イスコ友人がソラーリを糾弾「フットボールの殺人鬼」

2019.01.15 14:25 Tue
Getty Images
レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコの友人が、指揮官への不満を爆発させている。スペイン『マルカ』が伝えた。
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2013年にマラガからマドリーに加入して以来、サンティアゴ・ベルナベウで多くの愛情を受けてきたイスコ。絶対的なレギュラーに君臨するシーズンは少ないものの、“マヒコ”(魔術師)と呼ばれるそのテクニカルなプレーはここぞという時に発揮され、重要な戦力として常にリスペクトされてきた。
だが、今シーズンのイスコはもう1つの“サンティアゴ”からは必要とされていないのかもしれない。昨年10月末にフレン・ロペテギ前監督から仕事を引き継いだサンティアゴ・ソラーリ監督は、ここまでの公式戦15試合で2度しかイスコを先発させず。先発させたのも、コパ・デル・レイ4回戦メリリャ(スペイン3部)戦、決勝トーナメント進出が決まった後のチャンピオンズリーグ(CL)グループG最終節CSKAモスクワ戦のみだ。

直近のリーガエスパニョーラ第19節ベティス戦(2-1でマドリーが勝利)では、FWベイルが負傷欠場し、FWベンゼマが45分で負傷交代を強いられても、イスコを投入せず。また、中盤のポジションでもカスティージャ(Bチーム)から昇格したばかりのMFバルベルデが先発し、同選手の交代時にも新加入の若手MFブラヒム・ディアスが送り出された。

試合後、ソラーリ監督はイスコに関して「私個人として彼に何かがあるわけではない」とコメント。しかし、両者の確執は繰り返し取り沙汰されており、先日には主将DFラモスが2人の関係を「複雑な状況にある」と説明していた。
当然ながら、イスコ本人だけでなく近しい人物も現状への不満を抱えているようで、友人の1人であるアイトール・コスタさんがSNS上でソラーリ監督を批判。「ソラーリは僕が工学分野でやるのと同じ考え(=人を相手にしない考え)をフットボールに抱いている」、「フットボールの殺人鬼だ」と過激なメッセージで糾弾した。

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