スパーズ、ウィンクスのラストプレー弾で劇的逆転勝利! ケインら主力不在にデレ・アリ負傷交代の逆境撥ね退ける!《プレミアリーグ》
2019.01.21 03:03 Mon
プレミアリーグ第23節、フルアムvsトッテナムが20日にクレイブン・コテージで行われ、アウェイのトッテナムが2-1で逆転勝利した。
前述の2選手に加え、アジアカップ参戦のためソン・フンミンが離脱と、多くの主力を欠く中で臨んだ19位のフルアムとのダービーに向けてポチェッティーノ監督は先発4人を変更。ケイン、ソン・フンミンの代役に今季プレミア初先発のジョレンテ、ラメラを配したほか、中盤の守備力低下を埋める策としてダビンソン・サンチェスを最終ラインに加えた[3-4-3]の布陣を選択した。
立ち上がりから最前線のジョレンテにボールを預けながら2列目のラメラ、デレ・アリを起点に攻撃を展開するトッテナム。6分と7分にはボックス付近でボールを持ったエリクセンが続けてシュートを放つが、相手のブロックなどに阻まれて枠には飛ばず。
一方、トッテナム戦を得意とするミトロビッチのフィジカルを生かしたカウンターを起点に反撃を試みるフルアムは12分に絶好機。ミトロビッチがスペースに落としたボールに反応したベシクタシュからの新戦力バベルがDFを振り切ってボックス内に侵入し左隅を狙ったシュートもこれはGKロリスのビッグセーブに遭う。
不運な形から先制を許したトッテナムはすぐさま反撃。23分には左サイドを攻め上がったヴェルトンゲンからの絶妙なアーリークロスをゴール前のジョレンテが頭で合わせるが、これは同胞GKセルヒオ・リコの正面を突く。その後は3バックの一角が積極的に攻撃参加するなどリスクを冒して攻勢に出るが、中央を固める相手を崩し切るまでには至らず。逆に、前半終了間際の41分にはバベルの左クロスをボックス右のシュールレに完璧なボレーで合わせられるが、ここはGKロリスがビッグセーブ。このこぼれをミトロビッチに流し込まれるもこれはオフサイドとなった。
主力不在の影響が色濃い苦しい前半を経て巻き返しの後半に臨んだトッテナムは相手のミスを突いて早い時間に追いつく。51分、前線へのロングボールに対するクリアをDFリームが空振ると、これをボックス手前右で回収したエリクセンがすかさずファーへ柔らかなクロスを入れると、デレ・アリが難なく頭で流し込んだ。
後半立ち上がりの同点ゴールで勢いづくアウェイチームは55分にもローズの左クロスをGKリコが何とか弾いたところをエリクセンが右足で狙うが、ここは相手DFの決死のブロックに遭い逆転ゴールとはならず。対してやや流れが悪いフルアムはプレミア再デビューのバベルを下げて55分にライアン・セセニョンを投入した。
攻守の切り替えが激しいオープンな展開の中、60分にはトッテナムに決定機。ロングカウンターからボックス左でボールを受けてカットインしたローズが右足を振り抜くが、DFオドイがわずかに触ったボールはクロスバーを叩く。
その後はトッテナムがやや押し気味に試合を運ぶ一方、フルアムも気迫のこもった球際の勝負を見せて1-1のこう着状態が続く。82分にはセットプレーからローズの好クロスにゴール前のジョレンテが飛び込むが、この決定機をモノにできない。
何とか流れを変えたいトッテナムは盲腸の手術から復帰したダイアーを投入するが、直後には左ハムストリングを痛めたデレ・アリがプレー続行不可能となり、エンクドゥが緊急投入されるアクシデントに見舞われる。
ケイン、ムサ・シソコに続く主力の負傷離脱と逆境に続く逆境を経験するトッテナムだったが、驚異の勝負強さで劇的逆転劇を演出する。3分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーでカウンターから左サイド深くのエンクドゥにボールが繋がると、エンクドゥが右足に持ち替えて絶妙なインスウィングのクロスを供給。これを170cm代の小兵ウィンクスが気迫のダイビングヘッドで押し込んだ。
そして、デレ・アリの負傷離脱という新たな悲劇に見舞われた中、伏兵の今季初ゴールで苦しいゲームを勝ち切ったトッテナムはユナイテッド戦の敗戦を払拭すると共に4位チェルシーとの勝ち点差を「4」に広げた。
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前節、好調マンチェスター・ユナイテッド相手に2019年初黒星を喫した3位のトッテナムは優勝争いから大きく後退。さらに同試合では絶対的エースのケイン、ムサ・シソコが負傷離脱する最悪の事態となった。立ち上がりから最前線のジョレンテにボールを預けながら2列目のラメラ、デレ・アリを起点に攻撃を展開するトッテナム。6分と7分にはボックス付近でボールを持ったエリクセンが続けてシュートを放つが、相手のブロックなどに阻まれて枠には飛ばず。
一方、トッテナム戦を得意とするミトロビッチのフィジカルを生かしたカウンターを起点に反撃を試みるフルアムは12分に絶好機。ミトロビッチがスペースに落としたボールに反応したベシクタシュからの新戦力バベルがDFを振り切ってボックス内に侵入し左隅を狙ったシュートもこれはGKロリスのビッグセーブに遭う。
ダービーらしい緊迫感のある攻防が続く中、意外な形から試合が動く。17分、フルアムの右CKの場面でキッカーのセリがアウトスウィングのボールを入れると、ゴール前のジョレンテのクリアミスがゴール右隅に決まり、前節2つのオウンゴールを献上したフルアムが今節は相手のオウンゴールで先制に成功した。
不運な形から先制を許したトッテナムはすぐさま反撃。23分には左サイドを攻め上がったヴェルトンゲンからの絶妙なアーリークロスをゴール前のジョレンテが頭で合わせるが、これは同胞GKセルヒオ・リコの正面を突く。その後は3バックの一角が積極的に攻撃参加するなどリスクを冒して攻勢に出るが、中央を固める相手を崩し切るまでには至らず。逆に、前半終了間際の41分にはバベルの左クロスをボックス右のシュールレに完璧なボレーで合わせられるが、ここはGKロリスがビッグセーブ。このこぼれをミトロビッチに流し込まれるもこれはオフサイドとなった。
主力不在の影響が色濃い苦しい前半を経て巻き返しの後半に臨んだトッテナムは相手のミスを突いて早い時間に追いつく。51分、前線へのロングボールに対するクリアをDFリームが空振ると、これをボックス手前右で回収したエリクセンがすかさずファーへ柔らかなクロスを入れると、デレ・アリが難なく頭で流し込んだ。
後半立ち上がりの同点ゴールで勢いづくアウェイチームは55分にもローズの左クロスをGKリコが何とか弾いたところをエリクセンが右足で狙うが、ここは相手DFの決死のブロックに遭い逆転ゴールとはならず。対してやや流れが悪いフルアムはプレミア再デビューのバベルを下げて55分にライアン・セセニョンを投入した。
攻守の切り替えが激しいオープンな展開の中、60分にはトッテナムに決定機。ロングカウンターからボックス左でボールを受けてカットインしたローズが右足を振り抜くが、DFオドイがわずかに触ったボールはクロスバーを叩く。
その後はトッテナムがやや押し気味に試合を運ぶ一方、フルアムも気迫のこもった球際の勝負を見せて1-1のこう着状態が続く。82分にはセットプレーからローズの好クロスにゴール前のジョレンテが飛び込むが、この決定機をモノにできない。
何とか流れを変えたいトッテナムは盲腸の手術から復帰したダイアーを投入するが、直後には左ハムストリングを痛めたデレ・アリがプレー続行不可能となり、エンクドゥが緊急投入されるアクシデントに見舞われる。
ケイン、ムサ・シソコに続く主力の負傷離脱と逆境に続く逆境を経験するトッテナムだったが、驚異の勝負強さで劇的逆転劇を演出する。3分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーでカウンターから左サイド深くのエンクドゥにボールが繋がると、エンクドゥが右足に持ち替えて絶妙なインスウィングのクロスを供給。これを170cm代の小兵ウィンクスが気迫のダイビングヘッドで押し込んだ。
そして、デレ・アリの負傷離脱という新たな悲劇に見舞われた中、伏兵の今季初ゴールで苦しいゲームを勝ち切ったトッテナムはユナイテッド戦の敗戦を払拭すると共に4位チェルシーとの勝ち点差を「4」に広げた。
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