、アランの3選手がサスペンション、ハムシクが負傷と4人の主力不在。代役にはマクシモビッチ、ディアワラ、ジエリンスキ、メルテンスが起用された。熱狂のサン・パオロで幕を開けた上位対決は立ち上がりから決定機を作り合うオープンな展開となる。その口火を切ったのはアウェイのラツィオ。5分、右サイドからルーカス・レイバがクロスを入れると、これをゴール前のミリンコビッチ=サビッチが頭で合わすが、GKメレトが見事な反応で枠外にはじき出す。
続く12分にはナポリが反撃。左サイドで高い位置を取ったマリオ・ルイの低いクロスをボックス中央のミリクが左足ボレーで合わすが、この見事なフィニッシュはクロスバーを叩く。さらにナポリは21分にもフィードに抜け出したジエリンスキがボックス左でDFをかわして低い折り返しを入れると、これをニアに走り込んだミリクがダイビングヘッドで枠に飛ばすが、GKストラコシャに驚異的な反応で触られてこのシュートはポストを叩く。
その後、前半半ばにルイス・フェリペが負傷してバストスが緊急投入されるアクシデントに見舞われたラツィオに対して、ボール回しの質で勝るナポリの攻勢が続く。すると34分、前線からの連動したプレスでルーカス・レイバの縦パスをカットしたホームチームはミリクへの縦パスをスイッチに鮮やかな連係をみせ、ミリクの落としを受けたメルテンスの丁寧なラストパスに抜け出したカジェホンがゴール右隅に絶妙なシュートを流し込んだ。
ゲームキャプテンのファインフィニッシュで先手を奪ったナポリは直後の37分にボックス手前やや左の好位置でFKを獲得。ここでキッカーを務めたのはこの試合2度の決定機を逃したミリク。ポーランド代表は得意の左足を振り抜くと、壁の上を越えたボールがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。
主力4選手を欠く相手に対して、2点のビハインドを負って試合を折り返したラツィオはハーフタイム明けにルカクを下げてコレアを投入。この交代でパローロを右ウイングバック、ルリッチを本来の左ウイングバックに移し、コレアとアルベルトが2シャドーに入る[3-4-3]の布陣に変更する。すると、コレアの投入とルリッチの左サイドへのポジション変更で攻撃に推進力が生まれたラツィオは積極果敢に仕掛けるコレアを起点に攻勢に転じていく。
ラツィオが盛り返したことでより拮抗した攻防が続く中、互いに決定的な場面を作っていく。まずは57分、ジエリンスキのスルーパスに抜け出したファビアン・ルイスがボックス付近から強烈な左足のシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。直後の58分には左サイドのルリッチからのクロスをミリンコビッチ=サビッチが競り勝ってボックス左のインモービレに折り返すと、ラツィオのエースは抑えの利いたボレーシュートで合わすが、これはGKメレトの好守に阻まれる。
さらに64分にはメルテンスのスルーパスに抜け出したカジェホンに自身2点目のチャンスが訪れるが、これは右ポストに阻まれる。すると、この直後の65分にはボックス左でコレアのパスを受けたインモービレが巧みな揺さぶりからDFアルビオルの股間を抜く技ありのシュートをファーポストに流し込み、ついにラツィオが1点を返した。
これで一気に試合の行方がわからなくなってきた中、ラツィオに痛恨の退場者が出てしまう。70分、GKからのビルドアップでミリンコビッチ=サビッチのミスパスをカジェホンに奪われると、このカバーに入ったDFアチェルビがファウルを犯してこの試合2枚目の警告で退場となった。
数的優位を手にして追加点を奪いに行く選択をしたアンチェロッティはディアワラを下げてヴェルディを投入。さらにメルテンスを下げてフレッシュなウナスをピッチに送り込むと、そのウナスが3点目に迫る決定機に絡んでいく。その一方で、徐々にカウンターを受ける場面が増え始めると、プラン変更の指揮官はカジェホンに代えてヒサイを投入する守備的交代策で一転して逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけては意地を見せるラツィオがアルベルトを中心に幾度か決定機に迫ったものの、、逃げ切り態勢に入ったホームチームの守備をこじ開けるまでには至らず。この結果、主力4人を欠きながらも難敵ラツィオに競り勝ったナポリが後半戦白星スタートを飾った。
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