GKガッサニーガが攻守に躍動! ソン&アリ弾のスパーズがアーセナルにリベンジ達成で4強進出!《EFLカップ》
2018.12.20 06:52 Thu
▽EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、アーセナルvsトッテナムによる“ノースロンドン・ダービー”が19日にエミレーツ・スタジアムで行われ、2-0で勝利したトッテナムが準決勝進出を果たした。
▽一方、4回戦でウェストハムとのダービーを制したトッテナムは直近の国内リーグで3連勝と好調を維持。その一方で、最終ラインを中心に多くの負傷者に悩まされている。宿敵相手のリベンジが求められるダービーに向けては先発4人を変更。GKにガッサニーガを起用したほか、体調不良でベンチのケインに代わってソン・フンミンを最前線で起用した。
▽立ち上がりから球際でバチバチとやり合うダービーらしい展開の中で最初の決定機はホームのアーセナルに訪れる。2分、左CKの場面でキッカーのジャカがインスウィングのボールを入れると、ニアに飛び込んだムヒタリアンが頭でフリックするが、これは枠の左に外れる。続く8分には左サイドを強引に突破したイウォビのお膳立てからボックス手前のラムジーが右足を振り抜くがわずかに枠の右へ外れた。
▽押し込まれる入りとなったトッテナムも10分過ぎにエリクセン、ソン・フンミンと続けてフィニッシュに持ち込むが、12分にはラムジーとの鮮やかな連係でボックス内に抜け出したムヒタリアンに決定機を許す。しかし、枠の左を狙ったシュートはGKガッサニーガが見事な横っ飛びセーブで凌いだ。
▽優勢に試合を運びながらも先制を許したアーセナルはすぐさま反撃を開始。27分には右サイドでグエンドウジが入れたクロスボールをファーサイドのオーバメヤンがシュートも枠の右。さらに前半終了間際の43分にはボックス付近でイウォビのクロスを収めたラムジーが枠の左隅へ右足のシュートを飛ばすが、GKガッサニーガの驚異的な反応に遭いボールは左ポストを叩いた。
▽迎えた後半、先に動いたのはビハインドを追うアーセナル。前半の接触プレーで足を気にしていたムヒタリアンを下げてコシエルニーを投入。この交代でシステムを[3-4-3]に変更し、前線はオーバメヤン、ラムジー、イウォビという並びに。50分には左サイドで仕掛けたイウォビのクロスがファーに流れ、これをフリーのナイルズが右足で狙うもゴール前でDFのブロックに遭う。
▽後半もアーセナルが押し込む状況が続く中、58分に両ベンチが動く。攻勢を強めたいアーセナルはイウォビを下げて切り札のラカゼットを投入。対するトッテナムはルーカスを下げてエースのケインをピッチに送り出す。すると、この選手交代が試合を動かす。
▽59分、GKガッサニーガのロングフィードをハーフウェイライン付近のケインが胸トラップで収めて、すかさず最終ラインの背後を狙うデレ・アリに縦パスを送る。これを絶妙なファーストタッチで収めたデレ・アリがGKチェフを嘲笑うかのようなチップキックでゴールネットへ流し込み、貴重な2点目を奪った。
▽最初の失点とほとんど同じ形から2失点目を喫したアーセナルだが、失点直後の61分に決定機。ボックス左で粘ったモンレアルからの短い縦パスをオーバメヤンがマイナスに折り返す。これをゴール前のラカゼットがワンタッチで合わすが、惜しくも右ポストの外側を叩いて外れた。
▽再三の決定機を決め切れないアーセナルは65分にグエンドウジを下げてエンケティアを投入し、さらに前がかった攻めを見せる。しかし、アルデルヴァイレルトやローズを中心に高い集中力を誇るスパーズの守備をなかなか崩し切れない。逆に83分にはカウンターからペナルティアーク付近でフリーにしたエリクセンに精度の高いミドルシュートを浴びるが、これはGKチェフのセーブで凌いだ。
▽試合最終盤には時計をうまく進めていくトッテナムの選手に対してジャカやラムジーがいら立ちを募らせるダービー特有のバチバチとしたやり合いが目立ったものの、試合はこのままタイムアップ。苦手エミレーツ・スタジアムでリーグ戦のリベンジを果たしたトッテナムがベスト4進出を決めた。一方、敗れたアーセナルは公式戦22戦無敗からまさかの今季2度目の連敗となった。
PR
