クライファートがセリエA初弾含む1G1A! 2度のビハインド跳ね返したローマが6戦ぶりの白星!《セリエA》
2018.12.17 06:28 Mon
▽セリエA第16節、ローマvsジェノアが16日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-2で勝利した。
▽前節、9人のカリアリ相手に2点差を追いつかれる失態を演じたローマは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)でもビクトリア・プルゼニに敗戦。今回の試合で勝てなければ、ディ・フランチェスコ監督解任やむなしとの報道も出ている。必勝を期して臨んだこの一戦に向けてはシックを外してザニオーロを最前線で起用する[3-4-3]の新布陣を採用した。
▽冷たい雨の降りしきる閑散としたオリンピコでスタートした一戦は緊張感から硬さが見えるホームチームに対して、よりリラックスしたアウィチームが伸び伸びとしたプレーでペースを握る。相手のウイングバックの上がったスペースを起点に縦への意識を見せるジェノアはクアメとピョンテクの2トップが立ち上がりからシュートを放っていく。
▽なかなかリズムを作れない中、16分にはボックス付近での細かい繋ぎからジェンギズ・ウンデルのパスを受けたザニオーロにシュートチャンスもここは相手DFのブロックに遭う。すると、直後の17分にはヒリェマルクの低い弾道のミドルシュートを雨の影響かGKオルセンがまさかの後逸。これに詰めたピョンテクにネットへ流し込まれ、指揮官の進退が懸かった重要な一戦でミスからビハインドを背負うことに。
▽この試合でもメンタルの弱さを露呈したローマは再び反撃に出るが、焦りからか細かい連係ミスが目立ちリズムを掴めない。それでも、前半終了間際の45分にはカウンターから左サイドのコラロフの斜めのパスを中央のジェンギズがワンタッチで右サイドに流すと、快足を飛ばしたクライファートがボックス右に持ち込んでファーポストへ右足のシュートを流し込んだ。
▽クライファートのセリエA初ゴールによって何とか2-2のスコアに戻して後半を迎えたローマ。キックオフ直後には右サイドを突破したフロレンツィの低いクロスをGKが前にこぼすと、これをジェンギズが無人のゴールへ蹴り込みにいくがシュートをふかしてしまう。すると直後の49分には最終ラインの背後を取られて波状攻撃からラゾビッチにシュートを決められるが、ここはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、オフサイドの判定でゴールは認められず。
▽辛くもVARに救われたローマは開き直って攻勢を強めると、59分にこの試合初めてリードを奪う。中央のエンゾンジからクサビのパスを受けたクリスタンテが浮き球の短いパスをクライファートに。そして、小兵アタッカーの頭でのリターンパスを受け直したクリスタンテが豪快な右足の弾丸シュートで2戦連続ゴールとした。
▽試合をひっくり返されたジェノアはペドロ・ペレイラ、ロロン、パンデフと続けて3枚の交代カードを切ってこの試合で始めて追撃態勢に入る。対するローマはここ数試合の反省を生かして守りに入らず、トドメの4点目を狙う。
▽その後、ジェンギズとクライファートを下げてサントン、シックの投入で試合を締めにかかるローマは、コラロフやクリスタンテに4点目のチャンスが訪れるも決めきれない。逆に、サイドの深い位置を取られてはピョンテク、パンデフにあわや同点ゴールという決定機を許す。それでも、何とか相手の反撃を泥臭い守りで凌ぎ切ったローマが逆転で公式戦6試合ぶりの勝利を掴んだ。
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▽公式戦5試合未勝利で8位に低迷するローマと、先日にユリッチ監督を解任しプランデッリ新監督を招へいした15位のジェノアによる一戦。▽冷たい雨の降りしきる閑散としたオリンピコでスタートした一戦は緊張感から硬さが見えるホームチームに対して、よりリラックスしたアウィチームが伸び伸びとしたプレーでペースを握る。相手のウイングバックの上がったスペースを起点に縦への意識を見せるジェノアはクアメとピョンテクの2トップが立ち上がりからシュートを放っていく。
▽なかなかリズムを作れない中、16分にはボックス付近での細かい繋ぎからジェンギズ・ウンデルのパスを受けたザニオーロにシュートチャンスもここは相手DFのブロックに遭う。すると、直後の17分にはヒリェマルクの低い弾道のミドルシュートを雨の影響かGKオルセンがまさかの後逸。これに詰めたピョンテクにネットへ流し込まれ、指揮官の進退が懸かった重要な一戦でミスからビハインドを背負うことに。
▽何とか追いつきたいローマだが、セットプレー以外になかなかチャンスを作れない。それでも、31分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのフロレンツィが入れた低いボールをニアのザニオーロがフリック。これを中央のファシオが右足ダイレクトシュートで右隅に流し込み、同点に追いつく。だが、直後の33分に与えた右CKではキッカーのロムロが入れた速いボールをニアのサンドロに頭でフリックされると、これをファーのヒリェマルクにボレーで流し込まれ、同点からわずか2分で勝ち越しを許した。
▽この試合でもメンタルの弱さを露呈したローマは再び反撃に出るが、焦りからか細かい連係ミスが目立ちリズムを掴めない。それでも、前半終了間際の45分にはカウンターから左サイドのコラロフの斜めのパスを中央のジェンギズがワンタッチで右サイドに流すと、快足を飛ばしたクライファートがボックス右に持ち込んでファーポストへ右足のシュートを流し込んだ。
▽クライファートのセリエA初ゴールによって何とか2-2のスコアに戻して後半を迎えたローマ。キックオフ直後には右サイドを突破したフロレンツィの低いクロスをGKが前にこぼすと、これをジェンギズが無人のゴールへ蹴り込みにいくがシュートをふかしてしまう。すると直後の49分には最終ラインの背後を取られて波状攻撃からラゾビッチにシュートを決められるが、ここはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、オフサイドの判定でゴールは認められず。
▽辛くもVARに救われたローマは開き直って攻勢を強めると、59分にこの試合初めてリードを奪う。中央のエンゾンジからクサビのパスを受けたクリスタンテが浮き球の短いパスをクライファートに。そして、小兵アタッカーの頭でのリターンパスを受け直したクリスタンテが豪快な右足の弾丸シュートで2戦連続ゴールとした。
▽試合をひっくり返されたジェノアはペドロ・ペレイラ、ロロン、パンデフと続けて3枚の交代カードを切ってこの試合で始めて追撃態勢に入る。対するローマはここ数試合の反省を生かして守りに入らず、トドメの4点目を狙う。
▽その後、ジェンギズとクライファートを下げてサントン、シックの投入で試合を締めにかかるローマは、コラロフやクリスタンテに4点目のチャンスが訪れるも決めきれない。逆に、サイドの深い位置を取られてはピョンテク、パンデフにあわや同点ゴールという決定機を許す。それでも、何とか相手の反撃を泥臭い守りで凌ぎ切ったローマが逆転で公式戦6試合ぶりの勝利を掴んだ。
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