レーティング:リバプール 3-1 マンチェスター・ユナイテッド《プレミアリーグ》

2018.12.17 03:13 Mon
Getty Images
▽プレミアリーグ第17節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが16日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが3-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 アリソン 4.5
何でもないクロスをキャッチし損ねて失点に関与。それ以外は危なげない対応を見せた
DF
2 クライン 6.0
今季リーグ戦初出場。守備面では無理を強いられる場面はほぼなかったが、攻撃面でクオリティを欠いた

6 ロブレン 6.0
押し込んだ中でファン・ダイクと共にリスク管理。空中戦で攻守に存在感

4 ファン・ダイク 6.0
責任を持ってルカクに対応しながらマイボール時には安定した捌きを披露。セットプレーの場面では積極的にゴールを狙った
26 ロバートソン 6.5
前半は相手のシステム上フリーで攻めあがれる場面が多く攻撃の起点に。ややクロスの精度は低かったが、終盤のソリッドな守備を含め見事な出来

MF
10 マネ 6.5
絶妙な動き出しとシュート技術で先制点を奪取。積極的な仕掛けでチャンスに顔を出す

(→ヘンダーソン -)

5 ワイナルドゥム 6.0
相手の屈強な中盤の選手相手に球際の勝負で奮闘。ただ、攻撃面では無難に捌く形が多かった

9 フィルミノ 6.5
セカンドトップのポジションで攻守に多くの仕事をこなす。2本の決定的なシュートはデ・ヘアの好守を褒めるべき

3 ファビーニョ 7.0
見事なパスで先制点をアシスト。長い手足を生かしたボール奪取にボール捌きや攻撃への絡みも見事だった

8 N・ケイタ 5.5
攻守両面で積極性を見せたが、全体的に質は今一つ

(→シャキリ 7.0)
指揮官の期待に応える見事な2ゴールを奪取。スーパーサブとして完璧な仕事を果たした

FW
11 サラー 6.0
前線でボールを収めながら相手守備の注意を引き付けたが、なかなか決定的な仕事は見せられず

監督
クロップ 6.5
シャキリ投入で流れを引き寄せて苦手ユナイテッド相手にプレミア初勝利

▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 デ・ヘア 6.0
失点はいずれも仕方なし。再三のビッグセーブで意地は見せた

DF
36 ダルミアン 5.5
3バックの右と右サイドバックでプレー。与えられた守備のタスクは何とかこなした

3 バイリー 5.5
スモーリングのウォームアップ中の負傷で急遽先発。立ち上がりこそバタついたが、試合を通して安定したプレーを見せた

2 リンデロフ 5.5
負傷明けのビッグマッチだったが、粘り強い守備でチームを支えた

MF
20 ジオゴ・ダロト 5.0
終始押し込まれる場面が目立ち攻守に質の低さが出た

(→フェライニ 5.0)
球際で強さを見せたが、プレー精度を欠く

21 エレーラ 5.5
豊富な運動量に要所で気の利くプレーを見せたが及ばず…

(→マルシャル -)

14 リンガード 6.0
意地の1ゴール。サポートが少ない中、ラッシュフォードと共に何とか起点になろうと腐心

(→マタ -)

31 マティッチ 5.0
何度か球際で強さを見せたが、判断や切り替えの鈍さが目立った

18 ヤング 5.5
失点場面に改善点は見られたが、試合を通して粘り強い守備でチームを助けていた

FW
9 ルカク 4.5
アリソンのミスを誘うクロスを供給も流れの中でほぼ起点になれなかった

10 ラッシュフォード 5.5
ルカクに代わってボールを収める仕事や突破など孤立した中で奮闘

監督
モウリーニョ 5.0
アウェイでの弱者の戦いを選択したが、相手に上回られて無残な敗戦に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ファビーニョ(リバプール)
▽スーパーサブとして完璧な仕事を果たしたシャキリを推したい気持ちもあるが、試合を通して中盤を完全に制圧したファビーニョをMOMに選出。持ち味のボール奪取能力に加えて、正確なサイドチェンジや意表を突く仕掛け、ミドルシュートで攻守に躍動。とりわけ、先制点をお膳立てしたフィードは見事だった。

リバプール 3-1 マンチェスター・ユナイテッド
【リバプール】
マネ(前24)
シャキリ(後28)
シャキリ(後36)
【マンチェスター・ユナイテッド】
リンガード(前33)
関連ニュース

ユナイテッド&トッテナム関心のトディボ、移籍金76億円で獲得可か

ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(24)にかかる移籍金額が判明したようだ。 バルセロナでは大成せずだったが、2021年2月加入のニースで実力を発揮し、フランス代表にまで活躍の場を広げるトディボ。今季のニースでもダンテを相棒にリーグ・アン最少タイとなる20失点の堅守を支えており、今夏の動向が注目されるところだ。 そんなセンターバックを巡ってはプレミアリーグ勢の関心が集まり、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムの名も。イギリス『talkSPORT』によると、ニースはこのDFの移籍金額を4000万ポンド(約76億3000万円)と評しているという。 なお、トディボとニースは2022年11月に2027年6月30日まで契約延長。そんなニースを保有するのはサー・ジム・ラトクリフ氏で、今年2月からユナイテッドの共同オーナーにも就任している。 2024.03.29 12:45 Fri