▽昨季ファイナリストのアーセナルは4回戦で3部のブラックプール相手に辛勝も順当にベスト8に駒を進めた。だが、直近のリーグ戦ではサウサンプトン相手に2-3で競り負け、公式戦無敗記録が22試合でストップ。そして、バウンスバックが求められるこの一戦では今月初めのリーグ戦で対戦し4-2で勝利した宿敵との今季2度目のダービーに臨んだ。セインツ戦からは先発4人を変更。GKにチェフを起用したほか、コシエルニーとリヒトシュタイナーに代わってパパスタソプーロス、ナイルズを起用。ジャカとパパスタソプーロスが2センターバックを組む[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。▽立ち上がりから球際でバチバチとやり合うダービーらしい展開の中で最初の決定機はホームのアーセナルに訪れる。2分、左CKの場面でキッカーのジャカがインスウィングのボールを入れると、ニアに飛び込んだムヒタリアンが頭でフリックするが、これは枠の左に外れる。続く8分には左サイドを強引に突破したイウォビのお膳立てからボックス手前のラムジーが右足を振り抜くがわずかに枠の右へ外れた。
▽押し込まれる入りとなったトッテナムも10分過ぎにエリクセン、ソン・フンミンと続けてフィニッシュに持ち込むが、12分にはラムジーとの鮮やかな連係でボックス内に抜け出したムヒタリアンに決定機を許す。しかし、枠の左を狙ったシュートはGKガッサニーガが見事な横っ飛びセーブで凌いだ。
▽劣勢が続くトッテナムだったが、見事なカウンターから先制点を奪う。20分、GKガッサニーガからのロングフィードをルーカス・モウラが競ってこぼれたボールをデレ・アリが回収。すかさず背後のスペースを狙うソン・フンミンにミドルレンジのパスで通すと、韓国代表がボックス内でのGKチェフとの一対一を制した。
▽優勢に試合を運びながらも先制を許したアーセナルはすぐさま反撃を開始。27分には右サイドでグエンドウジが入れたクロスボールをファーサイドのオーバメヤンがシュートも枠の右。さらに前半終了間際の43分にはボックス付近でイウォビのクロスを収めたラムジーが枠の左隅へ右足のシュートを飛ばすが、GKガッサニーガの驚異的な反応に遭いボールは左ポストを叩いた。
▽迎えた後半、先に動いたのはビハインドを追うアーセナル。前半の接触プレーで足を気にしていたムヒタリアンを下げてコシエルニーを投入。この交代でシステムを[3-4-3]に変更し、前線はオーバメヤン、ラムジー、イウォビという並びに。50分には左サイドで仕掛けたイウォビのクロスがファーに流れ、これをフリーのナイルズが右足で狙うもゴール前でDFのブロックに遭う。
▽後半もアーセナルが押し込む状況が続く中、58分に両ベンチが動く。攻勢を強めたいアーセナルはイウォビを下げて切り札のラカゼットを投入。対するトッテナムはルーカスを下げてエースのケインをピッチに送り出す。すると、この選手交代が試合を動かす。
▽59分、GKガッサニーガのロングフィードをハーフウェイライン付近のケインが胸トラップで収めて、すかさず最終ラインの背後を狙うデレ・アリに縦パスを送る。これを絶妙なファーストタッチで収めたデレ・アリがGKチェフを嘲笑うかのようなチップキックでゴールネットへ流し込み、貴重な2点目を奪った。
▽最初の失点とほとんど同じ形から2失点目を喫したアーセナルだが、失点直後の61分に決定機。ボックス左で粘ったモンレアルからの短い縦パスをオーバメヤンがマイナスに折り返す。これをゴール前のラカゼットがワンタッチで合わすが、惜しくも右ポストの外側を叩いて外れた。
▽再三の決定機を決め切れないアーセナルは65分にグエンドウジを下げてエンケティアを投入し、さらに前がかった攻めを見せる。しかし、アルデルヴァイレルトやローズを中心に高い集中力を誇るスパーズの守備をなかなか崩し切れない。逆に83分にはカウンターからペナルティアーク付近でフリーにしたエリクセンに精度の高いミドルシュートを浴びるが、これはGKチェフのセーブで凌いだ。
▽試合最終盤には時計をうまく進めていくトッテナムの選手に対してジャカやラムジーがいら立ちを募らせるダービー特有のバチバチとしたやり合いが目立ったものの、試合はこのままタイムアップ。苦手エミレーツ・スタジアムでリーグ戦のリベンジを果たしたトッテナムがベスト4進出を決めた。一方、敗れたアーセナルは公式戦22戦無敗からまさかの今季2度目の連敗となった。
PR
|
関連ニュース