カゼミロの鮮烈ミドルでセビージャの堅守こじ開けたマドリーが上位アンダルシア勢連破で3位浮上《リーガエスパニョーラ》
2019.01.20 02:21 Sun
リーガエスパニョーラ第20節、レアル・マドリーvsセビージャが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利した。
マドリーはベティス戦から先発3人を変更。負傷のケイロル・ナバスに代わって負傷明けのクルトワを起用したほか、ナチョとバルベルデに代えてセバージョス、ルーカス・バスケスを起用。システムを[4-3-3]に戻し、右手小指を骨折中のベンゼマも先発に入った。
一方、アスレティック・ビルバオとの公式戦3連戦を1勝2敗で負け越したセビージャは1stレグでのアドバンテージを生かしてコパで8強進出を手繰り寄せたものの、2試合連続無得点での連敗は頂けない。公式戦連敗ストップを目指すこの一戦に向けては、前節のリーグ戦から先発2人を変更。負傷のニャニョンに代わってカリソ、ロケ・メサに代えてフランコ・バスケスを起用した。
立ち上がりから勢いを持ってプレッシャーをかけていくホームのマドリーが試合の主導権を握る。開始5分には左サイドからのダイアゴナルランで最終ライン裏を狙うヴィニシウスにベンゼマから絶妙なスルーパスが通るも、ボックス右に抜け出したヴィニシウスのシュートはコースが甘く相手GKバシリクのセーブに遭う。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全にイーブンな状況に。相変わらずホームチームがボールを持つものの、セビージャの堅い守備を前にほとんど決定機を作れずにいる。さらに接触プレーでモドリッチが目尻から流血するアクシデントにも見舞われた中、試合はゴールレスで折り返すことに。
迎えた後半、早い時間帯にゴールをこじ開けたいマドリーが立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。中央を徹底的に締める相手に対してサイドを起点とした崩し、バイタルエリアからのミドルシュートの二段構えで攻略を目指すホームチーム。セバージョス、モドリッチ、レギロンと積極的にミドルシュートを狙うが、ことごとく相手のブロックに遭う。67分にはボックス手前左のセバージョスが渾身の右足シュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
一方、前半以上に守勢が続くセビージャは70分を過ぎてイェデル、アンドレ・シウバの2トップを下げてよりスピードに長けたプロメス、ムニルを続けて投入。0-0の継続を意識しながらも前がかる相手の背後を突く、ロングカウンターでの一刺しを狙う。
セビージャの堅守攻略に手を焼くマドリーは77分、バスケスを下げてイスコを最初の交代カードとして投入。すると、直後の78分にはボックス手前右でレギロンから横パスを受けたフリーのカゼミロが右足を一閃。枠の右上隅を捉えた強烈なシュートがGKバシリクの懸命に伸ばした左手を弾いてゴールネットを揺らした。
カゼミロの今季リーガ初ゴールとなるゴラッソでようやく均衡を破ったマドリーは、ようやく重心を下げてここからバランス重視の戦い方にシフト。前がかるセビージャ相手に今度はカウンターを繰り出していくと、試合終了間際の92分には相手最終ラインのボール回しにプレッシャーをかけたモドリッチがDFカリソからボールを奪い、最後はGKとの一対一を制して試合を決める2点目を奪った。
そして、守備的なアウェイチームを中盤の2選手のゴールで勝ち切ったマドリーがセビージャ勢との連戦を連勝で飾り、3位に浮上した。一方、公式戦3連敗のセビージャは優勝争いから一歩後退となった。
PR
勝ち点33で並ぶ4位のレアル・マドリーと、3位のセビージャによる直接対決。前節、MFダニ・セバージョスの劇的な恩返しゴールでベティスとの接戦を制したマドリーだが、直近のコパ・デル・レイではベスト8進出こそ果たしたもののレガネスに敵地で敗れ、今季の公式戦10敗目。その敗戦からバウンスバックが求められる今節は前回対戦で0-3の惨敗を喫したセビージャとのリベンジマッチ。一方、アスレティック・ビルバオとの公式戦3連戦を1勝2敗で負け越したセビージャは1stレグでのアドバンテージを生かしてコパで8強進出を手繰り寄せたものの、2試合連続無得点での連敗は頂けない。公式戦連敗ストップを目指すこの一戦に向けては、前節のリーグ戦から先発2人を変更。負傷のニャニョンに代わってカリソ、ロケ・メサに代えてフランコ・バスケスを起用した。
立ち上がりから勢いを持ってプレッシャーをかけていくホームのマドリーが試合の主導権を握る。開始5分には左サイドからのダイアゴナルランで最終ライン裏を狙うヴィニシウスにベンゼマから絶妙なスルーパスが通るも、ボックス右に抜け出したヴィニシウスのシュートはコースが甘く相手GKバシリクのセーブに遭う。
その後もマドリーペースで試合は進むが、要所で鋭いカウンターを仕掛けるセビージャも決定機を作っていく。22分にはベン・イェデルのスルーパスに抜け出したエスクデロがボックス左から左足のシュートを狙うが、ここはGKクルトワにコースを消されてサイドネットに外してしまう。直後の25分にはヘスス・ナバスの右クロスからゴール前のアンドレ・シウバがヘディングシュートを放つが、これは力なくGKクルトワの腕の中に収まる。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全にイーブンな状況に。相変わらずホームチームがボールを持つものの、セビージャの堅い守備を前にほとんど決定機を作れずにいる。さらに接触プレーでモドリッチが目尻から流血するアクシデントにも見舞われた中、試合はゴールレスで折り返すことに。
迎えた後半、早い時間帯にゴールをこじ開けたいマドリーが立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。中央を徹底的に締める相手に対してサイドを起点とした崩し、バイタルエリアからのミドルシュートの二段構えで攻略を目指すホームチーム。セバージョス、モドリッチ、レギロンと積極的にミドルシュートを狙うが、ことごとく相手のブロックに遭う。67分にはボックス手前左のセバージョスが渾身の右足シュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
一方、前半以上に守勢が続くセビージャは70分を過ぎてイェデル、アンドレ・シウバの2トップを下げてよりスピードに長けたプロメス、ムニルを続けて投入。0-0の継続を意識しながらも前がかる相手の背後を突く、ロングカウンターでの一刺しを狙う。
セビージャの堅守攻略に手を焼くマドリーは77分、バスケスを下げてイスコを最初の交代カードとして投入。すると、直後の78分にはボックス手前右でレギロンから横パスを受けたフリーのカゼミロが右足を一閃。枠の右上隅を捉えた強烈なシュートがGKバシリクの懸命に伸ばした左手を弾いてゴールネットを揺らした。
カゼミロの今季リーガ初ゴールとなるゴラッソでようやく均衡を破ったマドリーは、ようやく重心を下げてここからバランス重視の戦い方にシフト。前がかるセビージャ相手に今度はカウンターを繰り出していくと、試合終了間際の92分には相手最終ラインのボール回しにプレッシャーをかけたモドリッチがDFカリソからボールを奪い、最後はGKとの一対一を制して試合を決める2点目を奪った。
そして、守備的なアウェイチームを中盤の2選手のゴールで勝ち切ったマドリーがセビージャ勢との連戦を連勝で飾り、3位に浮上した。一方、公式戦3連敗のセビージャは優勝争いから一歩後退となった。
PR
|
関連ニュース