99億円のオルモ巡る争いにユナイテッドも? 今夏予算と退団選手次第でトライか

RBライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(25)を巡る争いにマンチェスター・ユナイテッドも加わっているようだ。 バルセロナアカデミー出身のアタッカーはディナモ・ザグレブでのブレイクを経て、2020年1月からライプツィヒを主戦場に。ドイツでも活躍を続け、将来のステップアップ移籍も期待されるタレントだ。 この3月の代表戦でもブラジル代表相手に1ゴールを決めるなど、他クラブの目を惹きつけるなか、イギリス『デイリー・メール』によると、今夏の動きが活発的になりそうなユナイテッドも関心を抱く模様だ。 マンチェスター・シティや、チェルシー、トッテナムをはじめ、レアル・マドリーとの争奪戦になるが、新たな攻撃オプションを探るユナイテッドも今夏の予算と退団選手の顔ぶれ次第ながら注目しているという。 オルモは昨年6月にライプツィヒとの契約を2027年夏まで更新したが、この夏に5200万ポンド(約99億2000万円)のリリース条項が有効となるといわれる。 サー・ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなり、戦力も含め、生まれ変わりが期待されるユナイテッド。競合必至のオルモ獲りにトライするのだろうか。 2024.03.29 12:15 Fri

ブレーメルの将来やいかに…ユナイテッドが関心寄せるユベントスの屈強CB

ユベントスのブラジル代表DFグレイソン・ブレーメル(27)には現在、マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せる。 2021-22シーズンのセリエA最優秀DFブレーメル。この活躍でトリノからホームタウンを共有するユベントスへステップアップし、今季は出場停止1試合を除いたリーグ戦28試合でプレーする。 そんな男は現在、新たなセンターバックを求めるユナイテッドへの移籍が噂される。 イタリア『カルチョメルカート』によると、現役セレソンは2022年夏、移籍金4400万ユーロ(約71億8000万円)+ボーナス800万ユーロ(約13億円)でユベントス入り。もちろん非常に大きな取引だが、現在の推定市場価値6000万ユーロ(約97億9000万円)を下回るものだ。 契約解除条項5000万ユーロ(約82億2000万円)の存在も報じられる一方、2028年6月までとなっている現契約には、これが2025年を境に6000万〜7000万ユーロへ変動する内容も盛り込まれているとのこと。ただし、現段階では「検討に向けての口頭合意」があるに過ぎないという。 仮にもブレーメルをユナイテッドへ売却した場合、移籍金の10%を前所属トリノへ支払う義務が発生するユベントス。最終ラインの要をキープするか、手放して財政安定化に繋げるか… ブレーメルはおそらくユナイテッドにとって現実的な選択肢。若きジャラッド・ブランスウェイト(エバートン/21)、アントニオ・シウバ(ベンフィカ/20)はブレーメル以上に値が張る。 どちらにしても契約解除条項が満額支払わればユナイテッドへ向かうことになるブレーメルだが、今夏の動向やいかに。 2024.03.29 11:10 Fri

ニューカッスル、イナシオ獲得レースをリード? 今夏6000万ユーロの契約解除金支払いを検討か

ニューカッスルが、スポルティングCPのポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ(22)の獲得レースをリードしているようだ。ポルトガル『レコルド』が報じている。 今夏のステップアップが有力視されるイナシオは、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールといったメガクラブからの関心が噂される。 しかし、『レコルド』によると、現時点で獲得レースをリードしているのは、今年1月にも獲得への動きを見せていたニューカッスルだという。 マグパイズは来シーズンに向け、イナシオがディフェンスラインを強化するのに適した選手であると確信しており、6000万ユーロ(約98億5000万円)に設定されている契約解除金の支払いを検討しているようだ。 なお、スポルティングは今冬にレイションイスから同じ左利きのブラジル人DFラファエウ・ポンテロを獲得しており、イナシオの流出に備えている。 2024.03.27 06:00 Wed

ユナイテッドでのアムラバトは今季限りか 存在感薄く返却決意

マンチェスター・ユナイテッドがモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の買取りを見送ったようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 カタール・ワールドカップ(W杯)4強入りのモロッコで躍動し、昨夏にフィオレンティーナからユナイテッドにローン移籍したアムラバト。この移籍が実現するまで動向が注目される人気株だったが、インパクトを欠く。 もちろん、サイドバックで使われたりのチーム事情もあるが、今やコビー・メイヌーの台頭に押され、影薄く…。中盤の軸と目されたカゼミロも常時出場が叶わずにいるなかで、あまり活躍ができずにここまできている。 ローン移籍に900万ユーロ(約14億7000万円)を投じたユナイテッドは2000万ユーロ(約32億8000万円)+アドオン500万ユーロ(約8億2000万円)の買取オプションを持つが、行使しないことを決めたという。 となれば、2025年夏まで契約を残すフィオレンティーナに舞い戻るのが既定路線だが、ユベントス行きの可能性も。ミランもその候補だが、他の選手に重きを置き、ユベントスの方はスポーツディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏がファンのようだ。 2024.03.26 16:55 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly